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【2023 J2第15節】ジュビロ磐田 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

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第15節はアウェーの磐田戦。

シーズン開幕前としては間違いなく昇格候補の筆頭かと思ったものの…どうにも苦戦している印象が強い磐田。

開幕を黒星でスタートし、今節まで連勝が無い…という状況のようです。

やはりファビアン ゴンザレスの件で、今シーズンは新たな補強ができなかったことが響いていると言えそう。

とは言っても選手層を見れば力があるチームであることは事実であり、今節は難しいゲームになることは間違いないでしょう。

 

今回はそんなジュビロ磐田戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※いつもはホームチームが左側ですが、今節はメイン席側から見てこの配置でスタート

ジュビロ磐田

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 三浦龍輝
DF 4 松原后
15 鈴木海音
17 鈴木雄斗
36 リカルド グラッサ
MF 7 上原力也
10 山田大記
27 吉長真優
33 ドゥドゥ
50 遠藤保仁
FW 13 藤川虎太朗

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 81 梶川裕嗣
DF 22 中川創
MF 14 松本昌也
28 鹿沼直生
31 古川陽介
FW 18 ジャーメイン 良
29 ファビアン ゴンザレス

 

磐田は前節から1枚を変更し、松本昌也に代えてドゥドゥを起用。

そのドゥドゥも注目プレーヤーと言えるが、やはりこのチームの中心となるのは遠藤保仁だろう。

そんな遠藤はどうにも今シーズン調子が良くなく…フィットしていないという話もあるようだが…やはり危険な存在には変わりないと思われる。

 

ベンチを見れば移籍問題で4ヶ月という長期に渡って出場停止となっていたファビアン ゴンザレスが復帰。

J1でも活躍しただけに…彼はJ2では飛び抜けた存在となるのではないだろうか?

群馬にとっては復帰戦となってしまったことは不運だが…試合勘も取り戻した頃よりはマシと思うしかないだろう。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 3 畑尾大翔
24 酒井崇一
MF 15 風間宏希
19 岡本一真
36 中塩大貴
38 天笠泰輝
FW 5 川上エドオジョン智慧
9 北川柊斗
13 武颯
39 高木彰人

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
DF 2 城和隼颯
MF 6 内田達也
17 山中惇希
FW 10 佐藤亮
14 白石智之
23 平松宗

 

対する群馬も前節から1枚を変更。

前節ハーフタイムで交代となった長倉幹樹は…やはり怪我だったようで、なんと怪我明けの高木彰人がスタメン起用となった。

まずは長倉だが…ハーフタイムでは普通に歩いていたこともあり、大きな怪我ではないと思われる。

しかし同様に大きな怪我ではないかと思っていた武颯が、復帰に結構な時間がかかったため…不安は残る。

そして高木は昨シーズンの怪我前には「覚醒した」とも言える活躍を見せており、スタイルとしてはKJを思わせるような起用なプレーを見せていた。

現チームではポスト長倉として最も適したタイプと言えるだろう。

 

ベンチメンバーは前節と変わらず、山中惇希、白石智之、佐藤亮と途中から流れを変えることができる選手が並ぶ。

最前線にはハードワークの平松宗がおり、守備面では城和隼颯と内田達也と非常にバランスの取れたベンチと言えるだろう。

試合経過

【0~15分】開始早々にミスから失点が続く

前半は群馬のキックオフでスタート。

開始早々から磐田が流れを作り、2分には吉永真優にミドルシュートを放たれる。

3分には左サイドでボールを受けた松原后から内側の山田大記が受け、更に内側の藤川虎太朗と繋ぐ。

藤川の左足はしっかりとブロックするが、その跳ね返りを再び右足で打たれてしまうも…ここは櫛引政敏がファインセーブでコーナーに。

 

