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【2023 J2第9節】大宮アルディージャ 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第9節はアウェーでの大宮戦。

なんと言っても昨シーズンの悪夢がよみがえる…未だかつて勝ったことのないNACK5スタジアム…。

昨シーズンは大宮戦での逆転負けからリズムを崩し、かろうじて残留争いに生き残った…という印象がありますよね。

とは言えかつては悪夢となった清水相手に勝利し、栃木相手の北関東ダービーを逆転勝ち、更には苦手意識の強い長崎に競り勝ち…今シーズンはかつてのザスパとは違うという思いも。

この大宮戦で良い戦いを見せられるか、更には4連勝となるかどうか…これはこの試合だけでなくシーズンを占う一戦になりそうな予感。

 

今回はそんな大宮アルディージャ戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※いつもは左側をホームにしますが、この試合は群馬がエンドを入れ替えたため上記表記です

大宮アルディージャ

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 笠原昂史
DF 3 岡庭愁人
5 浦上仁騎
22 茂木力也
25 袴田裕太郎
MF 6 大橋尚志
7 小島幹敏
16 石川俊輝
39 泉澤仁
48 柴山昌也
FW 28 富山貴光

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 40 志村滉
DF 17 新里亮
MF 8 栗本広輝
15 大山啓輔
32 高柳郁弥
FW 33 室井彗佑
49 大澤朋也

 

大宮は前節から2枚代え。

ボランチが栗本広輝に代えて大橋尚志、左サイドに高柳郁弥に代えて泉澤仁が入る。

ベンチを含めた18人という意味ではメンバーは変わらず、スタートの選手だけが変わることとなった。

幸いにも…と言ったら語弊があるが、柏レイソルから新加入のアンジェロッティは怪我もありメンバー外に。

 

注目は左サイドに入った泉澤仁。

ここまで途中出場が多いようだが、やはり彼の仕掛けというのは大きな武器と言える。

更にはここまで4勝4敗の大宮だが、その4勝全てがホームというのも気になるところ。

群馬にとっては相性最悪のNACK5スタジアムだけに…

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 3 畑尾大翔
24 酒井崇一
MF 15 風間宏希
19 岡本一真
36 中塩大貴
38 天笠泰輝
FW 5 川上エドオジョン智慧
10 佐藤亮
23 平松宗
28 長倉幹樹

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
DF 2 城和隼颯
MF 6 内田達也
33 細貝萌
FW 7 川本梨誉
9 北川柊斗
17 山中惇希

 

群馬は前節からスタメンとベンチはメンバーが変わらず。

3連戦となることで多少のターンオーバーはあるかとも思ったが…ゲーム中のマネジメントで乗り切れるということか?

確かに真夏というわけではなく、移動距離としても隣県の埼玉県ということでそれほど大きな影響はないのかもしれないが。

 

メンバーが変わらないのでやることもいつも通りだとは思うが、やはり期待は4試合連続ゴールとなるかという佐藤亮。

得点だけでなくプレー全体でチームへのフィット感が感じられるので、今日のゲームもかなり期待ができるのではないだろうか?

試合経過

【0~15分】泉澤に翻弄される守備陣

コイントスは大宮が勝利しボールを選択。

対して群馬はエンドの入れ替えを要求したようである。

ということでエンドを入れ替え、前半は大宮ボールでのキックオフでスタート。

 

開始早々の0分、泉澤仁のトラップが長くなったところを天笠泰輝が出足よく回収。

しかしここに奪い返しにきた泉澤のタックルが入り、足の裏を見せていたということでイエローカードが提示される。

開始早々に不要なファールでカードが出たことになったが…これにより今日は荒れる展開にならずに済むだろうか?

