※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。
第12節はホームでのV・ファーレン長崎戦。
水曜日にルヴァンカップが行われたため、3連戦の最後となるもののホームが2つ続いているため移動の労力が無いのがありがたいところでしょうか。
いまだホーム戦での勝利が無く、勝利自体もわずか1つと苦しみ続けている群馬ですが…この試合も好調長崎が相手ということで難しいゲームが予想されます。
結果はもちろんですが、なんとかこの先上向く可能性を感じさせる戦いを見せて欲しいところです。
今回はそんなV・ファーレン長崎戦をレビューします。
Contents
スタメン・フォーメーション
ザスパ群馬
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 櫛引政敏 |
DF | 2 | 城和隼颯 |
3 | 大畑隆也 | |
24 | 酒井崇一 | |
36 | 中塩大貴 | |
MF | 5 | 川上エドオジョン智慧 |
10 | 佐藤亮 | |
22 | 高橋勇利也 | |
35 | 玉城大志 | |
FW | 9 | 北川柊斗 |
23 | 平松宗 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 42 | 石井僚 |
DF | 50 | 菊地健太 |
FW | 7 | 和田昌士 |
11 | 杉本竜士 | |
17 | 北川柊斗 | |
40 | 佐川洸介 | |
41 | 永長鷹虎 |
群馬は前節(リーグ戦)から3枚を変更。
田頭亮太がベンチ外となり、酒井崇一が起用されるため大畑隆也がSBもしくはWBとなるだろう。
そして風間宏希もベンチ外となり、ここには玉城大志を起用。
和田昌士がベンチスタートとなり、ルヴァンカップで良い活躍を見せた北川柊斗がスタメン起用という形に。
気になるのは今名前を挙げた田頭と風間がベンチ外となっていることであり…ベンチ外と言えば髙澤優也もベンチ外に。
田頭はルヴァンカップも90分出場しているためかと思うが…怪我での離脱ではないことを祈りたいところ。
ベンチには菊地健太、杉本竜士、永長鷹虎がルヴァンカップに続いて入る形となり、リーグで出番があまり無い選手達の奮起に期待したいところとなる。
V・ファーレン長崎
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 31 | 原田岳 |
DF | 5 | 田中隼人 |
23 | 米田隼也 | |
25 | 櫛引一紀 | |
27 | モヨ マルコム強志 | |
MF | 6 | マテウス ジェズス |
13 | 加藤大 | |
17 | 秋野央樹 | |
FW | 8 | 増山朝陽 |
11 | エジガル ジュニオ | |
33 | 笠柳翼 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 若原智哉 |
DF | 40 | 白井陽貴 |
MF | 7 | マルコス ギリェルメ |
19 | 澤田崇 | |
37 | 瀬畠義成 | |
38 | 松澤海斗 | |
FW | 9 | フアンマ デルガド |
長崎は前節と全く同じ11名を起用。
ベンチを見ても山田陸に代えてマルコス ギリェルメの1枚のみの変更となった。
注目はなんと言っても7得点でJ2得点ランキングトップを走るエジガル ジュニオ。
前節の横浜FC戦でもゴールを挙げており、その前の徳島戦ではハットトリックを記録している。
更には5ゴールのマテウス ジェズスもおり、ここも要注意のポイントと言える。
しかもベンチには同じくここまで5ゴールのフアンマ デルガドが控えており、長崎の得点力の高さというのは驚異であろう。
エジガル ジュニオの7ゴールに対し、群馬はチーム全体で7ゴールとなっており…もはや情けないの一言でしかない…。(長崎はチーム全体で25ゴール)
清水と激しい首位争いを繰り広げている長崎だけに他にも注目選手は多くいるが、群馬県民として気になるのはやはり前橋育英出身の笠柳翼だろうか。
ここまで全試合に出場しており、うちスタメンが9つ(途中出場が2つ)と20歳ながら素晴らしい活躍を見せている。
