紺色と共に

ザスパクサツ群馬を応援するブログ

Home » マッチレビュー 2022 » 【2022 J2第11節】ザスパクサツ群馬 対 ブラウブリッツ秋田【レビュー】

【2022 J2第11節】ザスパクサツ群馬 対 ブラウブリッツ秋田【レビュー】

calendar

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

 

JリーグはDAZNの独占配信!

ホームもアウェーも、ザスパクサツ群馬の試合はDAZNでしか観られません。

年間プランなら4,200円もお得!

 

DAZN(ダゾーン)

DAZNで今すぐJリーグを観る!

※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

前節はシーズン初の3連勝を達成。

そして今節の秋田戦より5連戦ということで、この5試合をどういう形で乗り切るか…というのがシーズン終盤まで効いてきそうな予感です。

ハッキリ言って今の群馬はダークホースであり、他のチームからも注目を集めている状態でしょう。

それだけに群馬対策をしてきたチームに結果を残せるか?というのも注目になりそうです。

しかし今節は秋田が相手ということで、向こうは秋田のサッカーをやってくることが濃厚。

しっかりと守って縦ポンの相手に対して、どうやってゴールをこじ開け、どう速攻を防ぐか…というのが注目となりそうです。

スタメン・フォーメーション

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 2 城和隼颯
3 畑尾大翔
6 内田達也
MF 8 岩上祐三
10 田中稔也
17 山中惇希
25 小島雅也
38 天笠泰輝
FW 7 加藤潤也
11 深堀隼平

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 44 山田晃士
DF 32 渡辺広大
MF 27 奥村晃司
FW 9 北川柊斗
23 平松宗
30 山根永遠
39 高木彰人

 

群馬は前節から変更無し。

5連戦の初戦ということで、この試合は良いとしても…少しメンバーが固定されてきているのがこの先の連戦に向けて不安なところ。

怪我人がそれなりの数が出ていることもあるが、控えの選手がポジションを奪い取る活躍を見せられていない…という印象も。

まずはこの5連戦ということで、控え陣の奮起に期待したいところ。

 

ベンチを見ると久保田和音に代わって高木彰人がメンバー入り。

近年の群馬では異例?となるFW4枚という構成となっている。

ポジションと言えば、今回のメンバーシートではDF3枚で山中惇希、小島雅也がMF登録という謎。

この辺りは特に気にしていないのか、それとも情報戦の意味で色々と変えているのか…?

ブラウブリッツ秋田

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 新井栄聡
DF 3 小柳達司
4 池田樹雷人
33 飯尾竜太朗
39 高瀬優孝
MF 6 輪笠祐士
14 三上陽輔
23 稲葉修土
25 藤山智史
FW 29 齋藤恵太
40 青木翔大

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 田中雄大
DF 5 千田海人
MF 8 茂平
24 小暮大器
FW 13 才藤龍治
16 井上直輝
18 吉田伊吹

 

対する秋田は前節から4枚代え。

高瀬優孝が今季初スタメンかつ、初のメンバー入りということで元気な姿が見られて嬉しいが…今日は沈黙していてほしいところ。

更に元ザスパの選手というと、小柳達司に青木翔大と3人がスタメンとなっている。

秋田というと中村亮太に武颯といった辺りが注目ではあるが、この試合はメンバー外。

 

縦への長いパスを青木が収めて、その周囲をスピードのある齋藤恵太が回る…というのが基本戦術になるだろう。

いかに青木に収めさせないか、そして高さ負けしないか、といった辺りが勝負の鍵を握りそうな予感。

試合経過

冴えわたるスルーパス

前半は群馬のキックオフでスタート。

DAZNの予想フォーメーションでは秋田の高瀬優孝が右サイドバックになっており、高瀬に右ができるのかと思ったが…やはり左サイドに配置。

しかしサイドバックではなく一列高いサイドハーフに入ったようで、三上陽輔が右サイドハーフに入ることに。

 

