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【2023 J2第11節】ザスパクサツ群馬 対 徳島ヴォルティス【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第11節はホームへ帰ってきての徳島戦。

3連戦のあと、ここで1週間空いて再びフレッシュな状態でゲームを迎えることになります。

対する徳島は今シーズン非常に苦戦しており、ここまでで5敗5分。

なんと未だに勝ち星無しという状態となっています。

試合前時点で2連敗中ではありますが、クラブから…いわゆる「お気持ち表明」が出されたタイミング。

この直後には早々負けない傾向があることも事実であり、群馬としては苦労している良いタイミングか…お気持ち表明ブーストの悪いタイミングか…。

 

今回はそんな徳島ヴォルティス戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※いつもはホームチームが左側ですが、徳島がエンドを入れ替えたため上記表記。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 3 畑尾大翔
24 酒井崇一
MF 15 風間宏希
19 岡本一真
36 中塩大貴
38 天笠泰輝
FW 7 川本梨誉
10 佐藤亮
17 山中惇希
28 長倉幹樹

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
DF 2 城和隼颯
MF 6 内田達也
33 細貝萌
FW 9 北川柊斗
14 白石智之
23 平松宗

 

群馬は前節から2枚を変更。

5連勝ならず…敗戦となったことで多少入れ替えはあると思っていたが、川上エドオジョン智慧が脳震盪で退場したことを考えると…といったところか。

エドのところに山中惇希が入り、平松宗に代えて川本梨誉が久々のスタメン復帰。

エドがベンチ外となるため、ここに白石智之が久々のメンバー入りとなり…実質18人を見れば代わったのは1人だけ。

 

連携面など、メンバーを固定したい理由もわかるが…もう少しメンバーを入れ替えても良いのではないかと思ったり。

この試合は1週間空いているためまだ良いが、今後は暑くなってきてからの連戦も考えると…現状の18人ではなく22~23人程度でローテーションしていきたいところか。

徳島ヴォルティス

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 ホセ アウレリオ スアレス
DF 4 安部崇士
6 内田航平
14 カカ
32 外山凌
MF 7 白井永地
10 杉本太郎
23 玄理吾
24 西谷和希
FW 8 柿谷曜一朗
9 森海渡

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 田中颯
DF 22 ルイズミ ケサダ
MF 11 杉森考起
20 児玉駿斗
27 櫻井辰徳
FW 16 渡大生
19 千葉寛汰

 

徳島は前節から1枚を変更し、浜下瑛に代えて安部崇が入る。

フタを開けて見ると予想フォーメーションとは違い、前節の途中から変化させた3バックでスタート。

安部の起用は3バックということもあったのかも?

 

最大の注目はやはり柿谷曜一朗であり、セレッソ時代の技ありヒールが記憶に新しいところ。

なんとなく群馬キラーのイメージもあり、彼を自由にさせないのがポイントになるだろうか。

他には突破力のある西谷和希と岡本一真のマッチアップも見どころになりそうな予感。

 

ベンチを見れば、やはりヴィッセル神戸からのレンタルであり前橋育英出身の櫻井辰徳だろうか。

あまり出場機会に恵まれておらず…どうにも監督の考えとズレがあるのかもしれないが…能力の高さは間違いないだろう。

試合経過

【0~15分】強風吹き荒れる群馬

今日の群馬は強風が吹き荒れ、なんと最大風速15m/sなんて予報もあったようだ。

いつも通りメインスタンド側から見て風は左から右に吹く形となり、コイントスで勝った徳島はエンドを入れ替えて風上を選択する。

これにより、前半は群馬のキックオフでスタート。

 

