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【J2・J3百年構想リーグ第1節】SC相模原 対 ザスパ群馬【レビュー】

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※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

雪のため延期となっていた第1節のSC相模原戦です。

前節はホームに秋田を迎え、風上の前半は圧倒したものの…風下となった後半は苦しんだ試合でした。

そこから中3日で、中止となっていた開幕戦の代替試合が開催される形となっています。

対する相模原はホーム続きで移動はないものの中2日。

J3同士の戦いと言うこともあり、負けられない一戦となりそうです。

 

今回はそんなSC相模原戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

SC相模原

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 22 杉本大地
DF 2 綿引康
5 加藤大育
18 三鬼海
37 山内琳太郎
MF 10 中山陸
15 前田泰良
17 竹内崇人
23 田鎖勇作
24 杉本蓮
FW 14 安藤翼

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 1 三浦基瑛
DF 16 高野遼
19 沖田空
MF 4 島川俊郎
6 徳永裕大
7 棚橋尭士
8 神戸康輔
FW 9 佐々木快
11 武藤雄樹

 

スタメンは前節から8枚の変更を変更。

加藤大育、山内琳太郎、前田泰良の3人以外は変更となった。

しかしベンチを含めた20人に変更は無しということに。

中2日ということもあり、この辺りは順当と言えるだろう。

 

シーズン前の移籍市場でだいぶ入れ替わりがあった印象だが、群馬サポーターとしてはお馴染みであった中塩大貴、高井和馬、高木彰人も今シーズンはいない。

バウマン、福井和樹、西久保駿介、加藤拓己辺りも移籍となっており、昨シーズンとは別のチームとなっている。

 

個人的に注目したいのは杉本蓮だろうか?

ベンチでは島川俊郎、徳永裕大あたりがどこで出てくるか…となりそう。

そして群馬サポとしては色々な感情があるであろう、佐々木快が今は相模原にいる。

ザスパ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 13 近藤壱成
DF 4 玉城大志
14 菊地健太
25 中野力瑠
43 野瀬翔也
MF 2 田頭亮太
20 下川太陽
37 瀬畠義成
FW 11 加々美登生
17 百田真登
38 小西宏登

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 16 志賀一允
DF 3 大畑隆也
22 貫真郷
MF 6 米原秀亮
7 西村恭史
FW 8 神垣陸
97 ソン ミンソッ
29 松本皐誠
69 出間思努

 

群馬も同じく前節から8枚を変更。

菊地健太、野瀬翔也、瀬畠義成以外は入れ替えとなった。

そしてキム ジェヒ、藤村怜、モハマド ファルザン佐名、中島大嘉はベンチ外ということに。

移動も疲労原因の1つではあるので、この辺りは特に怪我などではなく、ターンオーバーで休ませるということだろう。

 

ベンチを見ると志賀一允、ソン ミンソッが今シーズン初のメンバー入り。

志賀はまぁ近藤に何かトラブルがない限り出番はないだろうが…ピッチアップのみとなっても、初めてプロの公式戦のピッチに入るという経験は大きいだろう。

 

注目は玉城大志と中野力瑠の2人。

どちらも現在3番手といったところで、スタメン組に何かあった場合には即出番がやってくる可能性が高い立ち位置と言える。

そのため、ここで得たチャンスを活かしてスタメン争いに加わりたいところだろう。

特に玉城は昨シーズンの主力であった安達秀都がなぜかずっとベンチ外(恐らく怪我なのだろう)ということもあり、ここはチャンスと言える。

そういう意味では前節ハットトリックの大活躍をした中島大嘉がいないため、百田真登もここが踏ん張りどころだろう。

 

そして下川太陽、加々美登生は実力は間違いないが、どちらも比較的途中投入で活きるタイプではある(特に下川か)

そのためここでしっかりスタートからでも機能することを見せたいところだろう。

 

ベンチでは新戦力のソン ミンソッはもちろん、ここまであまり出場時間のない松本皐誠、出間思努はどんなプレーヤーなのか見られるチャンスと言える。

試合経過

前半

前半は相模原のキックオフでスタート。

このキックオフ時の並びを見ると、どうやら予想フォーメーションとは異なり、田頭亮太が後ろで小西宏登が前のようである。

そしてキックオフ時を見れば一目瞭然だが、今節も守備は4-4-2を基本とする形だろう。

一応書いておくと、最終ラインは右から田頭亮太中野力瑠野瀬翔也菊地健太

その前が小西宏登玉城大志瀬畠義成下川太陽

そして最前線が百田真登加々美登生となる。

 

