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【2021 J2第42節】大宮アルディージャ 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

前節は首位の磐田を相手に、終始集中して良いサッカーを見せてスコアレスドローに持ち込んだ展開でした。

新潟、磐田と上位相手に勝点1ずつを取れたことで残留が決定したかと思いきや…まさかの他会場の結果により最終節に持ち越しに。

しかもその最終節は共に残留を争う大宮戦。

状況的には残留の可能性が高いものの、この試合に負けて他会場の結果次第では降格となる大事な最終節となります。

そんな第42節、大宮アルディージャ戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

大宮アルディージャ

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 35 南雄太
DF 6 河面旺成
8 馬渡和彰
22 翁長聖
24 西村慧祐
MF 5 石川俊輝
7 三門雄大
10 黒川淳史
11 奥抜侃志
FW 9 菊池俊介
33 河田篤秀

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 31 上田智輝
DF 3 河本裕之
MF 43 山田将之
26 小島幹敏
FW 19 イバ
27 中野誠也
34 佐相壱明

 

大宮は前節から1枚代えで、小野雅史に代えて奥抜侃志が入る。

ベンチも多少変更があり、今シーズン限りで引退となる河本裕之がベンチ入りとなった。

数節前よりシステムを4-2-3-1に変更しており、この試合でも同じ形になるだろうか。

ハッキリ言ってしまえば…なぜここまで低迷してしまっているのかわからないメンバーが揃うが…。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 清水慶記
DF 3 畑尾大翔
14 平尾壮
25 小島雅也
32 渡辺広大
MF 7 加藤潤也
8 岩上祐三
11 田中稔也
33 細貝萌
FW 10 青木翔大
50 大前元紀

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 松原修平
DF 5 藤井悠太
22 高橋勇利也
MF 6 内田達也
19 白石智之
FW 9 北川柊斗
18 進昂平

 

群馬はスタメンは前節と変わらず。

前節太もも裏を押さえて負傷退場となった大前元紀は出場が心配されたが、スタメンに入っている。

大した事はなかったと見て良いのだろうか?

 

ベンチには大宮からのレンタルということで出場できない吉永昇偉に代わって久しぶりに藤井悠太が。

そして光永祐也に代えて、こちらも久々の高橋勇利也が入る。

更にはボランチを1枚減らして、中山雄登に代えて進昂平となった。

試合経過

1stシュートで得点

前半は大宮のキックオフでスタート。

3分、群馬左サイドからのスローイン。

受けた河田篤秀がファーにクロスを送るが黒川惇史のボレーはミートせずに助かるシーンが。

 

そして5分、再び迎えたピンチの芽は細貝萌が素早いプレスで潰す。

この辺りの判断の速さとプレスの強度はさすがの一言。

しかしボールは奪い切れずに、大宮は群馬右サイドから翁長聖がクロスを上げ、これを中央の菊地俊介が競り勝つもボールはファーに流れる。

このこぼれ球を河田にボレーで打たれてしまうも、合わせきれなかったか枠の上に。

 

直後の6分、最終ライン西村慧祐からのロングフィードが短くなり田中稔也がカットすると、そのままドリブルで運ぶ。

中央への切り替えしから左サイドの加藤潤也にスルーパスを通すと、KJは対峙したDFを交わしきらずに股を抜く技ありシュートをニアに放つ。

GKの南雄太としてはカットインからのシュートと読んだか、交わし切らないうちのシュートに意表を突かれた形で反応はしたものの届かず。

加藤の得意な角度からの見事なゴールとなった。

 

12分には前線で青木翔大が粘りに粘ってマイボールに。

これは一度下げて作り直しとなり、直接的にチャンスにはならなかったものの…青木らしい非常に良いプレー。

やはり前線でこういった体を張ってくれる選手がいると攻守にありがたい。

直後に同点弾にされる熾烈な争い

この試合、引き分け以上で残留が決まる群馬としては大きな大きな先制点となったが…早々に追いつかれることになってしまう。

15分、群馬右サイドで攻撃を作るも一度戻して逆サイドに展開。

群馬左サイドで受けた馬渡和彰が一気にスピードを上げて1対1を勝負する。

対応した小島雅也を振り切り、低く速いクロスをゴール前に供給すると飛び込んだのは河田篤秀かな?