5分、左サイドのスローインを素早くリスタート。

縦に走る加藤潤也天笠泰輝からスローインが入ると、少しドリブルで運び裏に抜ける深堀隼平にスルーパス。

これは少し2人の意図が合わずキーパーまで流れてしまう。

縦に抜けてほしかったKJと、開いて中でもらいたかった深堀…といったところか。

 

10分、加藤潤也の良いチェックから左サイドの高い位置でボール奪取。

一度作り直すために岩上祐三を経由し、右サイドの小島雅也へ。

右サイドの裏に抜けた田中稔也を使い、小島に落としてファーへのクロスを上げ、ここに入ってきたのは天笠泰輝

その競り合ったボールがペナルティスポット付近にこぼれ、岩上が左足で狙うも…バウンドが合わなかったか大きくふかしてしまう。

前節同様にバウンドした戻り際を叩くイメージだったと思うが…恐らくジャストのタイミングより振り足が遅かった…。

 

14分、自陣で組み立てていたところ畑尾大翔から1つ飛ばす形で加藤潤也にパスが入る。

これをKJは技ありのタッチで素早く前を向くと、裏に抜け出した天笠泰輝へスルーパスを通す。

ゴールライン際で天笠がダイレクトでクロスを上げるも、中に入り込んだ深堀隼平には合わず…ボールはそのままファーへ。

これを小島雅也が回収し、再びクロスを上げるがブロックされコーナーキックへとなる。

今回はフリーではあったがKJはこの位置で前を向けるのが大きい…というのは以前も書いたが、ここで前を向けるから攻撃が作れる左サイド。

前を向けないから後ろに下げて作り直しになる右サイド…というのがここ最近の印象。

また、KJはやはり抜群にスルーパスが上手い。

堅守速攻同士の潰し合い

お互いに堅守速攻が持ち味のチームということもあって、中盤での潰し合いが目立つ展開となる。

どちらも決定機というほどのものは作れず、しっかり守りつつ粘り強くチャンスを探る展開と言えるだろうか。

お互いに堅守速攻とは言ったが、どちらかと言うと群馬がボールを保持する時間が長く、アウェーということもあってか秋田の方がまずは守備からといった印象。

しかしポゼッションから攻撃を上手く組み立てられないのが今シーズンの課題の1つであるように、ボールは持てるものの手詰まり感が続く。

 

31分、良い位置でフリーキックを獲得すると蹴るのは岩上祐三

ファーサイドに送られたボールを城和隼颯が競り合うが、完全には勝てずにこぼれ球に近い形で田中稔也に。

稔也はこれをペナルティエリア外で待つ加藤潤也に落とすが、ボールが少し弾んだことで時間がかかりKJは打てず。

右サイドに流れた稔也に戻し、マークのタイミングをずらしてクロスをゴール前に送り深堀隼平が合わせるが…ミートせず。

シュートは力なくキーパーにセーブされることになってしまった。

少し戻りながらのシュートとなったので難しくなったのだとは思うが…決定機だっただけに決めておきたかった。

青木翔大の恩返し

40分、自陣でボールを回していたところ一気にギアを入れ替えた秋田のプレスが発動。

城和隼颯のパスが高瀬優孝に引っかかってしまい、こぼれ球を岩上祐三がフォローしてダイレクトで右サイドの小島雅也に送るが…これがカットされてしまう。

飯尾竜太朗がパスカットをダイレクトで縦の高瀬に送るが、これは城和が良い対応でブロック。

しかし再び飯尾が回収し、対応した田中稔也を切り返しで剥がしてゴール前にクロスを送る。

このクロスに飛び込んだ青木翔大が頭で合わせて、長崎戦での都倉賢に続いて恩返しゴールを浴びてしまう。

このシーンは後ほど振り返りたい。

 

47分、左サイドを天笠泰輝加藤潤也がワンツーで突破。

リターンを受けた天笠泰輝が早めのタイミングでゴール前にクロスを送るが…これは少し長くなり深堀隼平には合わず。

合わなかったが、いつもの形と言うか選手の持ち味が出ているだけにこれは繰り返していきたいところ。

しかしこのシーンもKJのスルーパスが凄い。

スペースを感じる能力が高いのだろうが、スペースに走らせるパスが上手い。

またクロスに飛び込もうとした深堀も、完全に池田樹雷人の背後から前に飛び出すことに成功しており…クロスがピンポイントで入れば触ってゴールに繋がっただろうシーン。

 

