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【J2・J3百年構想リーグ第10節】栃木SC 対 ザスパ群馬【レビュー】

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※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

前節はアウェーでのベガルタ仙台戦。

幸先よく先制したものの逆転を許してしまった試合でしたが、相手の退場もあり終盤に追いついてPK戦へ。

しかしその勢いのままとはいかず、PK負けとなった試合でした。

結果はついてこなかったかつ、10人の時間が長かった…ということは考慮しなければなりませんが、首位仙台を相手に悪くはないサッカーを見せられたとは思います。

問題はこのサッカーが今節もできるのか?ということ。

いや、「できるのか?」ではなく「やるのか?」と言った方が正しいかもしれません。

いつまで結果の出ないサッカーを続けるのか?いつ現実を見るのか?

シーズンを最下位で折り返し、ここから後半戦となるわけで…この辺りで現実路線への切り替えを願いたいところでしょう。

 

今回はそんな栃木SC台戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

栃木SC

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 71 猪越優惟
DF 5 柳育崇
6 阿部海斗
25 岩崎博
88 内田航平
MF 13 大曽根広汰
15 堤陽輝
27 永井大士
47 吉野陽翔
81 中野克哉
FW 77 西野太陽

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫻庭立樹
DF 24 田端琉聖
MF 4 佐藤祥
17 杉森考起
40 食野壮磨
FW 9 近藤慶一
19 庄司朗
29 矢野貴章
80 オタボー ケネス

 

栃木は前節から7枚を入れ替え。

雪で中止となった開幕戦の代替開催が水曜に行われたため、正確には前節ではないが…連戦ということもあり前試合から7人の入れ替えとなった。

川田修平、田端琉聖、杉森考起、屋宜和真、食野壮磨、川名連介、近藤慶一が外れ、猪越優惟、阿部海斗、内田航平、大曾根広汰、吉野陽翔、中野克哉、西野太陽がスタメン起用となる。

川田、屋宜、川名がベンチ外となり(川田修平は累積)、前節のベンチメンバーでは木邨優人もベンチ外へ。

代わりに佐藤祥、庄司朗がベンチ入りということになった。

 

注目はやはり前回対戦で2ゴールを挙げている西野太陽。

そして中野克哉も怖い存在と言える。

守備ではもちろん中央に入る柳育崇をいかにして攻略するか、というのがポイントになるだろう。

 

ベンチではやはり元群馬の佐藤祥は気になるところ。

今シーズンはここまで4試合と出番に恵まれているわけではないだけに、ここはアピールしたいところだろう。

ザスパ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 13 近藤壱成
DF 3 大畑隆也
14 菊地健太
30 小柳達司
MF 17 百田真登
20 下川太陽
27 藤村怜
37 瀬畠義成
FW 19 モハマド ファルザン佐名
38 小西宏登
99 中島大嘉

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 88 キム ジェヒ
DF 2 田頭亮太
22 貫真郷
26 秋元琉星
MF 4 玉城大志
36 安達秀都
FW 18 田中翔太
29 松本皐誠
69 出間思努

 

群馬は前節から3枚を変更。

神垣陸、野瀬翔也、西村恭史に代わり、菊地健太、小柳達司、瀬畠義成がスタメン起用となった。

野瀬は累積による出場停止となるが、神垣と西村はなぜかそのままベンチ外に。

怪我などではないと良いが…。

 

ベンチは加々美登生がベンチ外となり、貫真郷、秋元琉星、玉城大志、田中翔太がベンチ入り。

メンバーも固定化されてきているため出場機会があるかはわからないが…この4人はチャンスを掴みたいところだろう。

 

注目は前回対戦で群馬初ゴールを挙げた百田真登。

試合には負けたが栃木SCはこのゴールのイメージが残っているだろうから、精神的には良い状態で試合に入ると思われる(試合自体もついこの間である)

そして野瀬の出場停止によりチャンスが回ってきた、ベテランの小柳達司にも期待したいところ。

 

ベンチでは出番があるかわからないが…久々にメンバー入りとなった玉城大志に期待したい。

相模原戦で失点に直結するミスがあったことが記憶に新しいが…ややイレギュラーバウンドでもあり可哀想な部分もあった。

個人的にはもっと使ってみてほしい選手なのだが…。

試合経過

前半

前半は群馬のキックオフでスタート。

メインスタンドから見て、アウェーの群馬が左側、栃木が右側となる。

少し見てみると、この試合は守備は3-5-2(5-3-2)となっており、中島大嘉と百田真登の2トップと考えてよさそうである。

攻撃時にも2トップ気味となっており、いつも通り菊地健太が中盤の左側に上がる形となっている。

今日はメンバーの関係上、DFの右側は小柳達司、アンカーに瀬畠義成ということになる。

 