試合経過
【0~15分】開始10分で2失点
前半は群馬のキックオフでスタート。
開始早々の1分、玉城大志から平松宗へ送られたハイボールは跳ね返されてしまうも、セカンドボールは北川柊斗がモヨ マルコス強志に勝ち回収に成功。
ニアの平松へクロスを送るが、このボールは櫛引一紀が頭でブロック。
しかし高く上がったボールを高橋勇利也が競り勝ち、ここに平松が合わせるもキーパーがナイスセーブを見せる。
こぼれ球に平松が自ら飛び込むも、米田隼也の方が先にボールに触ったことでファールを取られてしまう。
ボールに絡んだのは北川、平松、高橋の3枚だが、他にニアには佐藤亮、ファーには大畑隆也が入り込んでおり、ゴール前に4枚が入り込むという厚みのある良い攻撃を見せられた。
この試合は群馬は守備時にも後ろは3枚となっている様子。
実質守備時には5-4-1の形を取り、攻撃時には3-4-3となる。
対する長崎は守備時にはマテウス ジェズスが前に上がり、4-4-2に近い形で対応。
攻撃時にはジェズスがやや後ろに位置取り、加藤大が上がり2インサイドハーフを形成。
秋野央樹がワンアンカーとなる形で4-3-3となっている。
4分、川上エドオジョン智慧が頭でキーパーに返そうとしたボールがミスとなり、右側からのコーナーキックを与えてしまう。
このコーナーキックを加藤大が中央ややファーに送るとマテウス ジェズスが頭で合わせ、競り合った中塩大貴の背中に当たる形でゴールに吸い込まれていく。
またしても開始早々に、セットプレーから失点という悪癖変わらず…といったことになってしまった。
しかもこのコーナーキック自体を自分達のミスから与えている…というのが頂けないところ。
続く8分、櫛引一紀からのロングボールが右サイド裏のスペースに送られると、ここに増山朝陽が抜け出す。
中塩大貴が対応し、川上エドオジョン智慧も戻り挟み込みに行くが…縦に突破を許しクロスを上げられてしまう。
これをエジガル ジュニオが合わせるがミートせず、ファーに流れたボールをマテウス ジェズスが押し込んで追加点を許す。
増山に2枚がかりで縦に突破されてしまったのが全て…ではあるが、なんとなくゴール前のDF陣がニアに寄っている印象も。
4バックならまだしも、5枚の大外の大畑隆也がこの位置となっているのが気になるところではある。
(実際ジェズスの更に外に笠柳翼もフリーで入り込んでいる)
ここまでリーグ戦では複数得点が無い群馬としては早くも10分で試合終了となってしまうわけだが…なんとか早いタイミングで1点を返し、初の複数得点で同点に追いつきたいところ。
【15~30分】北川の2試合連続弾
16分、笠柳翼からのクロスをエジガル ジュニオがシュートまで持ち込むが、これはDFが身体を張ってブロック。
コースが変わったことで櫛引政敏が逆を取られる形とはなったが、しっかりとセーブして防ぎきる。
19分、城和隼颯から右サイドにロングボールが送られると、佐藤亮がカットインからクロスを送り込む。
このクロスは合わなかったものの、ファーに川上エドオジョン智慧が詰め込みシュートをするが…これが大きく枠の上に外れてしまう。
この試合はまだ20分程度ではあるが、いつもとは違い城和からロングボールが多く出ているのが好ポイント。
直近の試合であるルヴァンカップの柏戦で中野力瑠が良いロングフィードを送っていたのが印象的だったが、この試合では同じようなボールが城和から供給されている。
チームの方針が変わったのか、中野に刺激を受けたのかはわからないが…これは良い変化と言えるだろう。
27分、左サイドの米田隼也にパスがでたところで大畑隆也が良いプレスを見せる。
前を向かせずバックパスを選択させると、更にこのパスが田中隼人と合わず。
これを平松宗が田中との競り合いを制しマイボールにし、上がってきた高橋勇利也に横パスを付ける。
勇利也は自分でも狙える位置だったと思うが、やや足元にパスが入り合わなかったことと、左サイドを北川柊斗がフリーで上がったことで北川を使う選択。
北川はこれをワントラップで右足に持ち替え、低く抑えたシュートでニアを抜きリーグ戦で2試合連続となるゴールを記録する。
モヨ マルコム強志が懸命に戻ってきていたため、北川のワントラップでの切り返しが見事にハマった形となったが…これは計算通りということだろうか?
