※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。
前節はアウェーでのモンテディオ山形戦。
見事なアディショナルタイム弾にて勝利を得ましたが、山形の決定力不足に救われた面も。
そして審判の判定基準の甘さにより、怪我人も出るなど両チームにとって後味の悪い試合となってしまいました。
今節の栃木シティ戦により、5連戦が終わることになりますが…なかなかにハードな連戦が続いています。
控えメンバーも含め、チームの総合力が試される試合となりそうです。
今回はそんな栃木シティ戦をレビューします。
スタメン・フォーメーション

ザスパ群馬
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 13 | 近藤壱成 |
| DF | 3 | 大畑隆也 |
| 14 | 菊地健太 | |
| 43 | 野瀬翔也 | |
| MF | 7 | 西村恭史 |
| 25 | 中野力瑠 | |
| 36 | 安達秀都 | |
| 37 | 瀬畠義成 | |
| FW | 2 | 田頭亮太 |
| 17 | 百田真登 | |
| 38 | 小西宏登 |
ベンチ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 16 | 志賀一允 |
| DF | 26 | 秋元琉星 |
| MF | 4 | 玉城大志 |
| 6 | 米原秀亮 | |
| 19 | モハマド ファルザン佐名 | |
| 20 | 下川太陽 | |
| FW | 18 | 田中翔太 |
| 29 | 松本皐誠 | |
| 99 | 中島大嘉 |
群馬も前節から3枚を変更。
下川太陽、藤村怜、中島大嘉に代えて、安達秀都、瀬畠義成、百田真登をスタメン起用。
下川と中島はベンチスタート、フジレンはベンチ外となった。
ベンチは特に変わりなしと言って良いだろうか?
フジレンがベンチ外となったが、瀬畠義成がベンチ外からスタメンとなったため、20名中だと1名の入れ替えのみとなった。
注目選手の前に気になるのはやはりフジレンだろう。
連戦が続いたことで休養なのだと思いたいが…ベンチにもいないとなると怪我の可能性もあるか…。
正直フジレンがいないと中盤が機能しない、と言ってしまっても良いレベルなので怪我であると厳しい。
さて、注目はそんなフジレンの穴を埋められるか…というところで瀬畠義成と安達秀都となるだろう。
三者三様でプレースタイルは異なるが、違った形ではあるものの求められる結果としては同じになるのではないだろうか?
それぞれの武器を有効に発揮し、最終ラインと最前線を円滑に繋ぐことを期待したい。
そして一気にポジションを掴んだ感のある中野力瑠も注目。
高校時代には世代屈指のCBという評価もあったが…正直守備面は物足りなさが目立つ。
が、この辺りは高校とJリーグのレベル差(技術面だけでなく体格面等も含め)だろうか。
経験を積むことで守備力は向上してくるだろう。
それ以上に楽しみなのは独特の攻撃センス。
ここに磨きがかかればWBやSBはもちろん、3CBの一角からの攻撃参加なども面白い存在になりそうである。
栃木シティ
スターティングメンバー
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 31 | 相澤 ピーター コアミ |
| DF | 17 | 知念哲矢 |
| 22 | 鈴木裕斗 | |
| 28 | 小西慶太郎 | |
| 33 | 乾貴哉 | |
| MF | 6 | 加藤丈 |
| 9 | 鈴木武蔵 | |
| 18 | 加藤大 | |
| FW | 23 | 吉田篤志 |
| 32 | 小池裕太 | |
| 99 | 平岡将豪 |
ベンチ
| ポジション | 背番号 | 選手名 |
| GK | 16 | 児玉潤 |
| MF | 7 | 森俊貴 |
| 20 | ペドロ アウグスト | |
| 26 | 宇都木峻 | |
| FW | 8 | 山下敬大 |
| 19 | ダヴィド モーベルグ | |
| 24 | 西谷和希 | |
| 77 | 田中パウロ淳一 | |
| 88 | 升掛友護 |
栃木シティはなんとスタメンの10名を入れ替え。
知念哲矢以外は全て入れ替えということになった。
前節スタメンの選手では奥井諒とマティ ヨニッチがベンチ外となり、残りの8名はベンチスタートとなっている。
(ヨニッチは累積により出場停止)
ベンチを含めた20人で見ると、奥井とヨニッチが外れ、鈴木裕斗と宇都木峻の2枚の交代のみ、となるか。
注目は前回対戦でゴールを奪われている吉田篤志。
そして鈴木武蔵あたりが攻撃面では要注意となるだろうか?