17分 素早いカウンターからの失点

ピッチほぼ中央で下川太陽が潰されたことでフリーキックを得る。

これをいつも通り丁寧に下から繋いでいくが、モハマド ファルザン佐名から中島大嘉へのパスは繋がらず。

柳育崇に足を出されてインターセプトを直接吉野陽翔に繋がれてしまう。

吉野から永井大士にパスを入れると、ドリブルで少し持ち運び斜めの素晴らしいスルーパスを送り込む。

ここに西野太陽が抜け出したが、並走した大畑隆也がペナルティエリア内で素晴らしいスライディングを見せる。

しかしこのこぼれ球を中野克哉にダイレクトで流し込まれ、先制を許してしまうこととなった。

 

栃木からすれば高い位置ではないが、柳育崇が前向きでボールを奪い、吉野陽翔が後ろ向きで受けたものの素早く前につないだのが大きい。

永井大士も前に運び、素晴らしいスルーパスから本来は西野太陽がシュートで終える…というカウンターの見本のような素晴らしい攻撃であった。

本当に攻撃はこう縦に速くないと怖さがないのだが…群馬はなかなかスピードが上がらない。

スイッチを入れるために、相手の守備に穴を開けるために後方で丁寧に繋ぐこと自体は決して悪いことではないのだが…なかなかスイッチが入らずにミスから自滅するのが問題となっている。

 

話をこのゴールに戻すと、西野がフィニッシュで完結のハズだったが、ここで大畑隆也が本当に素晴らしいタックルを見せた。

ペナルティエリア内という「何かあればPK」「イエローカードも覚悟しないといけない」という状況かつ、更にはこの時間というところで斜め後ろからのタックルを見事に決めて見せた。

このこぼれ球が大曾根広汰のところに転がったのは不運だったが、その後の大曾根のシュートは小柳達司が止めたかったところ。

足で行ける低めのボールに胸から行っており、恐らくボールが小柳の予想よりも落ちたものとは思われるが…ベテランとしてはやってはいけない判断ミスということになってしまった。

使われなかったものの永井もゴール前にしっかり詰めており、小柳が足でブロックしても大きく蹴りだせていなければ詰め込まれた可能性も高い。

とは言え…やはり小柳の印象は良くないものとなってしまった。

 

19分 西野のシュートは枠の外へ

百田真登のオフサイドからのリスタート。

岩崎博が左サイドの永井大士に繋ぐと、永井が前を向いて浮き球をDFライン裏に放り込んでいく。

ここに大曾根広汰が入り込んでおり、トラップからターン…だったと思われるが、このボールを西野太陽がかっさらう形で回収。

そのままカットインから右足を振りぬくも、これは枠の右側に外れてくれる。

西野はここまで9試合で5得点、群馬から2得点と好調さを感じさせる積極的なシュートであった。

このシーンも縦に速く攻撃を完結させており、まぁ沖田監督の好みではないのだろうが…こういうサッカーこそ攻撃的だと個人的には思うのだが…。

 

24分 フジレンのシュートはキーパー正面に

左サイド高い位置でスローインを得ると、菊地健太が下川太陽に入れる。

下川が下がりながらモハマド ファルザン佐名に預けると、ファルがドリブルで少し入り、藤村怜に縦パスを通す。

これをフジレンがワントラップから右足アウトで狙っていくが、これは力が伝わらなかったか、あまり威力はなくキーパー正面となってしまう。

ここは大きなチャンスとはならなかったが、やはりこのくらいの距離感で3人以上が絡んでこれるとチャンスを作れる。

 

28分 百田真登の同点弾

群馬が長くボールを保持する時間が続く。

一度右サイドで小西宏登藤村怜を中心にチャンスを作りかけるが、ここはゴール前まで迫れず。

一度下げて今度は左サイドを使ってみる。

こちらもなかなかこじ開けることができず、瀬畠義成からゴールキーパーの近藤壱成にボールを下げる。

再び近藤から瀬畑がボールを引き出すと、ここで一気にDF裏に長いボールを入れていく。

これを百田真登が胸トラップから右足で流し込んで同点に。

一度キーパーまで下げた瀬畑だったが、そのあと良い位置でボールを引き出して前向きでフリーとなったのが大きい。

百田の裏抜けも素晴らしく、ここにピンポイントのボールが送られたのも見事。

トラップからシュートまでも完璧と言って良いだろう。

 

焦れずに丁寧にビルドアップした結果であり、素晴らしいゴールではあった。

しかし果たしてこのゴールを沖田監督は評価するのだろうか?