平尾壮もしっかり付いていたために、もつれ合ってどちらが触ったのかわからないようなボールが…良いコースに転がってしまう。

これは完全にタイミングを崩され、バランスを失いつつも清水慶記が左手一本で止めるものの…このこぼれ球を菊地俊介に詰められてしまう。

これは正直仕方ないか…。

簡単に交わされてクロスを上げられてしまった小島…とは思うが、良い仕掛けからの良いクロスだったので相手を褒めるべきだろう。

飛び込んだ河田には平尾がしっかりとついていたし、こぼれ球を詰めた菊地のマークの渡辺広大はクロスに飛び込んで触れなかったので…このタイミングではマークできていなくても仕方ない。

キーパーの清水としても、クロスに直接合わせたシュートは反応しやすく…ああいったタイミングを崩されたボールは取りにくい。

むしろ1本目をよく触ったと言うべきだろう。

 

大宮としては他会場の結果次第で残留の目はあるものの、勝てば自力で決められることもあり…先制したもののやはりそう簡単なゲームにはならないか。

むしろ逆転に向けここから一気にギアを上げてくる大宮に対して、引き分けでも良しの群馬が受けつつカウンターを狙う展開となるだろう。

 

23分には群馬左サイドから再び高速クロスをゴール前に送られるも、これは清水がしっかりとキャッチ。

低く速い良いボールだったが、よくキーパーが取った。

これを弾かずにキャッチしてプレーを終了させたというのが大きい。

逆転弾と大宮の意地

31分には群馬の右サイドからの大宮のコーナーキック。

中央に送られたボールはお互いに誰も触れずにファーに流れることに。

ここに完全にフリーの形になっていた翁長聖が拾い、シュートを放つも枠の外に。

群馬はコーナーキックをゾーンで守っているので仕方ない部分があるが、この最も外がフリーになっているケースが多く…ここでやられた試合もあったはず。

最後まで今一つ修正しきれなかったところが気になるが…枠を逸れてくれたので助かった。

 

しかし34分、大宮が自陣で回していたところから群馬左サイドの馬渡和彰にボールが入る。

同点弾と同様に一気にスピードを上げ、今度は対峙した加藤潤也を振り切りラインぎりぎりからクロスを上げる。

これは恐らく意図したところではないのだろうが、ニアもニアの位置にいた菊地俊介に入る。

菊地は丁寧に落として、三門雄大が見事なミドルシュートをゴールに突き刺し逆転。

これも…クロッサーにあれだけ深く抉られてしまうとDFとしては守りにくく、菊地もよくペナルティエリアに侵入してくる三門を見ていた。

ここまで速くボールを動かされるとDFは後手後手になってしまうため、これもどこが悪かった…というよりは攻撃側を褒めるべきだろう。

もちろん三門のミドルシュートも見事だった。

今シーズン予想外とも言える苦戦を強いられ、まさかの残留争いとなっている大宮だが…やはり元J1チームの意地を見せつけた形とも言える。

 

逆転したこともありペースが少し落ちるかと思いきや、大宮の攻撃は止まらない。

38分にはロングボールで一気に群馬の右サイドの深いところを使ってくる。

対応した平尾壮が剥がされかけるが、ここはカバーに入った渡辺広大がクリア。

少し全体の距離が遠くなっており、もっとコンパクトにならないと厳しいだろう。

磐田戦では良くできていたのに…と思ったが、今日は大前元紀の運動量があまりにも少ないことが原因か?

磐田戦では良く走っていた印象があるが、あのくらい動いてくれないと…。

 

46分には田中稔也が良い突破を見せたがシュートは打たせてもらえず。

少し距離はあったが、もう少し早い段階で打てる時に打っても良かったのでは?

