※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。
第38節はアウェーでの高地ユナイテッドSC戦です。
前節はホーム最終節となり松本山雅FCと対戦。
連勝を5に伸ばして、ホーム最終戦を有終の美で終えることとなりました。
そして今節が今シーズンの最終戦。
ここまで来たら6連勝という最高の形でシーズンを締めくくりたいところです。
目標としていたJ2への昇格はおろか、プレーオフ圏内すら届かないシーズンとなりましたが…個人的には当初から早々結果が出るとは思っておらず、クラブとしてもある程度の長期計画で考えているような気がしていました。
そういう意味では、この試合も勝って良い形でシーズンを終え、来シーズンに向けて更なる上積みを…と思うところです。
今回はそんな高知ユナイテッドSC戦をレビューします。
Contents
スタメン・フォーメーション

高知ユナイテッドSC
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 41 | アルナウ |
| DF | 2 | 吉田知樹 |
| 4 | 小林大智 | |
| 37 | 深川大輔 | |
| 72 | 福宮弘乃介 | |
| MF | 15 | 小林里駆 |
| 16 | 上月翔聖 | |
| 19 | 水野颯太 | |
| 26 | 須藤直輝 | |
| 88 | 工藤真人 | |
| FW | 9 | 新谷聖基 |
ベンチ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 21 | 大杉啓 |
| DF | 3 | 中田永一 |
| 25 | 今井那生 | |
| 35 | 松本光平 | |
| MF | 8 | 高野裕維 |
| 10 | 佐々木敦河 | |
| FW | 18 | 東家聡樹 |
| 20 | 杉山伶央 | |
| 39 | ジョップ セリンサリウ |
高知は前節から1枚を変更。
高野裕維に代えて小林里駆をスタメン起用。
ベンチでは三好麟大が外れ、ジョップ セリンサリウが入る形となった。
高知と言ったら…やはり小林心なのだと思うが、6月にベガルタ仙台に引き抜かれる形で移籍。
代わり…と言っては違うかもしれないが、V・ファーレン長崎よりジョップ セリンサリウが6月に加入している。
個人的に注目は水野颯太と須藤直輝の2列目コンビ。
水野は前回対戦でゴールを奪われたことも記憶に新しいところ。
ベンチではやはりジョップ セリンサリウだろうか。
他にも東家聡樹、高野裕維といった流れを変えることができる選手には注意が必要である。
ザスパ群馬
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 21 | キム ジェヒ |
| DF | 3 | 大畑隆也 |
| 22 | 高橋勇利也 | |
| 36 | 安達秀都 | |
| 43 | 野瀬翔也 | |
| MF | 11 | 加々美登生 |
| 27 | 藤村怜 | |
| 37 | 瀬畠義成 | |
| FW | 4 | 船橋勇真 |
| 7 | 西村恭史 | |
| 49 | 小竹知恩 |
ベンチ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 13 | 近藤壱成 |
| DF | 14 | 菊地健太 |
| 30 | 小柳達司 | |
| MF | 5 | 山口一真 |
| 6 | 米原秀亮 | |
| 15 | 風間宏希 | |
| 19 | モハマド ファルザン佐名 | |
| FW | 38 | 小西宏登 |
| 48 | 中島大嘉 |
群馬は前節からスタメンに変更は無し。
ベンチでは田中翔太に代えて、山口一真の1枚のみの変更となった。
注目はやはり西村恭史が二桁ゴールに乗せるかどうか…だろうか。
元々得点力には期待できそうな選手であり、前で使った方が良いのではないかと書いてきたが…ここまでとは思わなかったのが正直なところ。
そして意外にもワンタッチでのゴールがほとんどというのも驚いている。
そしてこの試合を前に、河田篤秀と船橋勇真の契約満了が発表。
河田は怪我がまだ治らないか…ベンチ外が続く形となったが、船橋は再びスタメンに。
正直船橋の右WB起用もこの連勝のキーだと思っているので…この契約満了は納得がいかないところ。
もちろんクラブ側の意向だけで決まるものではなく、もしかしたら(移籍などにより)延長オファーはしたものの船橋側に断られた可能性もあるのだが…。
ベンチでは山口一真、モハマド ファルザン佐名と流れを変える選手がいつも通り起用されるだろう。
山口は完全移籍を前提に…という期限付き移籍ではないかと思うが、ファルは来期どうなるか?