丁寧に繋いだところから、瀬畠義成百田真登が一気にスイッチを入れたということで個人的には素晴らしいゴールだったと思うが…このロングボール1本は沖田監督はどう思うのか?

これも狙いの一つというのであればまだ可能性はあるが…本当はロングボールを使わずに下から崩したかったなんて言いかねないのがここまでの沖田サッカーである。

 

32分 相手のミスからチャンスとなるも

内田航平からのパスを受けた堤陽輝だったが、このトラップが浮いてしまう。

ここを中島大嘉がしっかりと狙うと、ダイレクトで百田真登へと繋ぐ。

百田柳育崇を相手にシュートを狙っていくが、これはに当ててしまいコーナーキックとなってしまう。

先ほど同点ゴールを挙げておりノッているのはわかるが、後ろを上がってきた藤村怜や、左で待っていた中島を使った方が可能性は高かっただろう。

アウトプレーになってから中島が何か百田に言っており、百田も「ごめん」と両手を合わせていたように見える。

その後再び中島が声をかけ、ポンと百田を叩いており、ここは非常に良い関係が構築されているようである。

このシーンは強引なシュートという評価が妥当だとは思うが、群馬に欠けている部分でもあるため、打たないよりは積極的に打っていく姿勢を評価したいところ。

コーナーキックは獲得しており、高い位置で奪ってからシュートで終えられたということ自体は評価して良いだろう。

 

34分 再びカウンターに沈む

こうして得たコーナーキックだったが、藤村怜がニアを狙っていくも跳ね返されてしまう。

スローインを菊地健太瀬畠義成に入れると、瀬畑がゴール前に放り込もうとするが…これを西野太陽に当ててしまう。

こぼれ球を中野克哉が回収すると、ここから一気にドリブルでゴール前に迫る。

瀬畑も一度は股抜きでかわされるも必死に追いすがり、勢いを止めて遅らせることに成功はするものの…ペナルティエリアすぐ外まで運ばれてしまう。

中野が右サイドの阿部海斗に広げると、阿部がここからゴール前に送り込み、ドンピシャで永井大士が頭で合わせて再びリードを許してしまう。

 

瀬畑のミスからであり、中野克哉に股抜きで運ばれた時点でイエローカード覚悟で倒してしまっても良かったとは思う。

しかしファールにならない範囲で手をかけ遅らせ、一度は中野の勢いを止めたので…まぁここの対応は良いだろう。

問題は阿部が誰も見れておらず、フリーに近い形でクロスを送られていること。

菊地健太が中央に入ってしまい(セオリーとしては正しいだろうが)、モハマド ファルザン佐名は攻撃からのカウンターだったために戻れていなかった。

そのため健太阿部ファルの位置を見れて、もう少し外にポジションを取れていたら精度の高いボールは上がらなかったかもしれない。

 

そして藤村怜永井をフリーにしたこと、である。

特にフジレン中野がターンしたときには良いダッシュを見せて永井へのパスを封じて見せた。

それだけに逆サイドにボールが行ったことで一瞬集中が切れたか、小西宏登が戻ってきたので任せてしまったか、永井を自由にしてしまったのが痛い。

 

36分 ロングボールからのピンチは小西が良いブロックを見せる

栃木が最終ラインでボールを回すと、岩崎博から一気にDF裏にロングボールが送られる。

ここに大曾根広汰が抜け出し、完全に小西宏登の前に入った形となったが…小西が後ろから完璧なタックルを見せる。

完全に背後を取られた状態だったが、よくあの位置から足を伸ばして見せた。

大曾根が足を痛がっていることと、ボールの勢いからするとシュートブロックの形となったのだろうか。

 

37分 コーナーキックからのゴラッソ

こうして辛うじてコーナーに逃げることに成功した群馬だったが、このコーナーからスーパーゴールが生まれてしまう。

コーナーキックを蹴るのは阿部海斗

ファーのややゴールから遠目にボールを送ると、ここにフリーで入った中野克哉が胸トラップからボレー。

これが見事にゴールネットに吸い込まれてリードを広げられてしまう。

正直もう一度やれと言ったら成功するかわからない…というくらいに見事過ぎるゴールだったが、形としては完全に狙い通りだっただろう。

PKマークのところに人を集め、そこからニアに寄っていくことでファーにスペースを作る。

ここに後ろからフリーで中野が入ってくるという形を取っており、完全に準備してきたデザインされたプレーであった。

 