9分、磐田の選手間で意図が合わなかったボールを中塩大貴が回収するが…ここからのパスがミスとなり山田大記に奪われてしまう。

山田は一度外の鈴木雄斗に広げると、山田吉長真優が縦に抜けたことで空いたスペースに入り込んできた上原力也へ。

上原からダイレクトで縦に付けると、これを吉長が一度受け、更に縦の山田へ。

山田のグラウンダーのクロスを藤川虎太朗が決めて…開始早々に先制点を奪われてしまう。

うーん…吉長から山田へのパスはオフサイドな気がするな。

とは言ってもミスからの失点…というのが頂けない…。

最近の中塩は素晴らしいロングフィードを見せることがある反面、こういった短いパスがミスになるケースが目立つ印象。

 

続く12分、センターラインよりも自陣側でボールを受けた遠藤保仁から一気にロングボールがDF裏のスペースに放り込まれる。

抜け出したのは吉長真優で、そこに付いて行ったのが中塩大貴となったが…このボールに対して後方から櫛引政敏が飛び出す判断を見せる。

しかし櫛引中塩が同時にボールに競り合う形となり接触。

こぼれ球を山田大記が直接ゴールに流し込んで追加点を許す。

まずは山田のシュートを褒めたいところ。

距離は少しあり、プレッシャーをかけられるほどでは無かったが酒井崇一もおり…ダイレクトということで決して簡単なシュートではなかった。

この失点は単純に連携ミスではあるが…まずは櫛引が飛び出すべきだったのかというのが1つ。

個人的には中塩もしっかり吉長に付いていたため、ここは飛び出さずに任せても良かったかと思う。

しかしその後のジェスチャーを見ていると、櫛引は恐らく声をかけて飛び出しているハズ。

「後ろの声は神の声」というサッカー界の言葉があるが、聞こえていたのか聞こえていなかったのか…。

とにもかくにも、非常にもったいない連携ミスからの失点となり…立て続けにミスから失点を重ねることとなってしまった。

【15~30分】ゲームが決まるかと思われた3点目はオフサイドに救われる

この2失点後には磐田のペースが少し落ちたこともあり、徐々に群馬が落ち着きを取り戻していく。

磐田は非常に良いプレスを見せていたが、90分このペースが続くわけではないので…やはり2失点が悔やまれるところだろう。

岡本一真北川柊斗を中心に、右サイドから少しずつ攻撃の形を作り始めるも…なかなかその先にはいけないという状況となる。

 

23分、右サイド高い位置で鈴木雄斗がボールを受けると早めのクロスを選択。

これを中央で藤川虎太朗が低いボールに頭から飛び込んで追加点を許してしまう…と思われたが、これはオフサイドの判定。

確かにリプレイを見ると微妙に出ているように見えるが、群馬DFは誰もオフサイドのアピールをしていない…という完全にやられたパターン。

岡本一真藤川の動き出しに遅れているのが気になるところであり、この辺りが岡本の今後の課題。

対人の守備は非常に良いのだが、こういった組織で守るところのポジショニングがもう一歩であり、ここが改善されれば年代別代表どころか将来A代表も見えるかもしれない。

 

25分にはボールを奪われたところからカウンターを受ける。

左サイドを運ばれ、中央でミドルシュートを放たれるも枠の外に。

群馬が少し落ち着きを取り戻し、ペースを取り戻すかと思われたシーンもあったが…磐田ペースで試合が続く。

【30~45分】何もできなかった前半

31分、群馬のクリアボールをリカルド グラッサが回収すると、そのまま持ち上がりミドルシュートを放つもわずかに枠の上。

DFラインが低く…と言うか全体的に低くバイタルエリアからその少し前辺りのスペースが空いている印象が強い。

既に2失点しており、これ以上失点したくない…という思いがあるだろうが、勇気を持ってもう少しラインを上げないと好転しないだろう。

 

32分には高木彰人が粘り、ドリブルから武颯にスルーパスを送るも…これは少し長くなりキーパーが飛び出してクリアされてしまう。

しかしながら非常に狙いとしては良く、これは続けていきたいところ。

ここまでこれといった見せ場は作れていないものの、高木も前線で常に動き続けてなんとか好機を作ろうとはしている。

 