試合のことよりも来シーズンのことが気になり始めてしまっている…。
試合経過
【0~15分】チャンスはあったものの掴み切れず
前半は高知のキックオフでスタート。
高知は3-4-3(3-4-2-1)を基本フォーメーションとしながら、守備時には5-4-1という形を形成。
対する群馬はいつも通り3-5-2が基本となるものの、この試合では久しぶりに守備では4-4-2を採用した様子。
一応補足しておくと、右WBである船橋勇真が最終ラインに入る形で4枚を構成する形である。
前節や前々節などは、ブロックを作る際には小竹知恩も最終ラインに入り5枚で構成。
明確に3バックであったが、この試合では再び4-4-2となる様子(右SMFには安達秀都が外に出る形)
6分、船橋勇真が早めのタイミングで低いクロスをDFライン裏に送り込む。
ここに西村恭史がスライディングで飛び込んだが…触れたか触れなかったか…。
どちらにせよコースは変わらず、ボールはそのままキーパーがキャッチする形となった。
届かなかったものの、これは非常に惜しいシーンであった。
9分、群馬が高い位置からプレスをかけて高知のパスミスを誘発。
深川大輔のパスを小竹知恩がインターセプトすると、そのままループで狙っていくが…これは枠を外れてしまう。
確かにキーパーがバックパスを受けるためにゴールマウスを外していたが…十分に戻れており枠に行っていても対応されていただろう。
それよりも、中央で西村恭史がフリーになっており、ここを使った方が遥かに可能性は高かったと思うが…小竹も前節2ゴールを挙げていることもあり…といったところか?
この辺りの状況判断が良くなると、小竹は更に伸びそうな予感がある。
【15~30分】膠着した時間帯。高知の守備ブロックを崩せず
こうして序盤は群馬が2度ほど決定機を作ったが、このあとはなかなか両チームチャンスを作れない展開に。
高知が引いてゴール前を固める形を取っており、群馬がボールをキープしながら守備ブロックを崩していく…というのがこの時間帯。
しかし群馬もなかなか高知の硬い守備ブロックを崩し切れず…。
かと言って高知も、奪ったところからのカウンターは繋がらず…という時間帯となった。
少し気になるのは、この試合では小竹知恩が勝負を仕掛けられていないこと。
対応する上月翔聖に封じ込められている形となり、なかなかいつものような迫力ある突破を見せられないでいる。
さすがに小竹もここ数試合で目立ち過ぎたか…きっちりと対策されたと言えるだろう。
【30~45分】船橋の惜別弾
31分、高知がカウンターから、やや時間はかかったものの最後までやり切る。
右サイドから中央を経由し左サイドに広げ、水野颯太のクロスに新谷聖基が頭で合わせるが…これは枠のやや左に外れてくれる。
このボールに小林里駆が飛び込んだが、触れず…助かる形となった。
カウンターはしっかりと遅らせて、群馬も守備ブロックを作るまでは良かったが…このシーンは色々な個所で対応の悪さが目立つ。
これは後ほど。
39分、右からのコーナーキックを蹴るのは安達秀都。
ニアで高橋勇利也がドンピシャで合わせるも…これは惜しくも枠の上に外れてしまう。
合わせた位置はやや違うものの、前節のゴールを思い起こすような良い形であった。
43分、群馬が左サイドの高い位置でスローインを獲得。
これは一度後方に下げる形となったが、大畑隆也から高橋勇利也へパスを入れると、勇利也がゴール前にクロスを送り込む。
これを西村恭史が頭で加々美登生に落とすと、ややボールはズレたものの加賀美が上手くコントロール。
横の船橋勇真に落とすと、船橋がワントラップからきっちりとゴールに流し込んで先制!
既に退団が決まっている船橋の惜別弾となった。
勇利也のクロスの質はもちろんだが、西村のDF間への入り方、加賀美のボールコントロールと、全てが嚙み合った素晴らしいゴールである。
【45~60分】どちらもチャンスを活かしきれず
後半は群馬のキックオフでスタート。
両チームともにハーフタイムでの交代はなくリスタートとなった。
48分、水野颯太からのスルーパスに須藤直輝が抜け出すと、ゴール前に低いクロスを送る。
素早いカウンターで完全にやられた形であったが、野瀬翔也が素晴らしい猛ダッシュから前に入りこのクロスをインターセプト。
野瀬は大卒ルーキーで今シーズン25試合目。
恐らくチームで最も成長した選手ではないだろうか?