これが攻撃の際には3-4-2-1気味に可変し、更に健太が中盤に上がり2-3-4-1気味になる形で…まぁいつものと言える。

一応こちらも書いておくと、中野力瑠野瀬翔也で最終ライン。

その前に玉城大志瀬畠義成菊地健太

そしてWGが田頭亮太下川太陽、シャドーに小西宏登加々美登生、1トップに百田真登という形。

 

3分 最初の決定機は決められず

最初にチャンスを迎えたのは群馬。

下川太陽から左サイドの加々美登生へパスを送ると、菊地健太がその外をオーバーラップ。

加賀美健太を使わず、健太のランによって出来たスペースの下川にリターン。

ここで下川はすぐに加賀美に落としたかったところだが…トラップがやや決まらずに落とせず。

外の健太を使う選択をする。

健太が中央にクロスを送ると、これを百田真登が頭で合わせるが…ミートしなかったか枠を大きく外してしまう。

やや下がりながらの難しいヘディングとは言えるが、これは枠に送りたい。

そのくらい健太のクロスは精度が高かった。

 

14分 近藤壱成のビッグセーブ

今度は相模原がチャンスを迎える。

綿引康が右サイドで良いキープから瀬畠義成を剥がすと、中央右寄りに入ってきていた杉本蓮を使う。

杉本がやや溜めてから中野力瑠小西宏登との間を通して綿引にリターン。

綿引はこれをダイレクトで安藤翼に繋ぐ。

安藤も再びダイレクトで綿引に戻したかったのだが…これは自分の軸足に当たってしまう。

こぼれ球を野瀬翔也がクリアするが、体勢が悪く飛距離は出ず、これを山内琳太郎が強烈なミドルで狙っていく。

これが田頭亮太か?の足に当たりコースが大きく変わるが、近藤壱成が素晴らしい反応を見せてコーナーに逃げる。

相模原の素晴らしいパスワークからの強烈ミドルだったが、近藤壱成のファインセーブでピンチを逃れることに成功。

ここは一つスタメン起用に応えた形である。

 

気になるのは最初に綿引に対応した瀬畠義成か。

ボールウォッチャーになって綿引に簡単に中に入られたことで、結局綿引はそのままゴール前まで侵入している。

それを見ていた…ということもあるだろうが、綿引の二度目のランに対しては健太がしっかりと対応しているのは高評価である。

 

15分 前田泰良のスーパーゴール

相模原が左サイドの高い位置でスローインを得ると、加藤大育がロングスローを送る。

これは小西宏登が頭でクリアしたが、なんとこれをダイレクトで前田泰良がシュート。

これがゴールに吸い込まれていき、まさにゴラッソ!

目の前で安藤翼中野力瑠に当たったか?(リプレイを見る感じだと当たってなさそう)

コースが変わった感はなかったが、あの位置に人がいては近藤壱成としては反応できないだろう。

今シーズンも既に疑惑のオフサイドがあるため、触れておくが…このシーンでは安藤は間違いなくプレーに関与したと考えて良いだろう。

しかしポジションはオンサイドであった。

 

これは早々あるとは言えないスーパーゴールと言え、決めた前田を誉めるのが正しいだろう。

しかし、小西のクリアが疑問ではある。

確かに早々あの位置からダイレクトで叩きこまれることはないが、クリアは外というのは基本中の基本。

ボールを大事にして繋いでいくスタイルの沖田サッカーのため、簡単に外にクリアすることはできない…という部分はあるだろうが。

 

25分 玉城のシュートは惜しくも

左サイドでボールを失いかけた群馬だったが、前田泰良が足を滑らせたこともあり、瀬畠義成が回収。

瀬畑は前の百田真登を使おうとしたが、ここは山内琳太郎が素晴らしい出足で瀬畑の前を塞ぎブロック。

こぼれ球が玉城大志に入ると、足裏でトラップから左に転がしシュートを狙っていく。

しかしこのシュートは枠を捉えることができず…。

トラップから一瞬溜めて左に転がして竹内崇人を剥がした間合いの取り方は素晴らしかったが…シュートを枠に送りたい。

 

素晴らしいと言えば、先ほども書いたが山内琳太郎

元々は百田真登をマークしていたが、瀬畑の前が空き竹内が間に合わないと判断した瞬間に前に出て対応。

百田加藤大育がスライドして対応しており、相模原の最終ラインの適切な仕事ぶりが光ったシーンでもあった。

 