今シーズン通してシュートが少なく、大事に大事に、綺麗に崩そうとする弊害も最後まで変わらなかった。

進撃のストライカー

後半は群馬のキックオフでスタート。

今日は左サイドを崩されており、どうにも小島雅也の出来が悪いのが気になるところ。

小島も右で使った方が活きるだけに…イマイチだと言うのも可哀そうなのだが…サイドバック問題も枚数はいるものの結局シーズン通して解決できずに終わった形に。

 

56分には群馬右サイドからアーリークロスを上げられ、畑尾大翔のクリアが短くなったところを馬渡和彰にミドルシュートを打たれてしまう。

しかしこれのシュートは枠の外に。

引き分け以上で残留が決まるという試合で、少し早い段階に先制できたのが逆効果だったか?

あっという間に逆転されてしまったこともあり、全体のバランスがちぐはぐになってしまっている感が強い。

本来であればハーフタイムにしっかり修正されるべきところだが、後半もリズムは大宮で進むことに。

 

57分には大前元紀に代えて進昂平を投入。

接触も無く慌てて準備していた様子もないので、元々このくらいで交代するプランだったのだろう。

やはり前節での負傷の影響はあったようで、怪我を押しての出場となったが…正直あまり効果的な活躍は見せられなかったと言える。

結果論かつ大前には申し訳ないが、無理に使う必要は無かったのではないだろうか?

 

60分には群馬も反撃に出て、右サイドを平尾壮が突破。

早めにクロスを供給するがわずかに青木翔大の頭の上を超えてしまう。

しかしこぼれ球を群馬が回収し、再び右サイドの平尾を使う。

平尾は今度は縦に深く抜け出し再びクロスを供給。

ファーから一気に飛び込んだ進昂平が頭で合わせるも…シュートは南雄太の正面に…。

は決して大きくないが、これに競り勝つ辺り久々の出場にかける想いの強さを感じる。

そして平尾!

彼のクロスは良い時と悪い時の差があまりにも大きいが…良いクロスは本当にピンポイントで上がるのが特徴。

豊富な運動量も持ち味だが、SBとしては守備力が、SMFとしては技術力が少し足りないのだろう。

どちらが適所か悩ましいところだが、もう少し守備面が改善されれば右サイドバック問題は解決するかもしれない。

来シーズンの去就は不明だが…個人的には右サイドバックは小島平尾で良い争いをしてもらえば良いなと思っている。

どうしてこうなった?守備崩壊

61分にはその前でファールを取ってもらえなかった感はあるものの、カウンター気味の形で黒川惇史にクロスを上げられてしまう。

これは逆サイドを必死で戻った平尾壮が滑り込んでコーナーに逃れる。

難しいボールの処理にはなったが、見事に先に触ってコーナーにしたと言えるだろう。

平尾は本当にこの走力が素晴らしい。

 

62分、このコーナーキックはニアでスラされてファーに流れる。

再びこのファーがフリーになっており、三門雄大か?にシュートを打たれるもここは小島雅也がしっかりとコースに入りブロック。

こぼれ球を必死で守りかき出して難を逃れることに。

 

そういえば57分に投入された進昂平だが、どうやら大前元紀がいた最前線ではなく左サイドに入っているもよう。

加藤潤也が前に上がり大前の代役を務めることに。

ここまでの出来は非常に良いのであまり言いたくないが、左サイドハーフに入れるなら白石智之で良かったのでは?

しばらくベンチも外れていたと、ベンチに入り続けていた白石であり、しかもサイドハーフの本職も白石である。

この辺りの人選が自分には今一つよくわからないのが久藤監督なのだが…。

繰り返すが、代わって入ったの出来が悪いと言う意味ではない。

の出来はここまでかなり良いので、コンディション面などを考慮して…ということなのだろうか?