57分、船橋勇真、加々美登生、藤村怜とパスを繋ぐと、フジレンが空間を使った浮き球で船橋をポケットに走らせる。
船橋がこれをゴール前に折り返すが…これはクロスがそのまま外からサイドネットに当たる形でゴールキックに。
船橋はワンタッチをアピールするが、ゴールキックの判定は変わらず…。
結果的にクロスの質…となってしまったが、ゴール前の3選手は良いポジションを取れている。
西村恭史が最前線ニアに入り込み、小竹知恩がファーに、安達秀都はニア側ややマイナスでフリーを作っており、ゴールに迫る姿勢としてはかなり良くなってきていると言えるだろう。
58分、アルナウからのロングボールは野瀬翔也が跳ね返したが、このセカンドボールが瀬畠義成と水野颯太でイーブンのタイミングに。
結果的に水野が勝ったか…このボールが新谷聖基への絶妙なスルーパスとなってしまう。
抜け出した新谷が切り返しで大畑隆也を外し、右足で狙っていくが…これは枠の右に外れて助かる形となった。
【60~75分】追加点ならず
61分、高知ベンチが先に動く。
水野颯太に代えて杉山伶央、工藤真人に代えて高野裕維、新谷聖基に代えて東家聡樹と一気に3枚を代える。
63分には群馬ベンチも動く。
加々美登生に代えて山口一真、藤村怜に代えて風間宏希、小竹知恩に代えてモハマド ファルザン佐名とこちらも3枚代え。
69分には再び群馬ベンチが動き、西村恭史に代えて中島大嘉を投入する。
この交代はそれぞれそのままのポジションに入る形となった。
74分、瀬畠義成から最前線の山口一真にボールを入れると、山口がアウトサイドの船橋勇真へと広げる。
船橋がこれをダイレクトで低く山口に折り返すと、滑り込みながら合わせるも…これはアルナウが右手一本でセーブ。
こぼれ球は中島大嘉に収まったが…吉田知樹が良いスライディングを見せて奪い取りクリアされてしまう。
ここで追加点を決め切りたいところだったが…。
しかし高知の守備もなかなかにヤバいな。
例えば山口に対応した小林大智だが、船橋にパスが出てから一度も山口を確認していない。
そのためにきっちりとスペースでフリーを作られてシュートを許してしまっている。
【75~90分】逃げ切ったものの…
76分、高知ベンチが動く。
福宮弘乃介に代えて今井那生を投入する。
78分、下がりながら山口一真が安達秀都からパスを受けると、反転からファーサイドにクロスを送り込む。
これを中島大嘉が合わせるが…これは狙ったのだろうか?瀬畠義成への落としだったのだろうか?
どちらとも取れないような形でゴールの右に外れてしまう。
狙ったものの…上手くミートしなかったのならまぁ良いが、瀬畑への落としであれば…瀬畑はオフサイドポジションであった。
80分、風間宏希のパスがズレると、東家聡樹が瀬畠義成をかわして左サイドを持ち上がる。
一度外された瀬畑だが、再び後ろから追うも…手をかける形で倒してしまいファールの判定に。
これにイエローカードが出されて、瀬畑はこれが2枚目となり退場に…。
イエローが妥当なファールであったが、問題はその必要があったのかということ。
十分に野瀬翔也と挟み込める形であったし、中央は須藤直輝か?1枚であり距離的にも危険な位置ではなく、大畑隆也もいた。
既にカードを1枚持っている状態…ということを考慮しなくても、無理にファールで止めるようなシーンではなかったハズ。
まぁ根本は風間のパスミスが問題なのだが…。
81分、瀬畠義成の退場後のリスタート前に、高知ベンチが最後の交代枠を使う。
小林里駆に代えてジョップ セリンサリウを投入。
群馬は10人に減ったことで、安達秀都が瀬畑のいたアンカーに。
そしてその前に、右に山口一真、左に風間宏希とし、前線を中島大嘉1枚に減らす形で3-5-1とする。
87分、群馬ベンチも最後の交代枠を使う。
安達秀都に代えて米原秀亮を投入すると、ヨネはそのままアンカーに。
93分、高野裕維か?から素晴らしいロングボールが右サイド裏に送られる。
これを東家聡樹がダイレクトでゴール前に折り返すと、ファーで今井那生がダイビングヘッド気味に飛び込んだが…手前でワンバウンドという難しいボールとなったために…しっかりミートせず。
叩きつけ過ぎる形となってしまい、ブロックに入った船橋勇真が回収。
外に逃げながら山口一真にパスを繋ぐが、このパスが杉山伶央に当たったため、山口はそのままタッチラインに出す判断。
時間帯、状況を考えると山口の判断は素晴らしい。
(まぁこれがあっさり高知ボールになったりすることがあるのがJ3の怖さではあるが)
こうしてアディショナルタイム5分も経過し、まさかの6連勝ということに。
しかしこの試合に関しては、高知の決定力不足に救われた面も否めないのは事実。
あれだけ引いた守備を崩すのは困難ではあるが、2点目を決められるタイミングも複数あり、決め切っていればもっと楽な試合になっただろう。
とは言え、誰もが予想できなかったであろう6連勝という結果でシーズンを締めくくったのは、現状できうるベストな結果。