前回対戦と言えば、怖さを感じた西谷和希は今日はベンチスタート。
途中から入ってくるとなると、余計にここは警戒が必要だろう。
途中出場と言うことでは、ベンチにいるのはモーベルグ、田中パウロ淳一といった辺りも危険である。
特にモーベルグは2022年の浦和での活躍のイメージが強い…。
栃木シティと言えば岡庭裕貴が気になるが、第12節の栃木SC戦以降ベンチ外となっているようである。
特に怪我などの情報はないようだが…。
試合経過
前半
前半は栃木シティのキックオフでスタート。
立ち位置を見ると、どうやら群馬は今節も守備は4-4-2を採用した様子。
攻撃時には前節同様に、野瀬翔也と大畑隆也で2バック状態。
その前に瀬畠義成をアンカーに、右に安達秀都、左に田頭亮太。
両WGはそのまま中野力瑠と田頭亮太となり、百田真登を頂点に右に中野力瑠、左に西村恭史といった形。
2-5-3と言えるような形になる。
7分 パスが繋がらずピンチを迎える
いつものように下からビルドアップをしていく群馬。
ボールを動かしつつも、なかなか栃木シティのプレスを剥がせない。
近藤壱成から西村恭史か?への長めに入れたボールが小西慶太郎にカットされると、そのこぼれ球を吉田篤志がシュートする。
このシュートは近藤の正面となったが、やはりこういったミスからすぐにピンチを招くのはこの戦術の難点である。
18分 同様の形からピンチを迎える
近藤壱成からやや長いボールが百田真登に入ると、ここは知念哲矢に潰されるが、ボールが菊地健太に入ったこともありプレーオンの判定に。
しかしここはその流れで上手く運べず、一度後方に下げて作り直す選択となる。
再び近藤までボールを下げると、2CBの間を通して瀬畠義成にパスを送るが、瀬畑のフリックが安達秀都に合わず栃木シティボールに。
回収した加藤丈から鈴木武蔵、鈴木裕斗と繋ぐと、右サイド深い位置から鈴木裕斗がクロスを送る。
これを吉田篤志に頭で合わせられるが、このシュートは枠の上に外れてくれる。
このシーンが顕著であり、今シーズンの勝てなかったときの失点の仕方に似ているが…中盤や低い位置で失うと、高い位置を取っているSB(3バックの時にはWBだが)の裏に大きなスペースが生まれてしまう。
2CBとキーパーの3枚で数的優位を作り…というのは考えとしては面白いのだが、やはり失い方が悪いと2枚しかいないために横のスペースががら空きなのである。
1試合だけ採用した(八戸戦)通常の3バック形式で良いと思うのだが、沖田監督としてはやはりこの2バック形式をやりたいのだろう。
27分 ピンチを迎えるも、判断ミスもあり助かる形に
栃木シティの最終ラインに対して高い位置までプレスに行った群馬だったが、西村恭史のプレスは小西慶太郎に剥がされてしまう。
しかし小西からの縦パスは吉田篤志には合わず、野瀬翔也が回収。
横の菊地健太に預けると、ここから良い縦パスを西村に入れる。
西村が安達秀都に落とすが、ここは吉田に潰される形でロスト。
ノーファールの判定となり、吉田がそのまま自らボールを持ち運んでいく。
枚数としては4対4だったが、中野力瑠は完全に後ろとなっているため実質3対4の数的不利状態。
結局吉田が自らシュートを放ったが、これはミートしなかったか、あまり威力は無く近藤壱成がしっかりとセーブして難を逃れる。
健太も遅れたところから追いついた形となったため、野瀬も吉田に対して出て行っており、栃木シティから見ると左サイド、小池裕太と鈴木武蔵が空いていた。
正直なぜここを使わなかったのか…というレベルであったが、群馬側からすると吉田が強引にシュートを放ったことで助かる形となった。
41分にはペナルティエリア内で百田真登が倒され、PKか?というシーンがあったが…ここは笛を吹いてもらえなかった。
前半は正直言ってこのように栃木シティの時間と言ってよく、群馬としてはほぼほぼチャンスを作れずに終わってしまう。
やや風の強い日となり、群馬が風上側となったが…それを上手く活かすこともできなかったと言える。
群馬の風の特徴ではあるが、常に風が吹いているというわけではなく…時折突風のような形になるため難しいのは事実。
しかし最終ラインからのロングボール(特に右サイドの小西宏登側)が、風に乗ってしまい長過ぎる…というシーンが多かった印象。
ある意味では風下となる後半の方がやりやすい部分もあり、ここはしっかりとハーフタイムで修正して後半に臨みたい。
後半
後半は群馬のキックオフでスタート。
ハーフタイムで群馬ベンチが動き、安達秀都に代えて下川太陽を投入する。
安達は久々のスタメン起用であったが、あまり良さは見せられなかったと言える。
が、個人的には安達よりも瀬畠義成の方を変えた方が良いのではないかと思う前半の内容であった。
まだ前半が終わったに過ぎないが、本当に藤村怜の存在感の大きさを感じさせる試合となっている。
このハーフタイムで投入された下川だが…トレードマークとも言えた金髪が黒髪に!