 

しかし相変わらずNACK5スタジアムは羨ましくなる良いスタジアムである。

群馬にもこういった専用スタジアムが欲しいが…まだまだ先の話になりそう…。

お互いのサポーターから、相手チームがゴールキーパーまで下げた際にはブーイングが鳴り響き…ある意味では栃木戦よりもダービー感を感じる出足となった。

 

14分、中塩大貴から良い縦パスが入るが…これは多少ズレたか長倉幹樹がコントロールできず。

そのまま大宮に回収されると外に広げ柴山昌也へ。

更にオーバーラップした岡庭愁人を使うと、小島幹敏に良いスルーパスを通されてしまう。

小島の折り返しを富山貴光がダイレクトで合わせると、これがポストとバーのつなぎ目辺りに当たりつつ枠を外れる。

完璧にやられたシーンであり…前回の長崎戦でも感じたが、これが入らないところが今の群馬の状態の良さを表しているか?

 

この開始15分は大宮にペースを握られ、特に左の泉澤仁の個人技が光る。

対人守備には定評のある岡本一真が負けており、ちょっと速度に戸惑っているだろうか。

【15~30分】大宮の速いプレスに苦しむ前半

昨シーズンから丁寧に丁寧に後方から組み立てる群馬だが、今シーズンは昨シーズンと違いプレスに屈して蹴らされ奪われる…というシーンが減った印象。

昨シーズンは技術面やオフザボールの連動面で出しどころがなく…というシーンが多々あったものの、今シーズンこれまではプレスをかけられても危なげなシーンはありつつも捌けていた。

しかし今日の大宮のプレスは非常に速く強く…どうにもここまで思ったように剥がせずに蹴らされている印象を受ける。

 

25分、川上エドオジョン智慧が縦に良い突破を見せるがクロスは上げきれず。

一度後方に下げてから、再び今度は中で呼び込んだが…ここは岡庭愁人が良い対応を見せ間に身体を入れられてゴールキックに。

 

28分、長倉幹樹が中央センターサークル内でボールを受けると、ターンしてボールを運んで右サイドへ展開。

これを岡本一真がダイレクトでゴール前に放り込むも、平松宗の手前でブロックされてしまう。

こぼれ球を天笠泰輝が狙うも、止めてターンしてシュートをイメージしたか長倉が足を出してしまう。

これが止めきれずにボールが上に上がってしまうも、再び天笠が狙うがこれはミートせず。

最初の長倉から岡本へのパスが…もう少し速くプラス方向であれば、最初のクロスのところがもっとチャンスになったと思われるが…。

とは言えここまで厳しくマークされていた長倉が初めて良い形でボールを繋げたということで、これは次に期待。

【30~45分】神出鬼没の小島

32分、DFが回収したボールを長倉幹樹が引き出すと、ここに大橋尚志がチャージ。

ファールの判定とはなるも、大槻監督が大激怒。

DAZNでも拾われているが「絶対カード!あれ出さなかったら終わってるって。絶対赤でしょあんなん」と言うように、かなり危険なタックルであった。

個人的には赤ではなく黄色でも良いかなと思いつつ、いわゆるオレンジなゾーンではあろう。

しかしなぜか…今日の高山主審はこれにカードを出さず。

 

37分、大宮が右サイドでダイレクトとワンタッチを織り交ぜてボールを運ぶ。

ペナルティエリア内まで侵入した小島幹敏がシュートを放つが、これは櫛引政敏が正面でブロック。

群馬のDFが足を出せない流れるようなパスワークからのシュートだったが、小島に対応した畑尾大翔がファーを切り、櫛引がニアを切るというこちらも素晴らしい対応を見せた。

 

41分には小島幹敏が低い位置でボールを引き出すと左サイドへ展開。

泉澤仁のクロスはミスキックとなったか、助かる形となるが…この試合本当に小島が神出鬼没となっている。

群馬でいう長倉幹樹の役割と似ており、比較的自由に動き回ってボールを引き出すために誰が捕まえるのかというのが曖昧になりがち。

ここをしっかりとマークの受け渡ししていかないと、かなり危険な場面を作られるだろう。

 

