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【2021 J2第21節】ジェフユナイテッド千葉対ザスパクサツ群馬【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

前節の甲府戦では思い出したくもない6失点という大敗…。

2得点を返したことが唯一の救いになるのか、上手くいっていると勘違いさせる要因になってしまうのか、それはこの千葉戦でわかるでしょう。

千葉と言えば、選手が変わろうと監督が変わろうと…なぜだか相性の良い相手。

連敗を止めて、残留争いからの浮上のきっかけにしたいところです。

そんな第21節、ジェフユナイテッド千葉戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

ジェフユナイテッド千葉

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 新井章太
DF 3 岡野洵
13 鈴木大輔
15 チャン ミンギュ
22 小田逸稀
33 安田理大
MF 4 田口泰士
5 小林祐介
39 見木友哉
FW 10 船山貴之
49 サウダーニャ

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 23 鈴木椋大
DF 17 新井一耀
MF 18 熊谷アンドリュー
20 矢田旭
25 末吉塁
32 高橋壱晟
FW 40 櫻川ソロモン

 

千葉は前節からスタメンのメンバーは入れ替えず。

気になるのは最前線のサウダーニャと、中盤でゲームをコントロールする田口泰士といったところ。

そして右サイドの安田理大に自由にやらせないのがポイントになるだろうか。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 清水慶記
DF 3 畑尾大翔
16 久保田和音
32 渡辺広大
36 吉永昇偉
MF 6 内田達也
8 岩上祐三
11 田中稔也
41 中山雄登
FW 39 高木彰人
50 大前元紀

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 松原修平
DF 5 藤井悠太
14 平尾壮
MF 15 金城ジャスティン俊樹
19 白石智之
FW 9 北川柊斗
10 青木翔大

 

群馬は前々節に負傷した加藤潤也は復帰できず、怪我の具合が気になるところ。

大量失点による敗戦となったためか、4枚を入れ替えるというスタメンに。

ベンチには藤井悠太が復帰したために高橋勇利也が外れたというところ。

青木翔大のベンチ入りも嬉しいところだが…やはり進昂平が外れるのが気になるところ。

FW発言から外れていることもあり、奥野監督の構想としては進はSMF要因でありFWでの序列は低いというところだろうか?

前節に続いて小島雅也も練習には復帰しているものの、コンディションはまだこれからか…ベンチ入りならずといったところ。

試合経過

右足一本!清水のファインセーブに救われる

前半は群馬のキックオフで開始。

コイントスに勝ったのは群馬だったようなので、どうやらボールを選択したようである。

メンバー表を見た時には、いつも通り内田達也が右に、田中稔也が左に入るかと思ったが…どうやらスタートは逆で内田が左で稔也が右に。

 

前半4分には左サイドで久保田和音がファールを受け、ちょっと距離はあるものの良い位置でのフリーキックを獲得。

田口泰士はボールに少し遅れて…アフター気味で強く当たるというプレー。

今にして思うと、ここから少し荒れた展開になる布石だったのかもしれない。

このFKは直接ゴールキーパーの下へ。

 

続く5分には距離のあるところで岩上祐三がシュートフェイントから、前の高木彰人に楔のパスを放り込む。

高木はペナルティエリアの少し前からシュートを狙い、千葉のDFに当たったことでコーナーキックを獲得。

今日はチームとして積極的にシュートを狙う良い姿勢が見えているように思う。

 

9分には岩上の良いサイドチェンジから久保田和音がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア内に良い斜めのパスを入れる。

大前元紀が受けると見せかけてスルーし、稔也が落とし大前がシュートを打つも枠の外。

岩上のサイドチェンジ以前のダイレクトで繋ぐシーンを含め、非常に良い形で攻撃を作ることができたように思う。

巻いてポスト…というイメージだったのだろうが、大前ならばここは枠には持っていってほしいところ。

 