単に髪を切った際に黒く染め直した…イメチェンなだけならいいが、「金髪→黒髪→移籍」という図式が…。
最近だと山中惇希とか、城和隼颯とか…。
48分 百田のシュートは枠を捉えられず
野瀬翔也から、右ワイドの小西宏登に良い縦パスが入ると、小西はこれを更に縦に流す。
ここに内側から中野力瑠が入り込むと、ゴール前にクロスを供給。
これを百田真登が頭で合わせたが、なんと枠の左に外してしまう。
ここは絶対に決めておきたいところだったが…。
しかし野瀬、小西、中野と良いパスからチャンスを作り出し、中野は今回は以前の弾丸クロスではなくフワッとしたボールを完璧に合わせた。
やはり中野の攻撃センスは面白いものがある。
百田も今回は外してしまったが、難しい弾丸クロスを叩き込んだ試合といい、中野との相性は良さそうである。
54分 鈴木武蔵のシュートは枠の左に
自陣でビルドアップをする群馬だったが…栃木シティのプレスがかいくぐれずに徐々に追い込まれる形に。
最終的に大畑隆也が長いボールを蹴っていくが、ここは誰もおらず小西慶太郎が跳ね返していく。
セカンドは菊地健太が頭で繋ぎにいったが、これが瀬畠義成には合わずに加藤大が頭で平岡将豪に繋いでいく。
平岡がこれを外にフリックすると、ここに入り込んだ鈴木武蔵がワントラップから左足で狙っていくが、このシュートは枠の外。
このシーンだけを見れば健太と瀬畠の連係ミスではあるが、大元はその前のビルドアップだろう。
今日はなかなか糸口を見つけられず、それもあってか西村がかなり低い位置まで降りてきてしまうケースも多い。
いや降りてくることが悪いわけではないのだが、降りてくることにより百田真登が孤立し、先ほどのようなロングボールが収まらないという面がある。
逆に西村が降りてこないと中盤から前にボールが行かない…とも言えるが。
この辺り、普段は藤村怜が上手いこと捌いているのだが…。
54分 似た形で右サイドからチャンスを作るが
48分のシーンと同じように、再び小西宏登と中野力瑠でチャンスを作り出す。
サイドライン際で小西がボールを受けると、少しカットインからインナーラップした中野へスルーパス。
ゴール前には百田真登と田頭亮太、やや後方から西村恭史と3枚が入り込んだが…中野のクロスは精度を欠きそのままゴールラインを割ってしまう。
しっかりと中を見ていたこともあり、恐らくはシュートを狙ったのではなく低く速いクロスをDFラインとキーパーの間に…という形だったのだと思う。
恐らくファーで田頭が触って押し込むようなイメージだったのだろう。
55分 再び右からチャンスを作り出すも
右からのスローインは後方に下げて、ビルドアップを狙っていく群馬。
大畑隆也のところでやや出しどころに困った印象もあったが、ここは西村恭史が降りてきて引き出す。
再び大畑に戻すと、今度は下川太陽が良い形でボールを受けて反転。
中野力瑠にパスを送ってここから攻撃のスイッチが入る。
中野が右の小西宏登に広げると、小西が縦に仕掛けてゴール前にクロスを送り込む。
ファーで田頭亮太が滑り込んだが…惜しくも触れずにボールは左サイドのラインを割ることとなった。
あと少し…と言ったところであり、田頭が触れていれば1点だっただろう。
今のシーンは下川が良いところで受け、前を向けたのが大きい。
60分 吉田のシュートは近藤がコーナーに
自陣左サイドの深い位置でスローインのリスタートとなった栃木シティだったが、ここから一気にチャンスを作り出す。
小池裕太が良い形で受けて群馬のプレスを抜けると、ここから右サイドの吉田篤志に展開。
ややマイナスのボールとなり勢いは無くなってしまったが、吉田がここからドリブルで仕掛けていく。