そしてこのまま前半が終了となったが、ベンチに引き上げる際の岩上祐三の怒り具合が印象的。

上手くゲームが作れておらずビルドアップで苦労しているのがわかるシーンと言えるかもしれない。

今日も魅せた 櫛引政敏

後半は秋田のキックオフでスタート。

ハーフタイムで田中稔也に代えて奥村晃司を投入し、1点負けているだけに点を取りにいくということに。

稔也はなぁ…守備面は完璧に近いものの攻撃面が今シーズンは今一つ。

中から右サイドに流れて裏のスペースを使うのは上手いのだが、それ以外では前を向けずに後ろに戻すパスが多いのが気になるところ。

以前は右サイドを切り裂いていた印象があったが、今シーズンはドリブルで仕掛けられない印象に。

スピードに乗ったドリブルが持ち味で、ゼロスタートでDFが対峙した状態でのドリブル突破はそれほど上手くなかっただろうか?

 

53分、城和隼颯から奥村晃司に縦パスが入ると、振り向いて前を向く。

ここから奥村は一気に左サイド、フリーで上がってくる天笠泰輝に展開するが…天笠のトラップが少し大きかったか。

ペナルティエリア内に侵入しシュートするだけだったが…シュートの前に三上陽輔に体を入れられてしまいコーナーキックへ。

投入後早々に奥村は良いところが出たと言えるだろうか。

縦に走る深堀隼平、中央の加藤潤也…ではなく、ここで逆サイドにサイドチェンジできるのが田中稔也には無い奥村の良いところだろう。

もちろん稔也には(最近あまり見られないが)奥村には無い縦への突破力や、ゴール前への入り方の上手さなどがある。

どちらが優れている…という事では無く、特徴の違いであり「その選手の良いところが出た」という意味である。

 

56分、自陣での組み立てから左サイドの山中惇希へ。

山中はアウトサイドで縦に送ってリターンを受ける…というイメージだっただろうが、この縦パスが引っかかりカウンターを浴びる。

奪った三上陽輔は縦に突破し、縦に走る齋藤恵太とのワンツーで中に切り込んでいく。

ファーをフリーで駆け上がる高瀬優孝にスルーパスを通し、キーパーと1対1となるが…これは飛び出した櫛引政敏がシュートを足に当てるスーパーセーブを見せる。

見事なショートカウンターを食らってしまう形になり、完全にやられたシーンではあったが…今日も守護神が魅せてくれた。

櫛引に応えるためにも、なんとか1点取って追いつきたいところ。

 

直後の57分に秋田は3枚を一気に交代。

青木翔大に代えて吉田伊吹齋藤恵太に代えて井上直輝高瀬優孝に代えて茂平を投入。

前4枚のうち3枚を代えて、より前線からのプレス強度を上げていこうということだろうか?

今期の群馬はボールを持たされて、ハイプレスをかけられると本当に攻撃にならなくなってしまうのが弱点。

この辺りも失点シーンと踏まえて後ほど振り返りたい。

ボールを持たされ攻めあぐねる

60分には群馬も動き、天笠泰輝に代えて山根永遠を投入。

前節怪我から復帰した山根だが、単独でサイドで仕掛けられるのが魅力だろう。

ドリブルで1枚剥がせれば、そのフォロー、更にはフォローワーのフォローとマークのスライドが起こるわけで、ズレからフリーになる選手が出てくることになる。

ピッチを広く使って左右に速く揺さぶることでズレを作れていないので、個の力でマークのズレを作れれば少し展開も変わってくると思うが…。

 