12分にはサウダーニャからDFライン裏の船山貴之に完璧なスルーパスが。

オフサイドと思いきやファーサイドに吉永昇偉が残っており、吉永は前節に続いて2度目のラインコントロールミスとなる。

船山のシュートは枠の端、グラウンダーの完璧なシュートだったが久々の出場となった清水慶記が右足一本でこれを防ぐ。

以前の清水はこういった1対1に特別強い印象が無かったのだが、1対1も止めるシーンが目立つし苦手だったクロスボールの対応もかなり向上しているように思う。

岩上の神懸ったロングパス!カウンターも枠外に

13分には自陣で田中稔也がカットし、こぼれたボールを岩上祐三がダイレクトで左サイド前方へ大きく展開。

スペースには大前元紀が走っており、見事なカウンターに繋がる。

大前は戻ってきたDFを交わそうとして引っ掛かるも、ボールは失わずに後ろからフォローにきた内田達也に。

内田はそのままミドルを狙うも枠をわずかに外れる…。

GKの新井章太が一歩も動けなかっただけに、枠を捉えていれば完璧なカウンターだっただけに悔やまれるところ。

慶記のファインセーブの直後だけに、ここを決めておけば流れは群馬に傾いたのではないだろうか?

しかし岩上のフィードが本当に素晴らしかった。

バウンドするボールに対して、タイミングを完璧に合わせて見事なバックスピンをかけた速いパスを供給。

かつての松下裕樹のパスを思い出させる見事なパスだった。

 

24分にはコーナーキックからピンチを迎えるも、チャンミンギュのスラしたボールは岡野洵の足にミートせず。

非常に良いボールが入り完璧なフリックだったため、群馬としては完全に救われた形になる。

どうしてもセットプレーの守備がゾーンであるが故に、こういったシーンは防ぎようがない。

しかし、CKを獲得した安田理大の粘りがこういった良いシーンに繋がっている。

DFの連携ミスから失点

36分には千葉のGK新井からのリスタートでのハイボールを、小田逸稀吉永昇偉に競り勝つ。

ボールは長くなり畑尾大翔はGKに取らせようとするが、その裏から船山貴之が走っていたことに気付かず…これを清水慶記の目前でさらわれゴールに流し込まれる。

声掛けで防げる連携ミスであり、畑尾大翔の判断ミスでもあるのだが…個人的には畑尾のプレーは理解できる。

あの長さでこぼれたでサウダーニャと自分の位置を考えればキーパーに任せるだろう。

小田が競り合った時の船山の位置取りが見事で、マーカーである久保田和音の裏にいたのが全て。

船山はこぼれるのを最初から狙っていたかのようなポジション取りが勝因と言えそうである。

このプレーは後ほど改めて紹介したい。

また個人的な意見であるし根性論は好きではないのだが…久保田が裏を取られたのは仕方ない。

しかし船山にボールが渡った段階で、諦めて追うのを止めたのは頂けない。

追いつかないにしても、畑尾のブロックやポストに当たって跳ね返る可能性を考えて、サウダーニャの前に入るプレーを見せてほしいところ。

 

42分にはセンターサークル付近から田口泰士が、縦に素晴らしいスルーパスを入れる。

走りこんだサウダーニャはGKの位置を確認して、ループシュートを打つも枠の上に。

田口は本当に周りがよく見えていて、パスのセンスが素晴らしい。

サウダーニャの抜け出しに付いたのは中山雄登だったと思うが、彼はこういった時の対応が非常に良い。

運動量も豊富であり、サウダーニャがダイレクトでループを打たなかった場合は対応できただろう。

しかし決まってもおかしくないループだっただけに…まだ群馬にもツキはあるようだ。

再びCBの連携ミス まさかの自滅

後半は千葉のキックオフ。

早々の48分、安田理大から群馬の左サイドへ流れる田口泰士に良いパスが入る。

ボランチの選手がこういう飛び出しを見せるのは非常に良い。

田口は本当に良い選手だ。

サポートで外を回る船山貴之を使い、クロスが小田逸稀に入り、見木友哉がキープ。

見木から小田に戻し、ファーを狙いすましたシュートは枠の外へ。

完璧に崩された形だっただけに、これは本当に助かったシーン。

小田のシュートに対峙した渡辺広大のブロックに注目したいが、シュートの瞬間にニアのコースを切りに行っている。

結果的にシュートはファーだったわけだが、広大のこの対応は良いんじゃないかなと。

速いシュートはニアに、ファーだと巻くシュートになるのでDFがニアを潰すというのは理想じゃないかと思う。

 