ここまでしっかりと見えていて切り返したのであれば見事の一言である。
しかし前節のゴールもそうだったが、北川はやはりストライカーらしくシュートが上手い。
ちなみにこのシーンは奪ってから一度も後ろに下げることなく攻撃を完結させており、「これで良いんだよ」という典型的なシーン。
もちろん速攻だけが全てではなく、相手の対応を見て一度遅らせて…後方に下げて作り直す必要があるのは事実。
しかし今の群馬は少しでもリスクがあると後方へのパスを選択してしまい、多少強引にでも速い攻撃で完結させる…というシーンが無さ過ぎる。
速攻だと1点で、セットした守備を崩し切れば2点貰える…なんてことは無いので、速いカウンターも織り交ぜていきたいところなのだが…。
【30~45分】やや膠着の時間帯
34分、コーナーキックの流れということで佐藤亮と川上エドオジョン智慧の立ち位置が逆となる時間が続くことに。
このため、右サイドがエドと大畑隆也のコンビとなったものの…2人の見事なワンツーで右サイドをエドが抜けだす。
エドのクロスはブロックされてしまいコーナーキックとなってしまうが、攻撃の形としては悪くない。
群馬が1点を返して1点差となったことでゲームが動くかと思ったが、どちらかと言うとやや膠着した時間帯となることに。
どちらにとっても次の1点が大きな意味を持つことになりそうなだけに、ややお互いに慎重になっている…と言えるだろうか?
どちらも決定機と言える決定機を作れずに時間が進むことになったが、44分に群馬のミスから長崎がチャンスを迎える。
中塩大貴のトラップがやや長くなったところを狙われ、増山朝陽からエジガル ジュニオにパスが通る。
エジガルが強引に突破を図るがここは群馬も2人がかりで止め、こぼれたボールは櫛引政敏がキャッチして難を逃れることに。
こうして開始から早い時間に2点を失ったものの、1点を返したことでゲームはまだまだわからない状態となりハーフタイムを迎える。
【45~60分】佐藤がテクニックを見せる
後半は長崎のキックオフでスタート。
両チームともにハーフタイムでの交代は無くリスタートとなった。
56分、長崎のパスミスを回収。
奪った川上エドオジョン智慧が右側の佐藤亮にパスを送ると、佐藤が一度外に持ち出してからテクニックを見せ強引に左足で打てる態勢を作る。
距離はあるものの十分に脅威となる位置から左足で狙うことができたが、このシュートには櫛引一紀が頭を出してコーナーに逃げられてしまう。
佐藤は今シーズン右足でのクロスも上々の精度を見せており、左を消せば良い…とは言い切れない状態を作れているのがこのシーンに繋がっているだろう。
決めていれば完璧だったが、十分に怖さを見せることはできたと言える。
【60~75分】動かないベンチ
62分、長崎ベンチが先に動く。
モヨ マルコム強志に代えてマルコス ギリェルメ、エジガル ジュニオに代えてフアンマ デルガドを投入する。
モヨは4分ほど前にイエローカードを受けており、その後でハンドによりあわや2枚目というシーンも。
64分、中塩大貴から川上エドオジョン智慧に良い縦パスが入る。
北川柊斗とのワンツーから、玉城大志、佐藤亮と繋いで、佐藤が左足を振るも…これはキーパーの正面にいってしまう。