64分、右サイドで得たコーナーキックを蹴るのは岩上祐三ではなく奥村晃司

このキックは飛び込んだ畑尾大翔の手前でクリアされてしまうが、こぼれ球を拾い再び右サイドの奥村からクロスを上げ直す。

これを内田達也がフリーで頭で合わせるも…シュートは枠の上に。

内田はドフリーを作ることに成功していただけに、これは枠に飛ばしておきたかったところだろう。

この直後に群馬が再び動き、深堀隼平に代えて平松宗を投入する。

 

1点リードの秋田だけに、前半よりもハッキリと群馬にボールを持たせて守ってカウンターという展開。

ボールは持てているものの…持たされているというのが正しく、守備を崩せないしシュートを打つところまで持ち込めていない…。

今日の第11節までに似たような展開の試合がいくつかあったが、今後の課題は引いた相手をどうやって崩すのか…ということになるだろう。

とは言っても今シーズンここまで出来過ぎと言え、まずは残留を確実にするべく守備を徹底しカウンターで奪ったゴールを守りきるのが基本戦術なのは変わらない。

今日みたいに守り切れなかった時に、どうやって点を取るのか?というのはその先の話であり現時点では望み過ぎかもしれない。

 

74分には秋田も動き、三上陽輔に代えて小暮大器を投入する。

猛攻実らず 4連勝はお預けに

78分、自陣でのクリアから一気にカウンター。

左サイドの裏を抜け出した加藤潤也にロングボールが入り、切り返しからファーの奥村晃司にクロスを送る。

これは手前でカットされてしまうが、これによりコーナーキックを獲得。

このコーナーキックの再開前に群馬は交代枠を使い、加藤潤也に代えて北川柊斗を、内田達也に代えて高木彰人を投入する。

このコーナーは跳ね返されるが、回収した奥村がミドルシュートを放ち、コース上にいた平松宗が頭でコースを変えるもキーパー正面に。

セットプレーの数はあるだけに…なんとか決めきりたいところだが…ゴールが遠い。

ちなみにこの交代で奥村がボランチに移り、右サイドに高木が入っている。

 

84分、左サイドで山根永遠が仕掛ける。

北川柊斗とのワンツーから中に侵入し、左サイドに流れてきていた高木彰人にパスを通す。

高木はヒールで後ろに落とし、ペナルティエリア内に侵入した北川がシュートを放つがDFの足に当たり枠を外れてしまう。

攻撃の形としては非常に良かったが、高木の落としが少し長かったか…。

時間帯もあるとは思うが…北川の良いところはこういったシュートの意識の高さ。

多少無理そうでも強引にシュートに持ち込む辺りはストライカーであり、現在の決定力不足を解消する選手は…北川となるかもしれない。

 

85分には左サイドの山根永遠が右足でファーへクロスを供給。

ここに飛び込んだのはパワープレーで残っていた畑尾大翔。

ドンピシャリで頭で合わせるが…キーパーの新井栄聡がかろうじて触りポストに当たり跳ね返る。

こぼれ球を畑尾が再び詰めるが、これは一歩早く新井が足でコーナーに逃げる。

完全に入ったと思ったシュートだけに…畑尾も頭を抱えてしまう…。

キーパーのファインセーブではあるが、ゴールポストも秋田の味方をした…と言いたくなるようなシーン。

ここはホームなのだが…。

 

92分には左サイドから岩上祐三がゴール前にクロスを供給。

このクロスに出るか出ないか迷ったか、出かかって戻った形で中途半端な位置となったキーパーの頭上を抜く見事なループシュートを平松宗が頭で打つが…なんとクロスバー直撃。

跳ね返りを再び平松が頭で合わせるも、これは枠の上に…。

ボール1個分でも下ならば…バーに当たりつつもゴールに入ったであろう惜しいシーン。

こちら側のゴールは群馬の味方をしてくれないようだ。

 