33分、左サイドで攻撃を作るも一度下げる選択。

ここで受けた畑尾大翔が、前にスペースがあったこともありミドルシュートを選択するも枠の上に。

この時間になって、やっと群馬は初シュートとなる。

 

37分には、磐田がクイックリスタートで右サイドへ展開。

受けた鈴木雄斗がクロスを送り込むも、酒井崇一が触ったことで逆サイドまで抜ける。

これをドゥドゥが回収し、山田大記に落とすとシュートを狙うが…これはリフレクションしつつも櫛引政敏がセーブ。

こぼれ球を松原后に打たれるも、これも櫛引がセーブを見せる。

 

前半は非常に磐田の動きが良く…群馬の前線は動いてはいるものの、後ろからそこにパスを出す判断ができないという状態が続いた。

また守備面では、磐田の両サイドバックに高い位置を取られ続けたのが厳しかったと言える。

このまま追加点こそ許さなかったものの、2点のビハインドでハーフタイムを迎えることとなった。

ハッキリ言ってしまえば…群馬は前半何もできなかった。

【45~60分】やりたかったことを磐田にやられてしまう

後半は磐田のキックオフでスタート。

2点を追うということで、ハーフタイムで交代があるかと思ったが…ここはメンバーは代えずに戦い方で対応するようである。

 

しかし開始早々の46分、磐田のクリアボールを吉長真優がワンタッチで縦に。

ここに山田大記が抜け出すと、ドリブルでカットインしながらドゥドゥにスルーパスを通す。

ちょっと足元に入り過ぎた感があるが、ドゥドゥはシュートまで持ち込むも櫛引政敏がファインセーブ。

こぼれ球は蹴りだしてサイドラインに逃れる形に。

藤川虎太朗がニアに流れて畑尾大翔を引っ張り、空いたスペースにドゥドゥが入り込むという…素晴らしい連携だった。

 

ピンチをなんとか凌いだかと思ったが…直後の47分、左サイドのペナルティーエリアすぐ外でドゥドゥがボールを引き出す。

すると素晴らしいワンタッチで一気に岡本一真との距離を空け、右足を振り抜くとサイドネットに突き刺さってしまう。

まさかあそこからワンタッチでミドルを狙ってくるとは岡本も思っていなかったであろう対応であった。

ドゥドゥは直前に惜しいシュートを2本続けており、3本目にして見事に決めてくるという…素晴らしいシュートだった。

雨ということもありキーパーの手前でワンバウンドさせる素晴らしいシュートであり、これはさすがに櫛引政敏と言えど触ることができず…。

 

3点差となったことで群馬が交代に動き、北川柊斗に代えて山中惇希天笠大輝に代えて内田達也を投入する。

どうにも後手になった感は強いが…まぁこれは結果論。

しかし今日も天笠はあまり良さを見せられておらず、ここしばらく不調が続いている印象が強い…。

2節ほど前くらいから書いているが、内田達也を先発で使うという選択をしてみても良いのではないだろうか?

せっかく前を向いてボールを受けても、前へのパスを選択できずに横へ送ることが多かったのが印象的だった。

 

54分には磐田も動き、山田大記に代えてジャーメイン良遠藤保仁に代えて鹿沼直生を投入する。

これにより磐田はワントップからジャーメイン良が前に入って2トップへと変更となる。

3点差となったこともあり遠藤が下がってくれたとも言えるか?