57分には自陣深くのFKからの再開で、岩上祐三からすぐ横の渡辺広大に。

広大は左の畑尾大翔に預け、後ろのスペースに移動。

畑尾広大に戻すもパスが少しズレたか、広大が意図した方向と逆だったか…慌てた広大は足を滑らせボールはサウダーニャにさらわれる。

サウダーニャは自分でも打てたように見えたが、岩上祐三がチェックにきたこともありより確実な中に折り返し船山貴之が本日2点目。

2失点続けてDFの連携ミスからという、なんともつまらない形での失点となってしまう。

ゴール後にボールをゴールに蹴りつける岩上祐三が印象的だったが、そのぐらいつまらないミスで失点が続いている。

 

58分には群馬のベンチが動き、久保田和音に代えて平尾壮を。

吉永昇偉に代えてジャスティンを、高木彰人に代えて青木翔大を投入。

そういえば高木は前半15分くらいは裏を狙う良い動きを見せていたが、その後はゲームに入れず消えてしまった印象。

好調だった北川柊斗を外しての起用だっただけに、トレーニングで良い動きを見せていただろうことが予想されるだけに残念である。

千葉にレッドカード 荒れた展開に

70分には渡辺広大に代えて藤井悠太内田達也に代えて白石智之を投入。

渡辺広大はミスもあったが、イエローカードを受けていることが大きいか?

1枚貰っていることで強く行けていないし、累積で次節出場停止ということで実戦で他のCBを使っておきたい…といったところだろう。

 

75分には自陣深くで千葉のプレスをかいくぐろうとしている際に、岩上祐三のパスミスから安田理大がダイレクトでバイタルの危険なところにいた見木友哉に通す。

見木は振り向いてシュートを打つもわずかに枠の外へ。

パスミスからではあるが、見木のポジショニングと安田のダイレクトパスが素晴らしかった。

後半頭から千葉はプレスラインを上げてきており、CBまで強くプレスにくるように変わった。

失点シーンもそうだが、こういった繋ぐシーンでミスが増えているのは千葉のプレスに苦戦しているからであろう。

守備だけでなく攻撃面でも出し手と受け手の意図が合っていないシーンが多く、メンバーを固定して連携を深める起用をしている割には連携に難があるのが気になるところ。

シーズンも折り返しになるのに、チームとして攻守の形というものが上手く共有できていないように思える。

 

76分には大前元紀船山貴之を抱え込み倒してしまいファールを取られる。

しかし船山が倒れた際に反動を活かして大前を蹴りつけているようにも見え、どうなるかなと思っていたらやはり船山にレッドカードが出される。

左足だけであれば倒れた勢い…とも見れるが、右足も出しているので蹴りつけていると判断されて赤でも全く不思議ではないだろう。

個人的には左足の時点で既に故意だと思っているが、左足だけであればレッドは厳しいというのも理解できる。

しかし千葉の選手は結構抗議をしており、その後も荒れた展開へとなっていくために…船山の蹴りは見えていなかった選手も多いのかもしれない。

これは後ほど改めて取り上げたい。

 

78分には1人減ったこともあり、千葉が最初の交代カードを切る。

岡野洵を下げて新井一耀を投入し、ポジション的にはそのままのようだが5-3-1のような形に。

船山が退場したことで見木を一列下げ、左に見木、中央に小林、右に田口と3枚にしたようである。

怒涛の攻めもゴールをこじ開けるには至らず

この後は1人少ない千葉に対して群馬が押し込む展開が続く。

千葉としては2点差があるわけで、1人少ないのでしっかり守ってあわよくばカウンターで3点目をという展開になろう。

83分には数的優位もあり、怒涛の攻めを見せるがジャスティンのクロスは青木翔大にわずかにあわず。

 

86分にはコーナーキックからの流れで、畑尾大翔のバイシクルも枠を捉えられず。

展開として千葉が守りを固めているから…ではあるが、攻め続けているものの1点が遠い。

 

87分に千葉は見木友哉に代えて高橋壱晟田口泰士に代えて熊谷アンドリューサウダーニャに代えて櫻川ソロモンを投入。

時間を使う意図もあるだろうが、前線の選手を代えることでまだまだチャンスがあればカウンターを狙っていくよという姿勢を見せているようにも見える。

 

93分には途中投入の藤井悠太がまさかの負傷。

パスを出した際に足を滑らせたのか座り込んでしまう。

すぐにバツが出ているあたり重症が心配される…。

膝を捻ったか?十字靱帯や半月板でないと良いのだが…映像を見るに左膝なんじゃないかと思われる。

藤井は確か公式発表はなかったと思うが、恐らく怪我で離脱していたハズ。

復帰直後の怪我であり、川上優樹も同様の離脱を見せており…怪我人が続出しているのが気になるところ。

離脱者がCBだらけであり、次節は渡辺広大の出場停止ということもあり…かなり厳しい状態になる。

 