開始早々の3分、風間宏希内田航平のドリブルを止めると、自ら持ち上がる。

左サイドに流れてから右足アウトサイドを使ったパスを裏のスペースに送ると、ここに川本梨誉が飛び出して完全にオンサイド。

カカの対応でスローダウンさせられるも、川本の持ち味であるドリブル力で交わしきり角度は無くなったもののキーパーと1対1に。

ここで中に佐藤亮長倉幹樹が入り込んでおり、川本は中央へのパスを選択するも…これは通らず。

確かに角度は少なくなっていたが、右足に持ち変えており…十分に狙える位置だったと思う。

前節まではちょっと強引に自分で行き過ぎかな…と思う部分もあったが、この場面こそ強引にシュートで終わっても良かったかもしれない。

 

5分、徳島の右サイドからのフリーキックを蹴るのは外山凌

ファーへ送られたボールを大外で安部崇士が頭で折り返すと、これが風に乗ってゴールに向かう。

櫛引政敏がなんとか触るが、ボールはバーに当たり跳ね返りが岡本一真に当たりあわやオウンゴールに…。

しかし岡本はボールを両足で挟み込む形で保持し、なんとかライン上でかき出すことに成功。

こぼれ球を柿谷曜一朗に打たれるが、ここは畑尾大翔が身体を張ったブロックで弾き出しコーナーキックに。

絶体絶命のピンチではあったが、ここで簡単に失点しなくなったのは今シーズンの成長が見られるところ。

 

この直後のコーナーキックは中央でカカが頭で合わせるが、これがゴール前で酒井崇一に当たって内側にリフレクション。

こぼれ球を安部崇士が詰めるも、櫛引政敏がブロック。

これわずかに安部の方が反応が早く、実際櫛引よりも先に触ってシュートまで持ち込んでいるのだが…この時の櫛引の対応が凄い。

リフレクションしたボールを取りに行くのだが、安部の方が早かったためにすぐに身体で面を作ってブロックする体勢を作っている。

「だけ」じゃないが、今日も櫛引は相変わらずの守護神っぷりを発揮。

【15~30分】互いに気合いの入ったDF

16分、長倉幹樹がドリブルで運んで中にボールを送るも味方には合わず。

しかし徳島のクリアがミスになり、ボールは再び長倉に入る。

ここで長倉はボールを受けに下りてきた川本梨誉を使うと、川本は自身の裏を回る岡本一真にスルーパスを通す。

岡本が右足で狙うも…ポストに直撃して、跳ね返りをクリアされてしまう。

完全に1点もののシーンだっただけに決めきりたいところだったが…なんにせよ岡本がここまでしっかり入り込んできている形が作れているのは良い事である。

 

続く17分には佐藤亮がドリブルで突破を見せ、最後は強引にシュートまで持ち込むもブロックされてしまう。

ここは左の良い位置に山中惇希がいたために、使った方が良かったとは思うが…。

 

23分、徳島の左サイドからのフリーキックを蹴るのは白井永地

このボールが…やはり風で伸びるのか川本梨誉が触れずそのまま後方の酒井崇一に。

酒井は抜けると思わなかったか…予想外といった形で中途半端なトラップとなってしまう。

これがクリアできずに柿谷曜一朗の良いスライディングで回収され、立ち上がりながらそのままシュートを打たれてしまうが…櫛引政敏が正面でブロック。

柿谷のスライディングも見事だったが…そのあとの起きながらのシュートまでのモーションが速かった。

 

ここまでお互いに守備がしっかりと集中しており、どちらも決定機を作りつつも得点が奪えないという状態となる。

【30~45分】システムの変更

この試合はどうにも両WBの距離が遠い印象があり、後方でのビルドアップで苦労しているように見える。

連勝中は非常に距離感が良かったが、開幕直後の時のような…サイドの高い位置に張り過ぎておりボールが出てこない…という感じに見える。

徳島も3バックということで、WBが高い位置を取ることで相手のWBの位置を下げる…という効果もあるのだとは思うが。

いつも通り長倉幹樹が下りて受ける場所を増やしているのだが、さすがにもう長倉はどのチームにも警戒されているといったところ。

なんでも長倉は現在、J2では被ファール数が1位らしい。

これもあってか、この時間あたりから長倉が左サイドに下りずに中央に下りていく形が増える。

変わってボランチの風間宏希が外に開くような形をとり、多少関係性を変化させて攻撃の糸口を作ろうとしている。

 