28分 自陣でのミスから追加点を許す

左サイドの後方でボールを回していた群馬だったが…相模原の速いプレスと、ややアンラッキーも重なりミスから失点を重ねてしまう。

菊地健太野瀬翔也に下げると、野瀬は前の玉城大志へ。

これを玉城がダイレクトで近藤壱成へのボールだろうか?下げようとしたのだが…やや足下でイレギュラーバウンドがあったようにも見える。

そのためこのキックがミートせず、短い浮き球となってしまった。

慌てて近藤が飛び出したが、先に杉本蓮が回収し、冷静に近藤をかわしてゴールに流し込む。

 

玉城のやってはいけないミスではあるが…書いたように、キックの瞬間にイレギュラーバウンドがあったようにも見える。

また杉本の上手さも光ったシーンであり、どちらか1つでも欠けていれば失点はしなかった…かもしれない。

しかし相変わらずリスクの高過ぎるサッカー…というのは否めない。

J1仕様と言うのはわからないでもないが、ここはJ3である。

選手の質はもちろんだが、芝の質、審判の質とあらゆる面で(J1の環境)に比べてリスクが高いサッカーである。

 

36分 近藤のファインセーブで3点目は許さず

相模原が右サイドでコーナーキックを得ると、デザインされたショートコーナーを使う。

元のキッカーは中山陸か?チョンと短く転がすと、これを三鬼海がゴール前に放り込んでいく。

これがニアに送られると、安藤翼瀬畠義成か?どちらかに当たり後方にこぼれると、田鎖勇作がヘディングシュートを放つ。

至近距離ではあったがややコースが甘かったこともあり、近藤壱成が左手一本で止めてから抱え込む。

竹内崇人綿引康が詰めていたが、しっかり抱え込んだ近藤はナイスセーブであった。

後半

後半は群馬のキックオフでスタート。

前半で2失点した群馬だったが、なんとハーフタイムでは動かず。

両チームともに交代なく後半戦となった。

 

46分 またも百田は決定機を活かせず

右サイドで玉城大志から縦の小西宏登へボールを入れる。

下がりながらボールを引き出した小西だったが、ワンタッチで中にコースを切ると、ドリブルで少し運んでから大きく左サイドにチェンジ。

ここに加々美登生が抜け出すと、ゴール前にダイレクトで丁寧なグラウンダーのボールを送る。

これが百田真登にドンピシャリだったが、なんとこれを百田は枠に送れず…。

やや欲しいボールよりもマイナスだったかもしれないが…加賀美のボールは素晴らしかったと言って良いだろう。

ダイレクトでキーパーが出れない位置で、入ってくる百田にドンピシャに合わせて見せたと言って良い。

 

百田山内琳太郎を置き去りにしてゴール前に入るまでは良かったのだが…。

ファーでは田頭亮太も完全に前に出て入ってきており、形としては本当に素晴らしかった。

結果論ではあるが…ここで1点返していれば違った試合になっていた可能性はある。

 

56分 セットプレーから完全にフリーでやられる

相模原が右サイドからのコーナーキックを得ると、キッカーは中山陸

中央ややニアへのボールは百田真登が頭で跳ね返すが、これは三鬼海が回収し、再び中山に送る。

中山が今度は中央にクロスを送ると、これをフリーで田鎖勇作が頭で合わせて3点目。

 

田鎖を誰も見れていないのが問題なのだが…そもそも最初のコーナーの段階から怪しさがある。

ちょっと誰だかわからないが…最初の中山のキックの段階で、近藤壱成の前に1枚フリーとなっている。

ここに入った場合は近藤が飛び出すから良い…ということなのだろうか?

単にモレて誰も付かなかった…ような気がしてならないのだが。

この辺りはメンバーが大きく変わっているというのも影響はあるだろうが、紅白戦などでは色々と組み合わせてやっていないのだろうか?