縦に突破していくかと思ったら、ややゴールまで距離はあるもののカットインから強烈な左足を振りぬくと、ここは近藤壱成が触ってコーナーに逃げる。
コースはやや甘く、近藤もしっかりと準備していたものの…パンチ力は素晴らしくまさに「コーナーに逃げざるを得なかった」と言える強烈なシュートであった。
64分、74分、78分、81分 両チーム交代カードを切っていく
流れの中でも群馬ベンチが先に動き、64分に田頭亮太に代えてモハマド ファルザン佐名を投入する。
正直田頭はここ数試合、この左SMFや左WBで起用されているが…ここまでフィットするとは思わなかった。
積極的な攻撃参加が目立つ選手なので、高い位置の方が面白いとは思っていたが…左でここまで活き活きとプレーするとは…。
ファルはそのままの位置に入ることとなると思われ、ここは田頭とは違った持ち味、特にドリブルでの突破などを見せたいところ。
74分に栃木シティベンチが動くと、小池裕太に代えて田中パウロ淳一、平岡将豪に代えて山下敬大、吉田篤志に代えてダヴィド モーベルグと3枚代え。
5連戦の最終日ということもあってか、なかなか両者ともにゲームが動かせないでいる。
ある意味では塩試合とも言えるような低調な時間が進むと、78分に再び群馬ベンチが動く。
瀬畠義成に代えて中島大嘉、菊地健太に代えて田中翔太を投入する。
どうやら田中は右SBに入るようで、中野力瑠が左SBに移動。
中島は当然最前線に入るので、西村恭史が中盤に降りるようである。
約3分後の81分には栃木シティも2度目の交代枠を使う。
鈴木裕斗に代えて升掛友護が投入される。
82分 ゴールキックからピンチを招く
群馬のゴールキックは近藤壱成が長く蹴っていったが…なんとこれがセンターサークルで鈴木武蔵に入ってしまう。
ここから右サイドに流れていくダヴィド モーベルグに送ると、モーベルグは中野力瑠を相手に縦に勝負。
一気にゴール前に迫ると、自分でも十分狙える角度があったがゴール前の田中パウロ淳一に折り返しを選択。
パウロに合ったが、ここは野瀬翔也も足を出し、ボールはゴールラインを割ってコーナーキックに。
これは本当に危なかった。
このコーナーを跳ね返すと一気にカウンターのチャンスとなるが、小西宏登からのパスを受けた中島大嘉がファールを受ける形で潰されてしまう。
中島が入るとこういったところで身体を張れるのが大きい。
85分 再び自分たちのミスからピンチを招く
加藤丈からのパスは下川太陽が滑り込み足に当てると、ボールは一気に近藤壱成のところまで。
近藤は胸トラップでコントロールしたが、山下敬大がプレッシャーをかけにきたところで手でキャッチ。
ボールは下川の足に当たってキーパーに戻っているが、下川のはプレーとは判断されないため、これはバックパスにはならない。
近藤から縦位置で下川太陽にボールを入れるが、ここで3人に囲まれる形でロスト。
回収したダヴィド モーベルグがカットインからシュートを狙っていくが、これは枠の上に外れてくれる。
下川のミスと言ってしまえばそれまでだが、周囲のフォローもなかったように見える。
連戦の疲労もあるだろうが、こういったつまらないミスで試合を落とすのは本当にもったいないの一言。
ここで失点してゲームを失った可能性も十分に考えられるので、大いに反省したいところである。
86分、91分 両チーム交代カードを使い切る
最後となる3回目の交代は栃木シティが先に動く。
86分に加藤丈に代えてペドロ アウグストを投入する。
群馬はアディショナルタイムに入った91分に百田真登に代えて松本皐誠を投入する。
この交代はこの先の得点と言うよりは、PKを考えて…となるだろうか?