沖田監督続投と思われるので(これを書いている間に続投が発表された)、この勢いのまま来シーズンを迎えたいところである。
ピックアップポイント
31分のピンチシーンについて
今回は久しぶりにプレーをピックアップしたいと思う。
31分の高知のカウンターシーンだが、まずは一度はカウンターを遅らせることに成功。
完全に守備ブロックを整えた…とまでは言えないものの、ある程度選手は戻り切り守備陣形を構築はできた。
しかし水野颯太のクロスを新谷聖基に合わせられ、あわや失点というシーンに。
このシーンだが、水野のクロスのところも、新谷に対するマークも、ゴール前に詰めた小林里駆へのマークも全てがダメ。
最近の群馬はやっと守備が安定してきたが、久々に全部がダメと言えるような守備対応を見た。
まず水野颯太のクロスのところだが、福宮弘乃介からのパスを受けた形で水野はボールを持った。
この福宮についていたのが加々美登生だったのだが、福宮が裏に抜けたことでマークを船橋勇真にスイッチ。
であれば、水野に行くのは加賀美になる。
しかし加賀美はいかずに中を締めた形をとったため、船橋が遅れて水野に出ることになり…結果的にほぼノープレッシャーでクロスを上げられてしまっている。
(船橋は福宮にスライドしたため、加賀美に対して水野に行くように指示を出していた)
更に言えば、ここがあやふやなために野瀬翔也が船橋の裏を見る必要があり…外に引っ張り出されてしまっている。
続いて新谷聖基のポジション取りだが、後ろから遅れて入ってくる形となったためにDF陣の対応が難しいのは事実。
まず中央の須藤直輝だが、ここは大畑隆也が見ているのでOKである。
続いて後ろから入ってきた上月翔聖だが、ここもややズレはあるものの高橋勇利也がチェックしながらポジションは取った。
その奥から入ってきたのが新谷聖基となるが、ここを小竹知恩が…見てはいるようだが…対応できていない。
人体の構造上、このケースではボールとマークの両方を見ることができないため…どうしてもズレが生じやすいシーンなのは事実。
須藤直輝が大畑隆也の裏を取る形となり、高橋勇利也の意識も少しそちらに。
そのため小竹知恩が勇利也の見ていた上月翔聖に…という形でズレていくのだが、枚数は揃っていただけにしっかりと対応したかったところ。
最後にゴール前に飛び込んだ小林里駆だが、瀬畠義成が見れていないのが原因。
そもそも、野瀬翔也が外に引っ張られた時点でポジションがもう少し後ろで…野瀬のいたスペースを埋めるべきではなかっただろうか?
それでも入ってくる小林には対応できていたものの、クロスが自分の頭を超えてファーにいったことで…悪く言えば気が抜けて小林の存在を忘れている。
ファーからの折り返しを考慮して、再び小林の前にポジションを取り直さないといけないのだが…まぁ難しいのは事実か。
このように怪しい守備対応が3つあったことを考えると、ここで失点しなかったのはラッキーでしかない。
今シーズンは攻撃の構築に時間がかかり過ぎてしまったことがこの順位に終わった要因だろう。
守備は後から…の予定ではあったと思うが、予想以上に時間がかかり残留争いとなったことで…(仕方なく)守備を構築。
それが形になってきたことで終盤の6連勝となったと思うが、来シーズンは是非ともこのまま守備をしっかりと形にしてほしいところである。
MOM
この試合のMOMは船橋勇真としたい。
群馬での初ゴールはもちろんだが、この6連勝の大きなキーマンと言って良いだろう。
船橋が右サイドに入ったことで攻守のバランスが取れ、守備が安定するようになったのは何度か書いてきた通り。
欲を言えば…ワイドの選手としてもっと個人での突破力が欲しいところではある。
怪我に泣き、昨シーズンは確か出場がゼロであり…今シーズンもわずか13試合。
この2つが契約満了の理由と思われるが…この終盤の大活躍を見るともったいない限りである。
続いて名前を挙げたいのは野瀬翔也。
目立ったシーンはカウンターを潰したシーンくらいかと思うが、終始安定して守備を引き締めたと言える。
まだまだ粗削りな部分は多いが、シーズン初期と比べると大きく成長した選手と言って良いだろう。
このまま群馬の守備陣の中心選手となってもらいたい。
あとは惜しくも二桁にはならなかった西村恭史。
この試合でも惜しいシーンは作っており、来シーズンどこで起用しようかという嬉しい悩みに。
そもそもチームに残ってくれるのか…というところからではあるが。
(終盤の活躍度合いと年齢などを考えると、J2でもどこかから声がかかりそう)
もし残せるのであれば、このままFWとして起用するのか…それとも当初のように1.5列目2列目で起用するのか?
髙澤優也の満了も発表され、今後のチーム編成の注目ポイントの1つとなるだろう。

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