 

63分 再びコーナーから失点

相模原が今度は左サイドからのコーナーキックでチャンスを迎える。

キッカーは前田泰良で、ニアを選択。

ここは瀬畠義成が頭で跳ね返すが、ボールは再び三鬼海が回収。

三鬼から前田に戻すと、前田が再びゴール前にクロスを送り込む。

ここに竹内崇人が飛び込んで追加点。

先ほどと全く同じパターンである。

リプレイを見ると、竹内は触っておらずクロスがそのままゴールに入ったように見える。

(後ほど公式記録も前田のゴールとなった)

 

近藤壱成は仕方ない、ノーチャンスと言って良いだろう。

竹内が飛び込んでなければ絶対に取らないといけないが、あの至近距離で触るかどうかを見極めてから動くことになるので…まぁ無理である。

前田のクロスのボールが素晴らしかった、としか言いようがない。

問題はその前で、3点目と同じく一度跳ね返したボールを回収され(これは仕方ない)、キッカーにリターンしたところからのクロスである。

回収した三鬼海には2回とも下川太陽が行っており、これはポジション的にもプレー的にも全く問題ない。

問題はそのあとの瀬畠義成であり、ここが2回とも間に合っていないからノープレッシャーで良いクロスを放り込まれてしまう。

まぁ瀬畑個人の問題と言うよりは、セットプレー時の戦術でありチームの問題であるが。

 

64分、70分、両チームベンチが動く

64分、これで4点差となったこともあり、群馬ベンチは一気に4枚代え。

下川太陽に代えて西村恭史瀬畠義成に代えて神垣陸加々美登生に代えて松本皐誠菊地健太に代えてソン ミンソッを投入する。

うーん、もはやこの試合は捨てて…とは言えないが、西村神垣は温存しても良かったような気もするが…。

下川はところどころ良さは見せたものの、やはり途中からで流れを変えるキーマンとしての方が良いのか…という印象。

瀬畑は正直今日は今一つであった。

加々美は絶好のアシストとなるところだったのに…という印象が強過ぎる。

健太は今シーズンは安定しており、この試合でもなぜシーズン通してスタメンで使われているのか納得させる出来だったのではないだろうか?

 

70分には相模原ベンチも動く。

前田泰良に代えて棚橋尭士安藤翼に代えて佐々木快を投入する。

 

73分 オフサイドに救われる

ここも群馬は下から繋いでいくが…相模原のプレスをかいくぐれない。

玉城大志からパスを受けた西村恭史が、浮かせて前の田頭亮太を使うが…ここがややズレてしまう。

杉本蓮がダイレクトで縦に送ると、棚橋尭士がクロスをゴール前に送る。

これを佐々木快が流し込んだが、これはオフサイドの判定。

リプレイを見てもまぁオフサイドで間違いないだろう、副審はよく見ていたと思う。

気になるのは中野力瑠の対応で、最初は佐々木が抜けようとしたところで追うのを止めてオフサイドポジションに置いている(これはOK)

しかし、そのあとクロスが上がらなかったので佐々木がポジションを取り直した際にあのままで良かったのだろうか?

 

76分、再び相模原ベンチが動く

2度目の交代は相模原が先に使う。

竹内崇人に代えて島川俊郎杉本蓮に代えて徳永裕大杉本大地に代えて三浦基瑛を投入する。

元々は2枚のつもりだったかと思うが、GKのアクシデントにより3枚で使い切りに。

 

83分 数的不利の中の野瀬の良い対応

再び群馬はビルドアップで引っ掛かってしまう。

小西宏登が左から中に運び、神垣陸へ。

神垣から中野力瑠を使いサイドを変えると、中野が縦に持ち運ぶ選択。

しかしこの縦に持ち出したボールを棚橋尭士が素晴らしいスライディングでかっさらう。

そのままドリブルでゴールに向かうと、右には中山陸がおり、群馬は野瀬翔也1枚と数的不利に。

野瀬翔也が冷静な対応を見せ、棚橋をスピードに乗せず、かつ中山もケアできる位置取りを取り玉城大志の帰陣の時間を稼ぐ。

結果的に棚橋中山を使ったが、パスがややマイナスになったこともあり中山はシュートまでにやや時間がかかってしまう。

それもあり、野瀬がしっかりとシュートコースに入ると…シュートは打たれるものの枠の右に外れてくれる。

野瀬は非常に良い対応を見せたと言える。

野瀬はルーキーだった昨シーズンにそれなりの出場数となったが、1年で大きく成長した。

今日の他のメンバーを見ても…やはり試合に出るというのは大事なんだと痛感させられるシーンであった。

 

85分 ダメ押しの5点目

84分、群馬ベンチが最後の交代カードを切る。

野瀬翔也に代えて出間思努を投入するが…コーナーキックというセットプレー前に、それもCBを交代させて良いのだろうか…。

 

