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【2021 J2第23節】ファジアーノ岡山 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

前節東京ヴェルディを相手に先制されても追いつき、逆転したものの追いつかれるという惜しい展開を見せたザスパ。

勝てなかったのは残念ですが、監督交代効果か明らかに勝負強くというか気持ちが見える試合となったのが良かったところ。

天皇杯含めて久藤監督は負けなしということで、岡山戦でも勝って中断期間を迎えたいところ。

1日早い土曜日に行われた他のゲームで、残留争いのライバルチームが勝点を伸ばせなかったこともあり、ここで降格圏を抜け出すことができるか?

そんな第23節、ファジアーノ岡山戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

ファジアーノ岡山

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 31 梅田透吾
DF 5 井上黎生人
11 宮崎智彦
16 河野諒祐
22 安部崇士
MF 7 白井永地
26 パウリーニョ
27 木村太哉
41 徳元悠平
FW 14 上門知樹
18 齊藤和樹

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 13 金山隼樹
DF 2 廣木雄磨
4 濱田水輝
MF 6 喜山康平
10 宮崎幾笑
25 野口竜彦
FW 15 山本大貴

 

岡山は前節から2枚代えてきたようで、ボランチにパウリーニョが復帰している。

実況・解説によると今期初スタメンとのこと。

注意したいのは同じくボランチに入るであろう、白井永地にゲームを作らせないこととなる。

4-4-2同士の戦いとなるので、比較的中盤で潰し合うような固い展開になることが予想されるだろう。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 清水慶記
DF 3 畑尾大翔
15 金城ジャスティン俊樹
22 高橋勇利也
32 渡辺広大
MF 8 岩上祐三
10 青木翔大
11 田中稔也
41 中山雄登
FW 39 高木彰人
50 大前元紀

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 松原修平
DF 24 光永祐也
25 小島雅也
MF 6 内田達也
16 久保田和音
FW 9 北川柊斗
18 進昂平

 

群馬は前節から1人のみの交代となり、気になっていたCBだが出場停止明けの渡辺広大を入れてきた。

ボランチは前節同様のコンビとなったため、内田達也がベンチスタートとなったのだが…内田は前節のCBでの働きは非常に良かった。

怪我人続出中のCB陣だけに、内田が計算できるのは今後に向けても大きいだろう。

ベンチを見てみると…どうやら白石智之が外れたようだが、結果は出していただけにこの采配は疑問が残るところ。

単純にコンディション面の問題かもしれないが…。

また北川柊斗と進昂平がベンチに入っているものの、大前元紀と田中稔也は絶対に外せない存在となっており、なかなか途中からのチャンスも少ないのが気になるところ。

試合経過

大ピンチ!白井の抜け出しはGK正面に

前半は群馬のキックオフでスタート。

並びを見る限り群馬はDAZNの予想通りとなり、岡山は両ボランチの左右の立ち位置が逆だろうか?

 

10分、センターサークルから白井永地のロングボールが裏を抜け出した上門知樹に収まる。

完全に良いタイミングで抜け出されたものの、渡辺広大の必死のブロックもあってかシュートは清水慶記の正面に。

しかし慶記も取れずに弾く良いシュートであり、少しコースが違っていれば早々に失点となった危ないシーンだった。

J2では足の速いCBなど珍しい存在で、どこのチームも喉から手が出るほどに欲しいわけだが、群馬の両CBもスピードはあまり無い。

ベテランの持ち味で上手く対処しているが、やはりこういった縦一本のパスは怖さがある。

お互いに決め手を欠く中盤の激しい攻防

20分には自陣から大前元紀に預けたところで、奪われてシュートを打たれるも枠外に逸れて助かったシーン。

徳元悠平のシュートはわずかに枠を逸れただけだったので、これまた失点していてもおかしくないシーンだった。

大前がキープしたところで阿部崇士がプレスにきたわけだが…完全にユニフォームを引っ張っているので…まぁファールだろう。

しかし大前も簡単に倒れるイメージがあるというのは否めず、それが取ってもらえない原因に繋がっている…かもしれない。

あぁいった展開では大前が下りてきて、中央でボールを収めるというのが多いのでこの先どのチームにも狙われる形になるだろう。

ここはこの先の中断期間でしっかりと対策を立てたいところ。

 