最後は猛攻でゴールを脅かすもののゴールを割ることはできず、4分のアディショナルタイムを消化し試合終了。

青木の恩返し弾を守り切った秋田に敗れ、4連勝はお預けということになった。

ピックアップポイント

40分 失点のシーン

青木の恩返し弾を振り返りたいが、まずはクロスへの中の対応が1つ。

マーカーは山中惇希だったが、彼はやはり守備面に難がありこういった逆サイドからのクロスへの対応が悪い。

以前に他の試合でも同様のシーンがいくつかあったと記憶している。

とは言え…この逆サイドからのクロスというのはDFに取って対応が難しいのは事実。

クロッサーを見ながら自分の背中側のマーカーを見なければいけないわけで、人体の構造上両方を同時に見ることはできない。

逆の言い方をすれば、同時に見られない状態にするためにFWは相手の背中側に陣取り、クロスと同時に前に飛び出してくるわけである。

同様のシーンは群馬も作っており、得点こそ無かったものの秋田のDFが対応できずにクロスを頭で合わせるシーンがいくつかあった。

このように、ああいったクロスへの対応はDFに取って非常に難しい…というのは事実である。

 

それより前に時を戻していくと、自陣でのパス回しからパスミスによりロストというのが相手の攻撃の起点になる。

この失点シーンもそうだが、ハイプレスをかけられるとパスミスからロストしてしまうシーンが目立つ。

またボールを持たされると攻撃が手詰まりとなり、引いて守る相手を崩せないのも問題点。

サイドからの攻撃しかなく中央を突破できないのが理由の1つだが、サイドからしか攻撃できないのならサイドチェンジを速くしてDFを動かしたいところ。

もっと広く、もっと早くボールを動かしていかないとマークはズレてこない。

あくまでも個人的な考えではあるが、群馬の現状では後ろ3枚でピッチの横幅いっぱいに使うのは難しいだろう。

5枚だと狭いのだが、WBが両側とも高過ぎて上手く幅が使えていないように思う。

片側が下りて4バック状態を作るか、ボランチの1枚が下りて4バック状態を作るか、いずれかの形で後ろを4枚にしないと横幅いっぱいに使えないのではないだろうか?

MOM

この試合のMOMは…加藤潤也としたい。

この試合に限らず攻撃の中心となり、下りてきてボールを受けては前を向きスルーパスを通すというプレーが多かった印象。

欲を言えばもう少し前に残っていて、ゴールに近いところでプレーしてほしいところだが…チームとして上手くいかずにボールが出ないので下りてきてしまうと言えるだろうか。

深堀隼平が積極的に裏を狙いDFラインを下げていることで、KJの活きるスペースが生まれているのも良いところ。

天笠泰輝との連携も素晴らしく、左サイドからの攻撃は特に問題点は無いと言えるだろう。

攻撃の問題点は右サイドであり、守備の問題点は左サイドであるので…これは彼方立てれば此方が立たぬといったところか。

 

もう1人、MOMとは関係ないが触れたい選手が山根永遠

途中出場で60分から入ってきたが、とりあえず仕掛けに失敗してボールをロストするシーンが目立った。

復帰直後では無いが怪我明けでの試合勘なども影響はあると思うが…個人的にはビハインドで投入された時間を考えると、多少無理にでも仕掛けていけという指示で送り出されているのでは?と思っている。

試合展開のところでも書いたが攻撃が上手くいっていたとは言えず、左右にパスを回すも秋田のDFが乱れないといった状態だった。

そのため、ドリブルでの仕掛けによって状況を動かそう…という意図が監督コーチ陣にはあったのではないだろうか?

84分の北川のシュート、85分の山根のクロスからの畑尾のヘッドと、山根の仕掛けからチャンスも生まれている。

奪われても良いので積極的に仕掛けろ、という指示があったように思われるが…どうだろうか?

 

そう考えると、仕掛けてロストするシーンが多かったものの…一概に「空回り」とか「良くなかった」という評価は不当かもしれないだろう。

しかし…奪われた後のディフェンスへの切り替えの遅さと守備強度の足りなさは頂けない。

JリーグはDAZNの独占配信!

ホームもアウェーも、ザスパクサツ群馬の試合はDAZNでしか観られません。

年間プランなら4,200円もお得!

 

DAZN(ダゾーン)

DAZNで今すぐJリーグを観る!