そしてこのままアディショナルタイム4分が過ぎ、試合はスコアレスのまま終了。
PK戦へと突入することとなった。
PK戦
先行は栃木シティとなり、最初のキッカーはダヴィド モーベルグ。
ある意味でキーパーが絶対に取れないであろう速度とコースに完璧に蹴り込んでリードを奪っていく。
群馬のキッカーは中島大嘉だったが、なんと枠の上に外してしまう。
特にダフった様子でもないので、中央上を狙いに行った結果、やや上に行き過ぎたとなるだろうか?
続く栃木シティは田中パウロ淳一だったが、これまた狙い過ぎたのか…左のポストを直撃し外れていく。
群馬の2人目は西村恭史。
前2人が外している中、冷静にキーパーを先に動かして逆に丁寧に流し込んでスコアをイーブンに戻す。
3人目は山下敬大が左隅に蹴ると、近藤壱成は反応していたが触れず。
これまたキーパーが絶対に届かないコースと速度できっちりと蹴り込んだ。
群馬はPK要員として投入された(のだろうか?)松本皐誠だったが、コースが甘く相澤ピーター コアミに止められてしまった。
4人目は鈴木武蔵が先にキーパーを動かして逆を突いてリードを奪う。
群馬の4人目は中野力瑠。
外したら負けが決まるプレッシャーのかかる場面ではあったが、冷静に右に流し込んで望みを繋ぐ。
中野はパワータイプに見えるのだが…こういったところも上手い…というかセンスを感じるんだよな。
こうしてわずかな望みを繋いだが、栃木シティ5人目のペドロ アウグストが、これまたキーパーが取れないとされるサイドネットに叩き込んで試合終了。
完全に1枚も2枚も上をいかれたPK戦であった。
そもそもゲーム内容としても完全に負け試合であり、勝点1を奪えたことが御の字と言える。
今シーズンは特別シーズンのため、PKで勝つか負けるかも違いがあるが…通常シーズンであれば負けに等しい試合を引き分けに持って行ったという評価はできるだろう。
スケジュールや怪我人の多さなど、考慮すべきことはあるが…選手層の薄さを感じた5連戦であった。
ピックアップポイント
悪い時は悪いなりに
正直このゲームは特に書くことがないような試合であった。
悪い時の群馬と言った印象の試合であり、連戦の疲労もあってか動きが重いゲームとなった。
動きに重さを感じるのは栃木シティも同じではあり、やはり5連戦はどこのチームにとっても厳しいことが伺える。
そんな中でも栃木シティは先発を10人代えてスタートし、交代カードでギアを上げていったゲームと言えるだろう。
決定力がもう少しあれば、この試合は負けていたと思う。
群馬DFが身体を張れるようになってきて失点が減っているのは間違いないが、この試合に関して言えば…群馬DFの頑張りというよりは「外してくれた」というシーンが多かった。
しかしそういった運に助けられた部分はあったにせよ、こういった悪いゲームでも勝点が取れるようになったのは進歩だろう。
課題も多く、藤村怜の不在がやはり痛い。
本来は米原秀亮や神垣陸などが代わりを務めることになるのだろうが、怪我明けからコンディションが上がってこない印象のヨネ。
そして恐らく怪我で離脱しているのではないかと思われる神垣…。
現状だともったいない気はするが、西村恭史をボランチに置くのがベストになるだろうか?
悪い時は悪いなりに乗り切った試合となったが、残り2戦(プラスプレーオフラウンド)どうなるか?
1週間空くので、まずはしっかりと回復して次の秋田戦を迎えたい。
MOM
この試合のMOMは中野力瑠としたい。
小西宏登との相性も良いようで、インナーラップからのクロスや、後方でフォローからのクロスなど、良い形でゴール前にボールを供給できている印象。
何度も書くが攻撃センスは良いものを感じさせ、このまま磨いて行ったら面白い存在になりそうである(その時には群馬にいなそうだが…)
守備面では課題も多く、この試合では特に左サイドに移ってからはモーベルグに苦戦。
とは言えモーベルグは正直別格なのも事実か。
短時間ではあったが、別格であるモーベルグを相手に学ぶことも多かったのではないだろうか?
他は後半頭から入った下川太陽。
投入直後は素晴らしいプレーが多かったが、徐々にミスが目立ったのが気になるところか。
(下川だけのせいではないが)
あとはモハマド ファルザン佐名。
怪我明けから徐々にコンディションを戻してきている印象を受け、そろそろ完全復活となりそうな予感。
田頭亮太が良いこともあり、ここはライバル争いが面白くなりそうである。

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