29分には中山雄登岩上祐三が重なってしまったところから、2対2のピンチを迎える。

しかし高橋勇利也の対応が良く、斎藤和樹をオフサイドポジションに置いたことで上門知樹は遠くから打たざるを得なくなった。

シュートは清水慶記の正面に入り、これは高橋渡辺広大の勝利と言えるだろう。

畑尾大翔田中稔也が必死に戻ったこともあり、遠目からでも上門はシュートで終わる選択をしたものと思われる。

両チームチャンスは作るもスコアは動かず前半終了

しかし今日の試合はファールの基準が甘めの印象。

特にユニフォームを引っ張るプレーに対して笛を吹かない印象があり…試合が荒れないと良いのだが…。

 

38分には群馬が右サイドを崩して、左サイドに展開。

高橋勇利也のクロスが明後日の方向に行ってしまったが…両サイドを広く使う良い攻撃だった。

 

続く39分には岩上祐三から高木彰人への縦パスが入り、高木はトラップから反転してシュートを放つ。

これはその前にオフサイドがあったようだが、こういった中央に縦パスを入れるシーンは珍しいので増やしていきたいところ。

やはり楔の縦パスが入れられると守るDFにとっては怖さが出るというもの。

サイドばかり使って、攻めきれずに中央に戻して逆サイド…というのが続くと守りやすいので、高木には裏抜けだけでなくこういったプレーも求めたい。

 

徐々に群馬にもリズムが出てきたかと思っていたが…42分には右サイドの河野諒祐が寄せられる前にアーリークロスを逆サイドに送る。

そこに入っていったのは何と逆サイドバックの宮崎智彦

ジャスティンが付いていたものの、ダイビングヘッドで先に触られる。

このシュートは枠を逸れて助かるが、サイドバックが本職ではないジャスティンはやはりこういった対応に不安がある。

スピードを活かした縦への突破…なんてプレーも見られないので、やはりジャスティンはセンターで使うべき選手だと思うのだが…。

 

44分には中央で大前元紀パウリーニョにファールで止められるもカードは出ず。

解説も「イエローが出なくてラッキーでしたね」と語るように、戦術的ファールとしてカードを出しておくべきシーンだったと思う。

お互いに負けられない試合だけにここから荒れてこないことを祈る限り…。

GKとCBを中心に粘り強く守る展開に

後半は岡山のキックオフでスタート。

両チームともに交代はなく、前半と同じメンバーで試合が始まることに。

 

51分には岡山の右サイドコンビ、木村太哉河野諒祐が完全に群馬の左サイドを崩す。

しかし河野のクロスは精度を欠き、GKに直接収まり難を逃れる。

直後の52分には左サイドの宮崎智彦から、裏に抜け出した齊藤和樹へのロングパスが通る。

齊藤はナイストラップで収めたものの、カバーに戻った高橋勇利也が素晴らしい対応を見せタッチラインに逃れる形に。

前半10分のシーン同様に、長いロングボール1本でやられてしまうという怖いシーンだったが集中して良く守れている。

こういったボールは怖いものの、これを恐れてDFラインが下がってしまうのも問題なので、この後もしっかり集中して守っていきたいところ。

 

53分には波状攻撃から上門知樹が狙いすました巻いたシュートを放つも、これは落ち切らず枠を外れる。

56分にはコーナーキック含め、何度かのクロスボールを跳ね返し続けるも、セカンドが全く拾えず河野諒祐に良いミドルシュートを打たれる。

このシュートは非常に良かったが、清水慶記のファインセーブで得点は与えず。

ここまで考えての起用なのか、単に本職が復帰したからなのか…クロスをことごとく跳ね返せたのは両CBが空中戦に強いからだろう。

内田達也は177cmとCBとすると少し身長が足りないところはある。

しかしセカンドボールが全く拾えていないのが気になるところ。

 

少し交代で流れを変えるべきかと思った直後の57分、やはり久藤監督が動いてきた。

ジャスティンに代えて小島雅也を、青木翔大に代えて久保田和音を投入と右サイドを一気に変えることに。

ジャスティンは今日は今一つだった印象があるが…良い時は非常に良いだけに、この右サイドバックというポジションをモノにしてほしいところ。

謎の交代策?この意図はいかに?