36分、徳島がクイックリスタートで一気にボールを左サイドに展開。

西谷和希から中央に入れると、これをダイレクトで落とし、落とされて玄理吾もダイレクトで狙っていく。

わずかに枠を外れてくれるが、ダイレクトのダイレクトと…非常にスピードのある見事な崩しだった。

 

40分、徳島のスローインに両チーム競り合うも触れず、ボールは最終ラインの畑尾大翔まで流れていく。

これを畑尾がダイレクトでサイド裏のスペースに放り込むと、長倉幹樹が抜け出す。

ここは内田航平が対応するが、山中惇希がフォローに入り奪い返してクロスを送る。

川本梨誉がダイレクトで右足アウトを合わせるも…これはニアのネットを外から揺らす形に…。

こういったところを決めきりたい…。

しかし山中はここ数節途中交代で良いプレーを見せていたから驚きは無いが、今日は川本がいつもより躍動している印象。

加入当初は途中交代から、単独でのドリブルシュートなどを見せていたため…途中からでも機能するタイプかと思ったが…彼はスタートから徐々にリズムを作っていくタイプだろうか?

 

43分には徳島の左からのコーナーキック。

これは櫛引政敏がパンチングでかき出すも、こぼれ球を玄理吾がミドルシュートで狙う。

これも櫛引が抑えるが…このシュートは恐らく無回転で落ちたのだろう。

櫛引は完全に手がグーであり、両手揃えてパンチで跳ね返す形を取っていたが…手の下側に当たってボールが真下にこぼれるといった状態に。

敵味方入り乱れて見えにくかったというのもあるが、無回転かつ風も強いために予想よりも落ちたのではないだろうか。

 

こうして前半はお互いに決定機を作りつつも決めきれず、どちらかと言えば群馬としては風下を無失点で終えたと言えるだろう。

【45~60分】ボールを保持する時間は増えるも…

後半は徳島のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムでの交代は無しとなった。

 

46分、酒井崇一からのアーリークロスを長倉幹樹が頭で落とすも…これは川本梨誉には合わず。

しかし戻りながらとなった杉本太郎のクリアは不完全となり、こぼれ球を岡本一真がアウトサイドにかけながら狙うもキーパーの正面。

岡本もそろそろゴールが欲しいところ。

いつも良い位置にいるだけに、こういったところを決められる選手になれば…サイドバックながらシーズンで結構なゴールが狙えると思う。

 

47分、今度は徳島が右サイドからアーリークロスを送り込むと、森海渡が頭で合わせるも枠の外。

畑尾大翔が全く競れていなかったのが気になるところだが…あのようなアーリーで裏を取られる形になると対応が難しいのは事実。

とは言え、しっかりとラインをコントロールしてオフサイドポジションに置くか、オンサイドの時はしっかりと競れるようにしたい。

 

後半の出だしは徳島が勢いを持ち、前へ前へといったエネルギーを見せている。

対して群馬は少し後手に回ったか…ボールは保持するもその先に持っていけない展開となる。

【60~75分】ポストに嫌われる日

62分、川本梨誉がプレスをかけカカのパスミスを誘発。

回収した岡本一真が中央の風間宏希に付けると、風間は左サイドに大きく展開。

これを長倉幹樹が収めようとするがトラップミスとなり、結果的にその奥の山中惇希に通る。

山中はマイナスの優しいボールを長倉に折り返すと、ダイレクトで左足を振り抜くが…これもポスト直撃となってしまう。

風間のパスは本来大外の山中行きだったと思うが…コース上に長倉がいたことと、パスがちょっと弱かったために長倉が足を出してしまった…という形か。

まぁ結果オーライではあるが…なんとも今日はポストに嫌われる日となってしまった。

 