40分 綺麗に左サイドを崩される

栃木にゴール前まで迫られるも、ここは大畑隆也が身体を張ってブロック。

こぼれ球は回収されるも、一度下げさせることに成功する。

しかし阿部海斗から良い縦パスを西野太陽に入れられると、吉野陽翔西野阿部と群馬左サイドを突破されてしまう。

そのまま阿部がシュートを放つが、これは角度もなく近藤壱成が正面でセーブしたが、良い位置で中野克哉が呼んでおりここに通っていたら危なかった。

 

41分 前半で4失点

永井大士がフリックして西野太陽へ、というボールは大畑隆也がしっかり読んでおりインターセプト。

これをダイレクトで瀬畠義成に繋いだが、瀬畑が…恐らく菊地健太にダイレクトで送ろうとしたのだろうが、ミートせずに止めそこなったトラップのようになってしまう。

これを吉野陽翔が入れ替わって前に運ぼうとしたところで、後ろから倒してイエローカード。

大畑からのボールがやや浮いたこともあったとは思うが…自分のミスを帳消しにするためにカード覚悟で倒した形となった。

 

このフリーキックは柳育崇が後方からビルドアップを選択。

右サイドで内田航平吉野陽翔阿部海斗中野克哉の4人が良い距離で絡んで突破。

最終的には右サイド裏に阿部が抜け出して、ダイレクトでゴール前にクロスを送っていく。

これを西野太陽がこれまたダイレクトで丁寧に流し込んでリードを3点に広げられてしまう。

これ…中野に行くべきだったのは瀬畑じゃないだろうか?

大畑隆也が飛び出したからやられたわけではないが、瀬畑が全く動けていないのが気になるところ。

大畑が飛び出すこととなった、内田から中野へのパスコースを瀬畑が切れていないのが問題である。

前半終盤であり体力的に厳しい状態か?

4枚が近い距離で関った良い崩しから、阿部の正確なクロス、西野の完璧なミート、精度が非常に高い攻撃であった。

 

後半

後半は栃木のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムで動きがあり、群馬は瀬畠義成に代えて安達秀都を投入。

栃木は大曾根広汰に代えて庄司朗を投入する。

瀬畑百田真登の同点ゴールの見事なお膳立てがあったが、失点に直結するミスが2回と…前半で代えられても仕方ない出来であった。

これにより恐らく藤村怜がアンカーに入り、フジレンのいた右側に安達が入ることとなるだろう。

 

大曾根広汰は…小西宏登のシュートブロックの時に足を痛そうにしていたが、これが原因だろうか?

 

51分 フジレンのミドル、ファルザン佐名のミドルは枠を外れる

小柳達司がボールを持ちあがると、右サイドの小西宏登へ。

小西が縦に仕掛けてクロスを送るも、これは中の動きと合わず。

こぼれ球を藤村怜が狙っていくが、これは飛び出した柳育崇に当たりコーナーキックとなる。

小柳がボールを持ち運び攻撃参加と、良い形ではあったが…小西のクロスの精度を上げていきたいところ。

とは言え正直この試合小西は良い方であり、他でチャンスが作れていない…。

 

このコーナーを蹴るのは菊地健太

ファーに送られたボールは小柳達司がフリーでいたが…このボールをミートすることはできず。

下川太陽が回収から上げ直すが、ここも跳ね返されてしまう。

最終的に遠目からモハマド ファルザン佐名が狙っていくが、これは大きく枠を外れてしまう。

 

小柳のところでしっかりと当てておきたかった。

山を越えてくるため難しいのは事実であり、もしかしたら柳育崇に少し当たってコースが変わっているのかもしれないが…これはミートしたかったところである。

 

53分 再び見事な連携からゴールを奪われる

左サイドの庄司朗から良いパスがペナルティエリア内の西野太陽に送られると、西野はこれをダイレクトでフリック。

これを中野克哉がダイレクトで縦に抜けた庄司にスルーパスを送ろうとするが、ここは菊地健太に当たる。

しかしこぼれ球を永井大士が足裏で後方に流すと、中野がきっちりと流し込んで追加点を許してしまう。

いやぁ…本当に見事な連携であった。

しかも健太に当たってイレギュラーとなっているのだが、栃木の選手は誰も足を止めておらずしっかりと次の対応をしている。

 

このゴールは本当に見事な連携であり、素晴らしいの一言。

ある意味では防ぐのは難しいとも言えるが、元を正すと失い方が良くなかった。

健太のスローインに下川太陽があっておらず、なんとか下川が足を伸ばしてリターンしたが、健太のトラップが大きくなって栃木ボールとなったところから…である。

 

 

55分、68分、70分、両チームが交代カードを切る

55分、流れの中では栃木が先に動くこととなった。

永井大士に代えて杉森考起を投入する。

 

68分には群馬ベンチも動き、藤村怜に代えて松本皐誠、百田真登に代えて出間思努を投入する。

安達秀都がアンカーとなり、その前に下川太陽と松本という形になるだろうか?