 

66分には平尾がグランダー気味のクロスをゴール前に送り、そこにが飛び込むも…再びシュートはキーパーの正面に。

のサイドハーフはあまり良いイメージが無かったが、この逆サイドからのクロスの入り方は良いものがある。

加藤潤也が比較的自由に動いているからゴール前に入りやすいというのもあるのだろうが、大前の離脱が確定的なだけに来シーズンはこの並びも面白いかもしれない。

 

しかしこの直後、このボールを大宮が最後尾から一気に前線にロングボールを送ってくる。

河田篤秀渡辺広大が競り合うが、この競り合いで広大が転倒。

フォローに入った畑尾大翔とキーパーの清水慶記の位置をしっかりと確認した河田はループを選択。

これが見事にゴールに吸い込まれていき3失点。

広大の転倒は痛かったが…これも畑尾清水も決して対応は悪くない。

もう一度打ったら入るかどうかというほどに、河田のシュートが良かったと言えるだろう。

冷静であれば清水もかろうじて触れたかもしれないコースだったが、広大の転倒で飛び出しかかっており、慌てて戻ったことも影響があるだろうか。

シュートがよく曲がって落ちたこともあり、少し目測を誤った部分もあるだろう。

触れないシュートでは無かったと思うが…状況を考えると清水のミスとは言えず河田のシュートを褒めるべきだろう。

動かないベンチ

71分には群馬も攻撃に。

左サイドからのスローインを受けた岩上祐三がゴール前にクロスを供給。

ファーで畑尾大翔が折り返すが、飛び込んだ青木翔大は合わせられず再び中央に折り返す。

これを進昂平が下がりながらのボレーでシュートを打つが枠を捉えることはできなかった。

 

74分には大宮が最初の交代に動き、奥抜侃志に代えて佐相壱明を投入。

2点差となっているが…群馬ベンチに動きはない。

 

79分には西村慧祐からのロングボールを平尾壮佐相が競り合うが、落下点を少し読み違えたか…慌てた平尾が空振りしてしまう。

佐相に拾われシュートまで持ち込まれるもこれは枠の外に。

ここまで良く走って気持ちの入ったプレーを見せてきた平尾だが…2点差となったこともあり集中が切れてきたか。

 

80分にやっと群馬ベンチが動くが、田中稔也に代えて白石智之の1枚代えのみ。

白石が恐らくベンチからの指示を細貝萌に伝えているが…何を伝えているのか。

この時はヴェルディと相模原が3-0となっており、このまま大宮に負けても残留が濃厚となっていたために、他会場の結果を伝えたものだと思ったが…。

試合後の久藤監督のインタビューによると、他会場の結果は選手に伝えていないらしい。

 

85分には大宮も動き、菊地俊介に代えて中野誠也を、河田篤秀に代えて河本裕之を投入。

そして91分に石川俊輝に代えて小島幹敏黒川淳史に代えてイバを投入し逃げ切り体勢に。

追う群馬はこのまま動かずに交代2回、3枚を残して試合終了となった。

ピックアップポイント

疑問の残る采配 交代枠を使わないのは正しいのか?

結局2点差を追う展開で、交代は2回3枚を残して試合終了となったわけだが…これは正しかったのか?

新潟戦と磐田戦は0-0で進んでおり、残留争い中の上位相手ということで「失点しないこと」が最重要だった。

それを考えると「交代でバランスを崩したくない」という判断は理解出来る。

個人的には好きな采配ではないが、どちらの試合でも勝点1をもぎ取っており正しい采配だったとなるのだろう。

 

しかしこの試合は2点差で負けているにも関わらず動かなかった…と言いたい。

他会場の結果は監督・コーチでは共有していたようで、大宮に負けても残留の可能性が高い事はわかっていたようである。

そして金沢が0-0で進んでいたため、このままでは金沢に順位で抜かれることもわかっていたことになる。

 

試合後の監督インタビューでも、2点目を取りにいったということを話していたが…つまり得点を取るために交代をしなかったということになる。

ベンチには攻撃的なカードとしては北川柊斗が残っていたが、青木に代えるよりは青木を引っ張った方が可能性が…という判断になるのだろう。

言い換えるとここで出番の無かった選手は、ベンチには入っているもののあまり戦力として計算していないとも言えるのではないだろうか?