46分には畑尾大翔の…恐らくクリアだと思うが、これが良い形で長倉幹樹に入る。

このボールを素晴らしいトラップからのターンで前を向くと、これもシュートだったと思われるがファーサイドの枠を少し外れてしまう。

もしかしたら長倉はファーへのパスを送ったのかもしれず…残念ながら合わず…と言った方が正しいのかもしれない。

 

こうして前半は耐える時間が長くなったものの、序盤ほど大宮ペースではなくなりハーフタイムを迎える。

【45~60分】開始早々!意表を突いた平松のゴール

後半は群馬のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムでの交代は無しでリスタートとなった。

ハーフタイムでのミーティングが多少早く終わったのか、群馬の選手が先にピッチに戻ってきたが…後半のキックオフの時間まで輪になって入念に打ち合わせをしていたのが印象的。

 

開始早々の45分、畑尾大翔からボールを受けた風間宏希がそのまま右サイドに広げるのかと思いきや…一気にDFラインの裏に長いボールを送る。

ここに抜け出していたのは平松宗で、後方からのボールを見事なトラップで前に落とすと後方から浦上仁騎に腕を抱えられ倒れつつもアウトサイドでゴールに流し込んで先制!

前節では実を結ばなかったものの…平松は前節から常に隙あらばラインの裏を狙い続けており、それをこのタイミングで風間も見逃さなかった。

後ろから完全に腕を取られていたこともあり、倒されればPKかつ浦上は退場となった可能性が高いが…笛が吹かれる保証は無い。

しっかりと最後までプレーをやり切った平松に、待望の今シーズン初ゴールが生まれることとなった。

 

47分には右サイドでボールを受けた佐藤亮が仕掛けてペナルティエリア内に侵入。

ここで倒されるもファールの笛は鳴らず。

先ほどの得点シーンと比較するチャージではないが、やはりこういったこともあるわけで最後まで諦めずにシュートに持ち込んだ平松の頑張りが実った得点と言える。

しかしファールは貰えなかったものの…この試合でも佐藤は良いプレーを見せており4試合連続ゴールにも期待がかかる。

 

55分、浦上仁騎から右サイドで引き出した柴山昌也がカットインから左足を振り抜くも枠の上に。

距離はそれなりにあったし、意外性もあったが…ちょっとこれほど簡単に打たれてしまうのはマズいのも事実。

この辺りは川上エドオジョン智慧の今後の課題と言える。

 

57分、リードしている群馬が先に動き、川上エドオジョン智慧に代えて山中惇希平松宗に代えて川本梨誉を投入。

ある意味ではいつも通りの交代策を展開する。

 

59分、自陣で天笠泰輝がファールを受けてフリーキックでのリスタート。

このリスタートを受けた中塩大貴から一気に縦にロングボールが入ると、ここに抜け出したのは入ったばかりの山中惇希

素晴らしいトラップからコースを斜めに変え一気にゴール前に侵入すると、切り返しから優しい右足でのクロスを供給。

これは残念ながらファーで飛び込んだ佐藤亮の手前でクリアされてしまう。

しかし中塩はここ数試合非常に素晴らしい後方からのフィードを展開しており、山中はらしさ全開のサイド突破。

佐藤も3試合連続ゴールが納得のゴール前の入り方だった。

【60~75分】あわやオウンゴール

65分、大宮が右サイドからのコーナーキックをゴール前に放り込むと…これを川本梨誉がクリア…と思いきや、これがバックヘッドの形となりゴールポストとバーの間に直撃。

こぼれ球が袴田裕太郎の足元に入るも、ここは岡本一真がいち早く潰しに行き…結果的にゴールキックの判定。

思ったよりボールが伸びたか…川本の身体が伸び切ってしまう形となり、前に跳ね返すことができなくなったのだろう。

これでゴールポストに救われたシーンは2度目となり、運も実力と…今までとは違う群馬の強さを感じさせる。

このゴールキックでのリスタート前に大宮が動き、大橋尚志に代えて大山啓輔泉澤仁に代えて高柳郁弥を投入。

序盤こそ泉澤のスピードとテクニックのある仕掛けに翻弄された岡本だったが、徐々にタイミングがつかめたか最後はほぼ負けていない。

さすがは高校時代にエースキラーと呼ばれた、対人守備に強い岡本である。

 