 

70分には再び栃木ベンチが動き、内田航平に代えて佐藤祥、西野太陽に代えて近藤慶一を投入する。

 

76分 中島のシュートは惜しくも…

ルーズボールに松本皐誠が粘り、安達秀都に繋ぐ。

安達からモハマド ファルザン佐名中島大嘉と狭いところを繋ぐと、中島がターンから右足を振っていくが、これはキーパーがブロック。

こぼれ球に出間思努が詰めたものの…DFも粘りを見せて枠内には送らせずにゴールキックとなってしまう。

 

狭いスペースであったが、多くの選手が絡み良い形でシュートまでは行った。

中島のシュートも決して悪くはなく、これは非常に良い形を作れたと言って良いだろう。

 

77分、83分、85分 ベンチが動く

このタイミングで群馬ベンチが動き、モハマド ファルザン佐名に代えて田頭亮太を投入する。

前節の終了間際のゴールのような活躍を期待したいところだが…。

 

83分には群馬ベンチがカードを使い切り。

下川太陽に代えて玉城大志が投入される。

 

85分には栃木ベンチも使い切り。

堤陽輝に代えて食野壮磨を投入する。

 

85分 ピンチはなんとか凌ぐが

玉城大志から縦パスを受けた松本皐誠だったが、持ち出しがやや長くなり吉野陽翔に奪われてしまう。

吉野から中野克哉へと縦パスを入れると、横の杉森考起へ。

杉森から更に横の近藤慶一に広げると、完全にフリーだったがこのシュートは近藤壱成がブロック。

こぼれ球を食野壮磨に詰められそうになるも、近藤が足で粘ってなんとか打たせず。

そのこぼれ球を近藤に打たれるが、ここは小柳達司安達秀都がスライディングブロック。

 

このこぼれ球を食野に回収され中野に繋がれると、逆の右サイドの佐藤祥へと広げる。

佐藤が右に持ち出しシュートを狙うが、ここは菊地健太がブロックして枠の上へと外れていく。

完全に数的不利であったが、なんとかここは凌ぎきることに成功したと言えるが…やはり失い方が良くない。

縦へのパスではあるが後ろ向きに失っており、言い換えると栃木は前向きで奪えているのが大きいのである。

 

このコーナーキックを吉野陽翔が中央ややファーに送ると、柳育崇にドンピシャとなったが…太陽が目に入ったかこれはミートできず。

悔しそうに太陽を二度見するが印象的であった。

 

アディショナルタイムは4分となったが、最後まで群馬は攻撃の糸口がつかめず。

逆に栃木は最後まで攻撃の手を緩めず…という結果となった。

 

ピックアップポイント

攻撃的サッカーとは?

正直何かを書きたいような気持ちではないので1つだけ。

攻撃的なサッカーとは何なのか?

5-1という結果によるものは大いにあるとは思うが、よほど栃木の方が攻撃的なサッカーをしていたように思う。

 

ボールを保持するのが攻撃的なのだろうか?

確かにボールを保持し続け、相手に一度も渡すことがなければ…そもそも守備の時間がないわけで攻撃的かもしれない。

しかし現実はその保持から低い位置で失いピンチを招き、かなりの高い確率でゴールまで奪われているわけである。

 

今日の栃木のように奪ってから相手ゴールに速く真っ直ぐ向かうようなサッカーの方が、よほど攻撃的なサッカーであろう。

群馬も良い時には良い守備から速い攻撃で点を奪っていることが多い。

これを監督・コーチ、更には首脳陣はどう見ているのだろうか?

 

MOM

この試合のMOMは百田真登としたい。

栃木戦2試合続けてのゴールというのが大きな理由だが、動きもかなり良くなってきたように思う。

やっと馴染んできたというのが正しいのか、中島大嘉との2トップという形が良いのか?

 

他には決定的なチャンスには関われていないが、持ち味を見せていたのは小西宏登か。

加入当初の驚きから、怪我でキレが無くなってしまった状態だったが…やっと本来のパフォーマンスに近づいてきたと言える。

 

あとは藤村怜も随所に良さは見せているものの…やはり本来の良さが活きるのはもっと前なのではないだろうか、という印象であった。