これで中盤に少しスペースが生まれると良いのだが…鹿沼もそんなに甘いプレーヤーではないだろう。

 

55分、最終ラインで受けたリカルド グラッサから一気にロングボールが送り込まれる。

ここにジャーメイン良が抜け出し、キーパーとの1対1をきっちりと沈められて4点差となってしまう。

ハッキリ言って信じられない裏の取られ方であり、本人も当然自覚しているだろう…ゴールに吸い込まれたボールに怒りをぶつけるかのように蹴り込む畑尾大翔の姿が印象的だった。

サッカーで負けているのにラインが上げられない理由が…コレである。

見ている側からすれば「もっとラインを上げないと」と思うのだが、やっている側からするとこの1本が非常に怖くてラインが下がってしまう…。

群馬としては後半の早い時間に1点返して流れを自分たちに引き寄せたかったが…逆に早い時間に追加点を許し、更には4点目まで奪われるという厳しい展開になってしまった。

【60~75分】交代から流れを取り戻す

63分、群馬が2度目の交代を使い、高木彰人に代えて佐藤亮川上エドオジョン智慧に代えて白石智之を投入。

これで白石高木の位置に入り、山中惇希が左に、佐藤が右に入ることになる。

 

66分、磐田のパスを内田達也が読み切って、ダイレクトでそのまま武颯に送る。

はそのまま右足を振り抜くもキーパーがセーブ。

こぼれ球も磐田に回収されてしまう。

うーん、ここは決めておきたかったところだが…決して悪いシュートでは無い。

磐田のキーパー、三浦龍輝を褒めるべきだろうか。

 

この直後の同66分、磐田が一気に右サイドに展開し吉長真優が抜け出す。

吉長の低いクロスは櫛引政敏が飛び出して触るも、こぼれ球を松原后に打たれてしまう。

これは枠の上に外れてくれて助かるが…正直ここまで磐田の決定力不足もあって4点で済んでいる…という言い方もできる試合内容。

群馬の良い時も同様だが、やはり逆サイドのサイドバックがここまで高い位置に入り込んでシュートで終わる…というところに今日の磐田の良さが見える。

 

67分、磐田も2度目の交代を使い藤川虎太朗に代えてファビアン ゴンザレス上原力也に代えて古川陽介が入る。

展開的にはファビアン ゴンザレスを使う必要はないだけに、4ヶ月の出場停止明けということで余裕を持ってゲームに入らせる形となってしまったと言える。

 

しかし70分、武颯が前を向いて仕掛けたところでファールを受けフリーキックを獲得。

これを風間宏希が直接叩き込んで1点を返すことに成功。

本当に素晴らしいフリーキックだったが、時間を考えても少し反撃が遅かったか…。

とは言ってもサッカーは5分もあれば3点入ることもあるスポーツ。

 

1点を返したことで群馬も勢いが出て、この時間帯にはセカンドボールを拾えるようになってきた印象。

磐田としては3点差であり焦る時間帯でも展開でもないが、やはりサッカーはメンタルが大きく影響するスポーツだと実感する。

72分、群馬が最後の交代を使い武颯に代えて平松宗を投入する。

【75~90分】猛攻を見せるも…

76分、今度は左サイドでフリーキックを獲得すると、今度は佐藤亮がキッカーとなる。

佐藤も先ほどの風間宏希同様にキックの精度が高い選手だが…ここでもDFとキーパーの間、キーパーが飛び出せない絶妙な位置にボールを送り込む。

そしてここに酒井崇一が飛び込んで、自らの誕生日を祝うバースデーゴールを決める。

1列に並んだラインより、後ろから酒井が入り込んだこともあり…磐田は誰も彼を捉えることができなかった。

 

77分、畑尾大翔から良いキックで左サイドの山中惇希へ展開。

山中が縦にドリブルを仕掛け早めにゴール前にクロスを送り込むと、ここに佐藤亮が飛び込むも…このシュートは三浦龍輝が足に当ててセーブ。

これが決まっていれば1点差となっており、勢い的にもまだまだわからなくなっていただけに…非常に惜しいシーン。

しかし…これ佐藤をフリーにしちゃダメだろ…。

対応していたのは松原后か?前半から積極的な攻撃参加も見せており、そろそろガス欠になってきているのかもしれない。

 