そんな85分、右からのコーナーキックは中山陸がまたもやチョンと手前に転がすショートコーナーを選択。

これを三鬼海がゴール前に送ると、山内琳太郎がドンピシャで合わせて5点目を奪われてしまう。

まぁこれは確かに近藤壱成のミスであり、取らないまでも後ろに逸らせてしまうのはプロにあるまじき…と言われても仕方がない。

が、その前にそもそも山内がドフリー状態なのが全てだろう。

これでセットプレーで3つとなり、昨シーズンも課題だったセットプレーの守備の改善を急がねばならない。

 

90分 セットプレーのピンチ再び

やや距離のある位置で相模原にセットプレーを与えると、キッカーは三鬼海

キーパーとDFラインの裏に抜群のボールを入れると、これに佐々木快が飛び込むが…ここは近藤壱成が良いセーブを見せてコーナーに。

先ほどの失点を帳消しにはできないが…まぁ正直近藤は今日もそれなりに良いセーブを見せてはいるのである。

このシーンも完全に佐々木に前に出られており、フリーで合わせられてしまっているのが問題である。

田鎖勇作玉城大志をブロックし、その裏に抜ける…というシンプルではあるが、非常によくできたセットプレーと言えるだろう。

佐々木佐々木でしっかりと出間思努を押し、オンサイドにポジションを取っている辺りがさすがである。

 

アディショナルタイムは4分となったが、最後まで群馬は良い形を作ることができず…まさかの5失点という悪夢のような試合となった。

ピックアップポイント

このサッカーを本当に続けるのか?

良い試合をしたものの…ミスから失点し同点までしか行けずPK負けとなった山形戦。

前半は抜群の内容だったものの後半に崩れた秋田戦。

出だしは悪くなかったものの、まるで昨シーズンの連敗期を思わせるような内容だった相模原戦。

非常に評価が難しいチームである。

 

1つ言えるのは、スタメン組はだいぶ形になってきたが、サブ組はまだまだだということ。

それが技術の差なのか、他の要因があるのか…。

 

ただ…やはりこのサッカーはJ3では無理だろう。

試合展開でも書いたが、選手の技術、ピッチの質、審判の質と、あまりにもリスクが大きすぎる。

ホームである正田醬油スタジアムは非常にピッチ状態が良いが、アウェーに行けばボコボコのピッチはざらにある。

(相模原のこのギオンスタジアムが悪いという意味ではない。むしろ映像から見る分には綺麗な方だろう)

 

自分が群馬と対戦するチームの監督だったら、群馬対策は簡単。

最終ラインにハイプレスをかけボランチへのコースを切る。

長めの縦パスがWBに入るので、それを狙っていけ…である。

それと、ハイプレスは多少ファールになっても良いからガンガン潰せと言うだろう。

ここはJ3、やや怪しいファールでも笛が鳴らないことは多々あるのだから。

 

まぁそれは多少言い過ぎとしても、そうこの戦術はファールで潰すという対策が取れる。

ハイプレスをいなす技術はもちろんだが、もっと言うとファール覚悟で止めにきた相手をいなすだけの技術が必要な戦術なのである。

特に下のカテゴリーになればなるほど、技術ではなくファールで止めるというチームは増えるわけで…。

 

理想を追うのは悪いことではない。

J1に行ったらこのサッカーを完成させるのも良いだろう。

しかし今J1仕様のサッカーをやる必要があるのだろうか?

今のサッカーでJ3を優勝できるようになれば、それは確かにそのままJ2J1と戦えるかもしれない。

しかしそんな日が来るより先に、JFL行きとなってしまう気がしてならない。

 

MOM

この試合のMOMは菊地健太としたい。

正直この試合で良かったのは健太野瀬翔也だけだろう。

この2人はスタメンで起用されているのがわかる内容であった。

 

あとは加々美登生か。

左サイドで持ち味を十分に発揮はしていたものの、周囲に恵まれなかったと言える。

 

やや可哀そうな感があるのは近藤壱成

最後の5点目はいただけないが、残りの4つはノーチャンスと言って良いだろう。

4点目はまだしも、他3つは止めていればファインセーブと言われるものであったと思う。

逆にファインセーブは少なくとも3つはあった。

5点目のミスの大きさと、5失点という数字が評価を下げてしまったと言える。

考えてみると近藤は昨シーズンも、決して本人のパフォーマンスは悪くなかったもののチームの大敗によりポジションを失った印象がある。