後半は完全に岡山にボールを支配され、セカンドボールが回収できないことと、拾えてもその先に繋がらないことから防戦一方の展開が続く。

しかし中はしっかりと固めてDF陣は粘り強く守れているのが救いだろうか。

右サイドを2枚代えしたものの、ボールが持てていないので展開を変えるには至っていない。

 

65分には高木彰人に代えて内田達也を投入。

恐らく田中稔也を前に出して、中山雄登が左サイドに流れ、内田がボランチに入ると思われるが…この交代の意図は何だろうか?

大まかには予想通りだったが、なぜか左に入ったのは久保田和音であり中山雄登が右サイドに。

久保田の左は良いとして、中山の右サイドってイメージが無いな…。

加藤潤也が左サイドで固定されているように、逆足のサイドハーフというのはアリだが…相手ゴール近いところでカットインできないと魅力は薄い。

中山久保田ならオーソドックスに、利き足側に配置しても良いのではないだろうか?

 

68分には中山が失ったところから上門知樹が持ち上がり、斎藤和樹と2人で攻撃を完結させてしまう。

しかし裏に抜け出した斎藤にはしっかりと畑尾大翔が付いており、GKの清水慶記と2人で良い対応を見せてこのピンチはしっかりと凌ぎきる。

今日の両CBは気合が入っているが、特に畑尾は体を張ったプレーが素晴らしい。

 

このプレーで畑尾が倒れていたこともあり、そのまま飲水へ。

そしてこの飲水タイムで岡山は最初の交代を行い、徳元悠平に代えて喜山康平を投入。

どうやら徳元のいた左サイドには木村太哉が移り、白井永地が右に、喜山がボランチに入ったようだ。

岩上の2試合連続弾!ポイントはやはり大前

76分には中山雄登に代えて進昂平を、高橋勇利也に代えて光永祐也を投入。

残り15分と良い時間帯で交代枠5人を使い切り、前回の交代策の反省が活かされているように見える。

しかしこれで5人ということで、使われなかったのは北川柊斗か…。

かなり勿体なく思うのだが、も含めて疲労していても大前元紀田中稔也の方が序列が上なのだと感じてしまう。

確かに替えの効かない2人ではあるが、北川も少ないチャンスでアピールしているし…もう少し使ってみても良いのではないかと思うものだが…。

 

82分には岡山が2回目の交代を使い、斎藤和樹に代えて山本大貴を投入。

82分で2回目でまだ2人…交代が遅いと言うか、このままホームで引き分けで良しなのだろうか?

 

84分には小島雅也が右サイドを深く抉りクロスを送り、久保田和音がシュートに行くもこれはDFのブロックに。

セカンドを左サイドに展開し光永祐也がクロスを上げるもゴールには繋がらず…。

しかし両サイドを使った良い形での攻撃が久しぶりに作れた。

岡山の運動量も少し落ちてきたこともあり、防戦一方から脱却となりそうだ。

 

86分には進昂平が競り合ったところから、岩上祐三が回収しカウンターを発動。

岩上大前元紀に預け、自らはそのまま前線に上がっていく。

大前は右の田中稔也を使い、稔也がボールを持って駆け上がりファーの岩上を目掛けてクロスを送る。

このクロスはDFに当たってしまうも、こぼれ球を大前が素晴らしいトラップで収めそのままシュート。

コースと威力は申し分なかったものの…GKがファインセーブで弾くが、ボールは岩上の下へ。

岩上は冷静にシュートを流し込み待望の先制点。

このゴールシーンは後ほど振り返りたい。

しかし岩上のシュートもGKの梅田透吾は触ってなかったか?