65分、群馬が先に動き天笠泰輝に代えて内田達也を投入する。

今日の天笠は悪かったというほどではないが、今までがとても良かったがために少し不満の残る出来となっただろうか。

 

75分、良い位置でフリーキックを獲得するとボールには佐藤亮風間宏希の2人が立つ。

距離的には狙っても面白いかなと思ったが、やはりここは佐藤が直接狙っていく。

しかしこれはスアレスがコースを読み切る形となり、ナイスセーブでコーナーに逃げられてしまう。

【75~90分】猛攻もゴールは割れず

76分、ここでやっと徳島が動き森海渡に代えて渡大生を投入。

80分には群馬が2度目の交代を使い、佐藤亮に代えて北川柊斗山中惇希に代えて白石智之を投入する。

 

81分には交代で入った北川柊斗が早々に右サイドの背後を取るが、ここは西谷和希が良い寄せを見せたこともありコントロールできず。

北川は今シーズン不慣れな右サイドでよくやっているが…本当であればFWで起用したいところだろう。

佐藤亮が非常に良い調子なので、この交代カードという意味では高木彰人の方が合っているかと。

高木の復帰はいつになるのか?怪我の直前には非常に良いプレーを見せていただけに、期待して待ちたいところ。

 

83分、ここで徳島も2度目の交代を使い内田航平に代えて櫻井辰徳玄理吾に代えて児玉駿斗を投入する。

84分には群馬が最後の交代を使い、川本梨誉に代えて平松宗を投入。

87分には徳島も最後の交代を使い、外山凌に代えてルイズミ ケサダ杉本太郎に代えて千葉寛汰を投入。

お互いに交代カードを使い、なんとか試合の流れを自分たちに引き寄せようといったところ。

 

直後の88分、ロングボールに抜け出そうとした岡本一真ルイズミ ケサダと交錯して転倒。

ファールの笛が吹かれるも大槻監督が激怒。

このシーンは後ほど。

 

90分、このファールで得たフリーキックを風間宏希がファーに送る。

風の影響もありスアレスが飛び出すも触れず、その奥で畑尾大翔が頭で合わせるが…ゴールライン上で柿谷曜一朗がかき出す。

跳ね返りを交錯を恐れず白石智之が飛び込んで頭で中央に折り返すと、酒井崇一がシュートを放つもカカがブロック。

 

93分には風間宏希からのフリーキックを、中塩大貴が頭で合わせるも枠の上に。

どちらも決定機を作り出しつつも決めきれず、ドローがふさわしい試合ではあったが…内容的にはどこかで決めきって勝ちたい試合となった。

しかしながら、まずは「連敗しない」という最低限の課題はクリアしたとして、次に繋げていきたい。

ピックアップポイント

88分のファールシーン

87分の交代で入った直後、ルイズミ ケサダのファーストプレーとなったファールだが…なぜカードが出なかったのだろうか?

プレーとしては、北川柊斗が一度下げたボールを酒井崇一が裏のスペースに放り込んだもの。

ここに抜け出そうとした岡本一真が、ルイズミ ケサダと交錯して転倒…という形になる。

 

大槻監督の「赤だよ赤!」という声が何度も聞かれ、珍しく?ゴール前から櫛引政敏も出てきて審判に猛抗議。

畑尾大翔は主将として抗議ではなく話し合いの姿勢を見せてはいるが、言っていることは抗議そのもの。

更には大槻監督は第4審に「見てただろ?(主審と)話しに行けよ!」と怒りは収まらない様子。

 

リプレイを見ると…完全にボールと無関係に身体をぶつけて岡本を止めに行っており、なぜカードが出ないのかは理解できない。

ケサダが肘で行ったように見えるのでレッドカードの印象を受けたが、スローで見る限り肘打ちというほどではなくショルダーからぶつかりには行っている。

リプレイの映像を見る限りでは、赤は厳しく…まぁイエローカードが妥当だろう。

 

しかしながら「肘打ちだ」という櫛引のジェスチャーに対して、ケサダが「肘じゃないだろ、どこ見てるんだ」といった様子で抗議にいったのは頂けない。

「肘じゃない」という主張は構わないが、ちょっとジェスチャーの感じが火に油にしか見えない…。

ケサダは日本語がどのくらい理解できているのか不明だが…1月に加入したばかりということを考えると、恐らく日本語は通じないのでは?