66分、そんな岡本一真がサイドで受けるとパスではなくドリブルを選択。

1つ飛ばす形で中央の川本梨誉に入れると、川本もドリブルでゴールに向かって運んでいく。

左に長倉幹樹、右には佐藤亮、更に大外は両側…山中惇希岡本がオーバーラップしていたが…川本はどこも使わずにミドルシュートを選択。

選択としては悪くないが…打つならせめて枠には飛ばしたいところ。

川本としてはここ数試合ベンチスタートであり、本職のFWで使われており、武颯が怪我で離脱中の今としてはポジション争いのライバルである平松宗が決めており…是が非でも得点が欲しいという気持ちはわかる。

そしてこの積極的に打っていくのが川本の良いところなのだが…やはり枠には飛ばしておきたい。

 

73分、大宮が二度目の交代に動く。

富山貴光に代えて室井彗佑柴山昌也に代えて大澤朋也を投入する。

【75~90分】櫛引のファインセーブでシャットアウト

76分、左サイドで得たフリーキックのキッカーはもちろん佐藤亮

これをDFの裏、キーパーの出れない絶妙な位置に放り込むと酒井崇一がドンピシャのタイミングで頭で合わせる。

しかしこれは残念ながら枠の外に…。

完璧なボールに入り方も完璧だったが…ちょっと当て過ぎたか、枠を捉えることができなかったのが悔やまれる。

 

同じく76分、小島幹敏から中央の大山啓輔に送られたボールは…大山の欲しかった場所からは短くなり合わず。

大山は裏に抜けようとしていたため、フリーだった酒井崇一がクリアではなく頭で繋ぐ選択をする。

しかしこのヘディングでのパスが佐藤亮に合わず、茂木力也が回収しダイレクトで室井彗佑へ。

室井岡本一真天笠泰輝に挟まれつつも強引にシュートに持ち込むも枠の上に外れてくれる形に。

ちょっと酒井はこういったミスが続いているので気を付けたいところだろう。

 

79分、群馬も二度目の交代を使い風間宏希に代えて内田達也佐藤亮に代えて北川柊斗を投入。

前半20分という早い時間に天笠泰輝がカードを受けていたため、天笠の方を代えるかと思ったが風間を下げる選択をした大槻監督。

確かに天笠は前半こそカードを気にしてか、微妙なタイミングのボールを躊躇して行かないというシーンが見られたが…後半はここまで落ち着いてプレーしており前々節の栃木の神戸康輔のような危うさは無い。

この交代で5-4-1に変更し、長倉幹樹が最前線、交代の北川がそのまま右に入り川本梨誉が左に行く。

 

1点差ということもありカウンターで得点が狙え、ワントップとしてボールも収まる長倉幹樹を残したい…というのはわかるが、少し疲労の色が濃い印象。

最後の1枚をどう使うか…自分なりに考えてみるが、まずは城和隼颯細貝萌とどちらを入れるのか。

このままゲームに動きがないならば、上手くいっている最終ラインは下手に手をいれて崩したくないところ。

更には前節のフアンマのように空中戦が強い選手がいて、そこに放り込んでくるようなパワープレーは考えにくい。

となると細貝萌を中盤に入れて守備強化することになるが、逃げ切りを目指して疲労の色が濃い長倉を下げるのが1つ。

(この場合は北川柊斗川本梨誉を前に出して、天笠泰輝を左にスライドさせる)

もう1つはカードを受けている天笠を下げ、そのままの位置に細貝を入れるか。

どちらもアリだが、先ほども書いたように天笠が2枚目を受けそうな雰囲気が無く冷静にプレーしていることを考えると前者が理想だろう。

…なんて考えていた85分、群馬が最後の交代を使い、やはり長倉幹樹を下げて細貝萌を投入する。

 