奥野監督の頃からスタメンを固定してきたこともあり、久藤監督の交代策を見ても…スタメン陣とベンチ陣には大きな評価の差があるように見える。

そう考えるとこの采配も納得は出来るのだが…北川はチームトップの4ゴール。

白石も短い時間である程度の結果を見せている。

藤井悠太内田達也は、この試合では展開的に使いどころがなかったが…高橋勇利也は今日の出来の悪い小島よりも評価が低いということになるのだろう。

光永祐也高橋勇利也というレフティーがいたにも関わらず、どちらも左サイドバックに定着できなかったのだが…それほど大きな差があっただろうか?

小島は右サイドバックなら現チームのファーストチョイスだと思うが、左サイドバックは苦肉の策だろう。

シーズンを通して、もう少し控え陣にチャンスがあれば…違った展開になったのではないかと思わずにはいられない。

来季の妄想

現時点では全メンバーの去就は不明。

唯一大前元紀のみ、J1に昇格する京都に移籍する…という報道が出ているものの決定したは報じられていない。

(こういった報道が出る時点で、ほぼ決まっているのだが)

 

ということで、来シーズンに向けて好き勝手に陣容を考えたいと思う。

まずは怪我から復帰しなかったこともあり、状態が心配ではあるが…大武峻を完全移籍で取りたいところ。

大武が残れば、畑尾とのコンビに広大がリザーブとなりかなり安定したCBが期待できる。

怪我が多いのが気になるが…藤井もプレーは計算できるので、川上城和の若手とバランスも良いだろう。

大武が取れなければここは補強ポイントになってしまう。

 

ゴールキーパーは守護神の清水で何の問題もない。

そこを松原が支える現体制を望むが、松原が出場機会を求めて退団…という可能性はあるかもしれない。

問題はサイドバックであり、せっかくのレフティー2枚だったのだが…ダメという判断なのであれば左サイドバックが補強ポイントになるだろう。

右は小島平尾、欲を言えば大宮から吉永を取りたいところ。

 

ボランチは細貝岩上の残留に全力を注げばJ2屈指のコンビと言えるだろう。

内田中山はゲームを作れるタイプではないので、控えに1枚欲しいが…奥村の成長に期待したいところ。

個人的には攻守にバランスの取れた、ジャスティンのボランチ起用を期待しているのだが…もう一伸びしてくれないとポジション争いには入ってこれないか。

細貝の年齢とプレースタイルを考えると、計算出来る選手が1枚は欲しいだろう。

 

サイドハーフは加藤潤也を残せるかどうか…。

残れば加藤田中白石となるが…大前退団を考えるとここも補強ポイントになるだろう。

残留してくれたとしても、今日のようにKJは前で使っても面白い。

田中もサイドよりは前の方が活きるので、青木のパートナーを加藤田中で選ぶことになるか。

青木は代役不在があまりにも痛く、更には終盤の大活躍で引き抜きが心配されるが…。

北川は全くタイプが違うので、純粋にストライカーとして勝負してほしいところ。

 

思う事は色々とあるが、現チームの主力をなるべく残して毎年毎年積んでいきたいと個人的には思う。

それも時には必要なのだろうが、いつぞのように昨年の選手が数人しかいない…なんてチームには未来はないと思う。

MOM

この試合のMOMは…加藤潤也としたい。

正直磐田戦と同じチームとは思えないくらいに酷い試合であり、MOMも選びにくいところがあるが…。

 

先制点は本当に素晴らしく、らしいシュートだった。

カットインからファーへ巻くようなシュートを誰もが想像しただろうが、そこを0.5テンポ早くニアに打ち抜いた見事なシュート。

もファーを警戒してステップを取り直しているが故に、良い反応は見せたがこのシュートは止められなかったと言えるだろう。

 

大前が下がってからは中央に入り、普段とは違う役割を果たした。

サイドハーフはもちろんだが、恐らくトップ下気味でのプレーもかなり期待できるため、4-2-3-1での起用が面白いんじゃないかと思ったりも。

来季は残ってもらえるか…という心配がある選手だが、攻撃は彼を中心にしてチームを作っても良いのではないだろうか?

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