それもあってか櫛引のジェスチャーに対して必要以上に怒った…という部分はあるのかもしれないが…。

 

第4審が主審に何か進言したように見えるが、結果的にカードは無しのままとなった。

では、なぜこのプレーに対してカードが出なかったのか?

あくまでも予想でしかないが、個人的な結論はケサダのプレーを直接誰も見れていなかったから…となる。

疑わしきは罰せず…ではないが、VARが導入されていない以上、主審は自身の目で見たものとレフェリーチームによる助言でのみしかジャッジは下せない。

そのため、誰もケサダのチャージが明確に見れていなかったと思われる。

図にしてみよう。

 

だいたいの位置関係がこうなるが、まずは酒井崇一がボールを受けて前方にフィード。

この時に主審は当然、最初はボールの付近を見ていることになる。

蹴られる瞬間にボールの行先を予測し、そちらに目を向けるわけで…岡本ケサダの接触は見えているハズ。

見えてはいるが図のようにかなり距離があり…更には延長線上に選手が重なっており、何があったかまではよく見えなかった可能性がある。

主審のポジショニングとしては間違いとは言えず、ファールはあったものの…何があったかまでは正確に見えなかった…といったところだろう。

 

では副審はどうか?

こういったシーンではまずチェックするのがオフサイドポジション。

リプレイを見ても、オフサイドポジションを直接視野で見つつ、間接視野でキッカーとなった酒井を見ている。

蹴られてから直接視野でもボール側を見ており、ここで岡本ケサダの接触を確認し旗を上げる。

ただ立ち位置的にはケサダ岡本の進路をブロックして…というようにしか見えないだろう。

(ぶつかった瞬間にはまだ間接視野だった可能性もあるし)

よってファールは間違いないと判断し旗は上げたものの、カードが出るレベルかどうか…という判断は難しいと思われる。

 

さて、最後に第4審だが…これが正直わからない。

立ち位置としてはハーフラインの外側にいたようであり、一番よく見えている場所になるハズ。

であれば肘打ちではないものの、不必要に過剰な力で当たりにいったとしてカードの進言はできるかと…。

ただ…映像ではどうも中央付近を見ていたようで、岡本ケサダの接触は視界には捉えつつも…何があったかまではハッキリわからないとなりそう。

 

人間の目の構造上、間接視野で捉えている部分の明確な状況は把握できないのは事実。

ファールがあったからこそ「何で見ていない」と言いたくなるが…直接視野では違うところを捉えていたとしても仕方ないシーンではあるかもしれない。

結果的には「不運にも誰もハッキリと見ていなかった」となり、接触でファールは見えたものの…どの程度のコンタクトだったのかはわからない…となりそう。

そして群馬の抗議を見るに、何か大きなチャージがあったんだろうなとは思いつつも…「誰も明確に見ていなかったからカードは出せない」となる。

予算の都合でJ2にVARが導入できないというのも理解はするが…やはり何らかの対策は考慮していってほしいところである。

MOM

この試合のMOMは櫛引政敏としたい。

相変わらずの守護神っぷりを発揮し、チームの引き分けに大きな貢献をしてくれた。

櫛引だけでなく、DF陣は今日も高い集中力で粘り強い守備を見せたと思う。

 

攻撃陣も決して悪くなく…いくつか決定機を作ったどこかで決めきりたかった。

全選手がやるべきことはやりつつも…不運もあり得点が入らずといったところ。

もちろんこれを不運で片付けてはいけないが、決して悪い試合ではなかっただろう。

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