86分、左サイドで受けた茂木力也がカットイン。

ゴール前にクロス…(だったのかもしれないが)と思いきやシュートを狙う。

しかしこれは櫛引政敏がファインセーブでわずかに触り、クロスバーを叩いてコーナーキックとなる。

これでゴールマウスが3本守ってくれたことになる…。

袴田裕太郎がゴール前に飛び込んでいたこともあり、櫛引としては難しい対応だっただろうが…これを触れる辺りがさすがである。

このコーナーキックの前に大宮も最後の交代を使い、石川俊輝に代えて新里亮を投入。

 

4分のアディショナルタイムを逃げ切り、これで苦手なチームとの連戦をまさかの4連勝という形で乗り切ることとなった。

ピックアップポイント

4連勝に見る今の群馬

この4連勝によりなんと4位となった群馬なわけだが、多くのファン・サポーターは昨シーズンのことを忘れていないだろう。

今シーズンはここまで5勝2敗2分で勝ち点17となっており、昨シーズンの9節終了時は3勝5敗1分で勝ち点14である。

今シーズンの方が良い結果が出ているのは事実だが、繰り返すがやはり昨シーズンの…序盤は好調だったものの最終的には残留争いをした…ということを忘れているサポはいない。

今の状況を喜びつつも、昨シーズンを思い出し…ここでこそ気を引き締めなくては…という意見が多いと思う。

 

もちろんその通りであって昨シーズンのような失速は避けなければならないのだが…試合内容などから「とは言え去年とは違う」と思っている方も多いのでは?

大槻監督の2年目ということもあり、今年の補強は恐らく監督コーチ陣の希望に沿った形になっているだろう。

それもあり明らかに新戦力が昨年よりもフィットしており、更には既存戦力も昨シーズンよりも理解度が向上しているのが見て取れる。

更には数値が如実に語るが、今シーズンはここまで11得点8失点。

昨シーズンは9節終了時点で7得点12失点。

今でも守備は硬いものの…得点力不足という感は否めないが、それでも昨シーズンに比べると改善していることがわかる。

 

またここまでで負けそうな試合を引き分けに、引き分けの試合を勝ちに持っていけている感もあり、率直に言ってしまえば「強くなった」という印象。

今日の試合は3つもポストに助けられており、内容的にも大宮ペースで進んだこともあり…10回やったら負け越す可能性が高いかもしれない。

しかしこういった試合をモノにできる強さが身に付いてきた…とも言えそうである。

是非とも「今シーズンの群馬は違う」というところを見せてほしい。

 

唯一気になるのは3試合続けて同じスタメンとなったこと。

交代策もほぼ同じであり、これから群馬対策がされてきた際にその上を行けるのかということ。

自分達の形は大事だが、柔軟に相手に合わせてやり方を変えることも大事であり、大槻監督の手腕に期待がかかる。

MOM

この試合のMOMは平松宗としたい。

わかりやすく決勝点という結果を残したこと、このシーン以外にも常に裏を狙ってDFラインを下げていたことを評価。

更にはこの平松らしいゴールで、ここから波に乗ってほしいという期待も込めて選出。

 

今回は非常に選ぶのが難しく、決勝ゴールをアシストした風間宏希はもちろん、要所要所でファインセーブを見せ勝利に貢献した櫛引政敏

更には4試合連続とはならなかったものの佐藤亮に、相変わらず群馬の心臓として攻守に貢献した天笠泰輝

さて誰を選ぼうか…?という感じであった。

 

もちろん他の選手もみな次第点以上のプレーを見せてくれ、特に長倉幹樹は前節のマンマーク気味ほどではないものの…完全に対策されている中でもしっかりと持ち味は出してくれた。

コレと言った目立つプレーは無かったが、古巣相手に90分常に気合いを入れつつも冷静なプレーを見せた畑尾大翔

更にはここ数試合ビルドアップの起点として良い左足のフィードを見せている中塩大貴

名前を挙げなかった選手も含め、本当に全員でもぎ取った勝利であった。

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