まだ20歳と…将来が楽しみなゴールキーパーだ。

 

このゴールがあってか岡山は最後の交代。

木村太哉に代えて宮崎幾笑を、宮崎智彦に代えて廣木雄磨を投入。

岡山の有馬監督としては予想が外れ、完全に後手に回った形になった。

 

アディショナルタイムは少し長いんじゃないかと思う5分。

3分くらいかと思ったが…これはこの状況の群馬ファンだからだろうか?

岡山も勝点1を拾うべく猛攻を仕掛けるも、なんとか守り切ってタイムアップ。

実に大きな勝点3を手にすることができた。

ピックアップポイント

86分の得点シーン カウンターの起点となった大前のパスのメッセージ

得点シーンを振り返るが、まずは跳ね返したボールを進昂平が競る。

こぼれたセカンドを岩上祐三が回収し、横にいた大前元紀に預けることになる。

ここで大前は3人に囲まれる形になるのだが、プレスをかけられる前に田中稔也を使う。

この時のポジショニングが下図の通り。(プレーに関与しなかった選手は省略している)

 

フォローにいった田中稔也としては、体の向きを考えても自身の左側、マイナスのボールを要求していたように見える。(パス後にも一瞬逆を取られたような動きをしている)

大前もそこを見ていたように見えるが、敢えてプラス方向の大きく空いたスペースを選択している。

ここに稔也を走らせることで、速度を落とさずカウンターを継続させるという意思を込めたパスとなった。

恐らくだが、大前にパスを出した岩上が前線に上がっていったことと、稔也の前のスペースを把握していてのプレーだと思うが…大前という選手のレベルの高さを感じるプレーである。

 

一度マイナスに戻して時間をかけてしまっていたら、ゴールに繋がっていた可能性は低くなっていただろう。

時間帯を考えても、ここであの場所にパスを出した大前のサッカーセンスが凄かった。

86分の得点シーン オフサイドを避ける岩上の動き

同じく得点シーンだが、稔也が持ち上がりクロスを送るもDFに当たってしまう。

そのセカンドを大前が非常に素晴らしいトラップで収めた辺りのポジションがこちら。

 

岩上稔也からのクロスをファーで受けるべく外に流れたのだが、自分のところまでボールが来ないことを確認して速度を落とし、更に外に流れる動きを取っている。

岩上には申し訳ないが…恐らくオフサイドにならなかったのは偶然が大きいと思う。

DAZNの解説ではオフサイドにならないようにポジションを取り直していると言っているが、取り直しているようには見えない。

しかしクロスが上がらなくて「あ~あ」と最前線に抜けるではなく、しっかりと横に流れる動きを取っているのがポイント。

今回は偶然オフサイドにならなかったが、この動きが身体に染み込んでいるからこそ今回オフサイドにならなかったのだろう。

 

偶然偶然と言うのはもう一つ理由があり、大前のシュートコースに入るために井上が少し下がりながら移動している点が挙げられる。

これにより微妙にではあるがオフサイドラインが下がった…というのも大きいだろう。

しかし繰り返すが岩上が抜けきってしまっていたら確実にオフサイドポジションであり、無意識に斜めの動きから横の動きに切り替えたところが素晴らしい。

MOM

この試合のMOMは畑尾大翔を選びたい。

もちろん喉から手が出るほど欲しかったゴールを挙げた岩上祐三、そしてその起点となった大前元紀

更には右サイドを突破した田中稔也と、得点シーンの3人は試合を通して良いプレーを見せていた。

 

しかしこの試合は…特に後半頭からの岡山の猛攻を身体を張って凌ぎ切ったGKとDF陣の頑張りが報われた試合と言いたい。

彼らの頑張りがあったからこそ、終盤のカウンターに繋がったと思うのだがいかがだろうか?

ゴールキーパーの清水慶記もファインセーブがあり、渡辺広大も空中戦ではことごとく競り勝ち…と、このトライアングルは高く評価したいところ。

そんな中でも畑尾のカバーリングは今日は完璧であり、岡山のチャンスの芽を多く摘み取っていたと言えるだろう。

劇的なゴールに目が行きがちではあるが、今日の試合はDF陣の頑張りを評価したいと思う。

ハイライトだとDFの活躍は取り上げられにくいのも寂しいところである…。

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