佐藤の左足だけに、もう少し最後の精度を求めたいところであるが…ここに至るまでのパスワークは素晴らしかった。
今シーズンこういった流れるようなパス回しも見られておらず、こういったシーンを増やしていきたいところ。
ちなみにこの試合は佐藤が内側のレーンを取り、外のレーンに大畑隆也がいることが多いのも特徴の1つ。
大外で受けて、カットインから得意の左足でクロスやシュート…というのが佐藤を外に張らせている狙いではあると思うが…やはり佐藤はテクニックがあるだけにこうやってボールに絡ませたいところ。
68分、群馬ベンチが動き、平松宗に代えて佐川洸介を投入する。
72分、北川柊斗、佐川洸介、佐藤亮とボールを繋ぎ、佐藤のクロスに佐川が飛び込むが…これは原田岳が先に触りキーパーへのファールとなってしまう。
このシーンも最後の精度を上げていきたいところではあるが、そこに至るまでは悪くない攻撃ができている。
このプレーのリスタート前に長崎ベンチが交代を行い、笠柳翼に代えて松澤海斗、マテウス ジェズスに代えて澤田崇を投入する。
74分、田中隼人から松澤海斗に長めのパスが送られると、読んだ佐藤亮が滑り込んでインターセプトを狙うも触れず…。
澤田が縦に突破しクロスを送るとファーでフアンマ デルガドが競り勝つも、ここは櫛引政敏がビッグセーブ。
ポストに当たり跳ね返ったボールにマルコス ギリェルメが詰めるも、城和隼颯がシュートブロックに行ったこともあってか触れず。
抜けたボールは玉城大志がクリアすると、回収した増山朝陽のトラップ際を佐川洸介が狙っておりカウンターのチャンスに。
しかしやや長くなってしまい、櫛引一紀がスライディングで先に触り…更には接触で佐川のファールを取られてしまう。
ビッグセーブで長崎の決定機を防ぎ、更には佐川の良いチェックからカウンターのチャンスになりかけただけに…これは惜しかった。
こうして時間は75分となるも…ここまで群馬は平松→佐川の1枚のみの交代。
運動量が落ちてきた佐藤亮が良いプレーを見せていること、更には全体で比較的悪くない展開を見せられているだけに代えにくいのはわかるが…交代が遅い。
よく言われる「バランスを崩したくない」という状況ではあるのだが、ベンチには杉本竜士、山中惇希、永長鷹虎と3枚ものアタッカーが控えているのである。
更には大きくタイプが異なる和田昌士もおり、せっかくベンチにFW登録が5人もいるのに…といったところ。
【75~90分】押し込むも1点が遠く
80分、中塩大貴のロングスローは跳ね返されてしまうも、こぼれ球を玉城大志がダイレクトでミドルシュートを狙っていく。
抑えの効いた素晴らしいシュートではあったが、これはコースが甘くキーパーがしっかりとキャッチ。
81分、高い位置で川上エドオジョン智慧がボールを引き出すと、ポケットに侵入した北川柊斗を使う。
北川から内側をインナーラップし更に深い位置に侵入した佐川洸介にパスを繋ぎ、佐川が角度のやや厳しいところから左足を振るもブロックされてしまいコーナーに。
すぐのところでブロックされたため、角度がやや無いながらもシュートを狙ったか…ゴール前にクロスだったかはわからないが、攻撃の形としては良い物が作れた。
また北川がいわゆるポケットの位置でボールを引き出せており、これもなかなか今シーズン見られなかったシーンか?