87分には磐田が最後の交代を使い、松原后に代えて松本昌也を投入。

このシーンはちょっと気になることもあるので後ほど。

 

89分、ファビアン ゴンザレスが単独で強引ながらも素晴らしい突破を見せ、一気に縦に抜け出す。

角度が厳しくなったもののシュートを選択し、これは櫛引政敏が正面で弾いてコーナーキックに。

角度が厳しくなったことで助かったが…ファビアン ゴンザレスの怖さの片りんを見たシーンだった。

 

そして猛攻は見せたものの…磐田も決して守備一辺倒にはならず、5分のアディショナルタイムでチャンスを掴むことができなかった。

やはり前半のミスからの2失点が重くのしかかった結果となったと言える。

ピックアップポイント

87分の交代シーン

今回は磐田の最後の交代となった、松原后の交代について見ていきたい。

松原は結果的に足を傷めて交代となったわけだが、この直前にも足を痛めていたシーンがあった。

それもあってか…その前のプレーからガス欠感があったことからか…ベンチは既に松本昌也を準備していた。

怪我ということでアクシデントではあるが、それほど急な交代ではなかったと言える。

 

松原后は足を傷めたこともあって、この交代のシーンではピッチに座り込んだまま動けない状態に。

そのため主審は担架を要請。

しかし松原は担架に乗らずに歩いてピッチを出ることを選択するが…それは良いとして、歩けるのであれば近いゴールライン側から出すべきだろう。

磐田の選手としては少しでも時間を稼ぐために、ゆっくりとメイン側のタッチラインに向かうのは当然であり…これはサッカーでは当たり前のこと。

個人的に松原を批判する気は全く無い。

 

問題なのはこの事を認めた主審であり、このシーンではルール上少しでも近いゴールライン側から松原后を退場させなければならなかった。

群馬の選手も当然抗議しており、気になるのは…一度主審も松原に対してゴールライン側から出るようにと言っているように見えること。

松原はそれを無視する形でタッチラインに向かっていく。

白石智之松原にゴールライン側から出るように言っているように見えるが、松原も何か言い返しているように見える。

この辺りのやり取りは詳細が不明だし特に語るようなことでもないと思うが…なんで主審は一度ゴールライン側から出るように指示したにもかかわらずタッチラインから出ることを許したのか。

笛吹いて注目させて、松原をゴールライン側から出すべきだったのではないだろうか?

 

もちろん松原が座り込んだこともあり、とっくに時計は止めているだろう。

どちらから出てもアディショナルタイムに変更はなかったかもしれないが…そういう問題でもないと個人的には思うのである。

MOM

この試合のMOMは佐藤亮としたい。

45分で交代となった屈辱の熊本戦があり、次の山口戦でも不調は戻ったと言えず…更には途中投入途中交代という屈辱を味わった。

そして溜まった鬱憤をこの磐田戦でぶつけたと言える、闘志のこもったプレーを見せてくれた。

惜しむらくは77分の山中惇希のクロスに飛び込んだシーンで…これを決めていれば…というもの。

 

この試合はスタートの11人が今一つの出来となり、交代で入った選手が比較的輝いたと言えるゲームだったのも興味深い。

もちろん点差やその時間までにゲームがどう流れてきたか…という部分に大きく影響され、最後ピッチに立っていた11人をスタートから使えばもっと良いゲームになったかと言うと…そう単純なものではない。

例えばこの試合でも山中惇希白石智之の左サイドコンビが素晴らしい突破を見せていたが、これもあの時間になって磐田の選手の足が止まってくるから…というのは大きくあるだろう。

川上エドオジョン智慧高木彰人に代わってスタートから使っていたらどうだったかと言えば…これはわからないものである。

とは言え、交代カードとして投入された際に違いを見せつけ、流れを群馬に引き寄せたのは事実。

途中投入の選手に求められるプレーをしっかりと高い水準で見せた山中惇希と、白石智之は高く評価したい。

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