昨シーズンから「北川の適正ポジションは左側のFW」と言い続けているが、なぜ彼を他のポジションで使おうとするのか…。
こうしてコーナーキックを掴んだが、このリスタートの前に交代を使い川上エドオジョン智慧に代えて山中惇希を投入する。
ここで山中の1枚のみの交代か…。
この試合、北川柊斗と佐藤亮が良いだけに代えにくいのはわかるのだが…負けているチームの采配とは思えない。
86分、フリーキックのチャンスを得るが、佐藤亮のキックは跳ね返されてしまう。
これを山中惇希が低く抑えた良いミドルシュートを狙っていくも、ブロックされてしまい高い位置でのスローインとなる。
87分、佐川洸介が潰されるもノーファールの判定に。
ここからカウンターを受け一気にシュートまで持ち込まれてしまうも、ここは櫛引政敏が良いセーブを見せて防いでくれる。
90分、右サイドからのコーナーキックを得るとキッカーは佐藤亮。
ニアに送られたボールは原田岳が飛び出し触るが大きくは跳ね返せず、城和隼颯がダイレクトで左足を当てる。
これに高橋勇利也が合わせに行くが…惜しくもボールはやや高く触れずゴールキックになってしまう。
このゴールキックでのリスタート前に両チームが交代を使う。
長崎は櫛引一紀に代えて白井陽貴、群馬は佐藤亮に代えて杉本竜士を投入。
アディショナルタイムは5分だったがアディショナルタイム中にも時計が止まるシーンがあり、最終的に7分近い時間があったものの…このままタイムアップとなった。
ピックアップポイント
悪くない内容ではあるが…
この試合、開始から約10分で2失点ということで…長崎の圧が下がったというのは事実。
それにより群馬があまりプレッシャーを受けずにボールを持てたという部分があるのだが、それを差し引いても決して残り80分の内容は悪くなかったように思う。
城和隼颯のロングフィードや佐藤亮の立ち位置など、いつもと違うトライも見られた。
また北川柊斗が好調を維持しており、昨シーズン途中からずっと課題であった長倉幹樹の役割を次第点以上にこなしているのも大きい。
この部分は言いたい事が多く、試合展開でも書いたが…今の戦術なら北川のベストポジションは左側のシャドー。
昨シーズンは右サイドハーフや右サイドバックで起用するなど、迷走が続き…不当に評価を下げたと個人的には思っている。
(チーム状況から、器用にプレーできる北川を右サイドで使わざるを得なかった…というのはわからなくはないが)
マルチプレーヤーとして選手交代に伴い色々なポジションをやらされてしまうことが多いが、北川こそ左シャドーに固定するべき選手である。
話は試合展開に戻し、「10分で0-2」という前提はあるものの…その後の80分間は良いゲームだったと言える。
同点にこそ追いつけなかったものの、終盤では長崎を焦らせることに成功したと言えるところまではいった。
(笠柳やフアンマの遅延によるカードがそれを証明していると言って良い)
昇格争いの筆頭である長崎を相手にこの内容であり、1-2で負けたものの「決して悪くない。続けていこう!次だ次!」と言いたい内容だったと個人的には思っている。
だがしかし、もはやその段階ではなく…結果を求められる段階にきてしまっているのが悔やまれるところ。
遅きに失したとなってしまった感が強く、既に良い試合よりも勝点が大事なフェーズになってしまっているのである。
内容に向上が見られているため、これを活かして結果に結びつけていけるのか…。
それともたまたまこの試合は良かった…になってしまうのか。
この記事を書いている30日にはサポカンも予定されており、ここで何が話されるのかも大事なポイントとなるだろう。
このサポカンの経緯についても色々と思うことがあるが…今回は触れずに終わりたい。
MOM
この試合のMOMは北川柊斗としたい。
既に書いてきたとおり、北川がシャドーで躍動しているのが効いている。
個人的にはゴールが無くても北川をMOMとしたのではないかと思うくらいに高く評価した。
次いで光ったのは佐藤亮か?
持ち前の左足とテクニックを存分に見せてくれたと言え、それが故に交代策が遅くなった感もある。
彼は期待値も高いだけに、今後も常に今日くらいのプレーを期待したい。
また特別結果に直結するようなプレーは無かったものの、玉城大志と高橋勇利也のボランチコンビも良かった。
個人的にはボランチはこの2枚で続けていきたいところ。
大畑隆也のところに田頭亮太を戻したのがベストと考え、後半から髙澤優也や永長鷹虎といった攻撃的な選手を起用するのが理想ではないだろうか?
大畑のフォロー…ではないが、右WBは大畑のポジションではない…というだけで大畑がダメで田頭との交代を書いているのではないことを補足したい。
大畑のベストなポジションはCBであり、右側CBでプレーした際には素晴らしいプレーを見せてくれた。
ある意味では戦術の被害者と言えるだろう(潤沢な資金があるわけではないので、どうしても戦術の被害者が出るのは仕方ないのだが)
※DAZNのハイライトがなぜかありません(岡山戦も忘れられてたよなぁ…)
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