そして試合はタイムアップ。

前半は良い形も作れており、チャンスをモノにできずにミスから自滅。

その後は得点が遠い展開となってしまった。

ピックアップポイント

36分の失点シーン 船山貴之のポジショニングの上手さ

ピックアップとしては最初の失点シーンを取り上げたい。

相手GKからのフィードが小田に入った時の各選手のポジションはこんな感じ。

 

小田が競り合う時点で、見木が群馬の右サイドの裏のスペースに流れる動きを見せる。

広大がそれについていくことで、DFラインがバラバラに。

その乱れを上手く船山が使った形になる。

 

ラインが揃っていないのはまぁ良いとして、いや良くはないのだが置いておいて。

気になるのは久保田が一度も船山をチェックしていないこと。

確かに小田の位置からバイタルに入り、そこからゴールが生まれた今回のシーンは稀なパターンであるが…自分のマークを一度も見ずにボールウォッチャーになっているのは頂けない。

船山久保田の後ろという視界の外にポジションを取っていたことで、このポジショニングは素晴らしいが…一度でもマークを確認していれば少しは違った展開になっていたかもしれない。

 

とは言っても久保田和音という選手は本来SBの選手ではないだろう。

中盤のセンターが本職であり、どちらかと言えば攻撃面で持ち味が活きる選手。

こういった対応のミスというのも本職SBを使わない時点で「あって当たり前」と考えるべきではないだろうか?

高橋勇利也光永祐也、更には阿部隼人と本職の左SBがいるなかで久保田を使うのには理由が色々とあるのだろうが…。

岩上祐三ジャスティンの右サイドも同様に、攻撃面でサイドからゲームを作れる利点はあるものの…失うものも多いのではないかと思う。

上手くいっているなら良いのだが、決して結果が出ているとも言い難いので本職SBを起用してほしいところ。

久保田としても本来の中盤で使ってもらった方がプレーしやすいのではないだろうか?

レッドカードは妥当だったのか?ゲームが荒れた原因を考察

76分の千葉の船山にレッドカードが出たシーンだが、試合経過のところでも触れたように個人的には妥当なレッドカードだったと思う。

大前のファールを取った上で、その後の暴力行為に対してレッドカードを出したという形になるだろう。

これまた本文内に書いたが、左足だけであれば言い訳もできるだろうし赤は厳しいという意見もあると思う。

しかし右足まで振り切っている時点で、レッドカードは妥当ではないだろうか?

現地ではわからないが、DAZNではリプレーも流れており、このレッドカードに異論がある方は多くはないかと思うのだが…。

 

しかし千葉の選手の反応を見る限り、レッドカードは非常に厳しい判定と捉えているように見える。

80分の青木のファールに対してもどこからか「レッド!レッド!」という声が飛んでいる。

このファールだけを切り取ると、青木が落下点に入ったものの競り合わなかったというシーンでありファールは妥当。

怪我もしやすいシーンなので千葉が熱くなるのもわかる。

しかしただのファールであり、こんなのでカードが出てたまるかというシーンであった。

事実レフェリーはレッドはおろかイエローカードも出していないし、それが妥当と言える。

じゃあなぜ「レッド」という声が飛んだのかというと、やはり船山の退場が「あれでレッドなのか?」という印象が残っているからであろう。

カードを出したあとにも千葉の選手から「何でレッド?」という声が出ており、もちろんレフェリーも説明はしているように見える。

しかしその後も収まっていないところから、選手達はなぜレッドだったのか理解していないようである。

もう少し身振り手振りを交えて、「倒れた後に大前を蹴りつけており、それを意図的と判断したので赤を出した」という説明が丁寧にできなかったのかと思う。

 

試合前からどちらも絶対に負けられない状況であり、群馬サポだからかもしれないが…千葉はファール気味の荒いプレーが多かったように見えた。

競り合いで肘が入るシーンも多く、その辺りも尾を引いているように思う。

それと気になったのがユニフォームを引っ張るシーンであまりファールを取らなかったこと。

現在の基準であればユニフォームはもっと厳しく笛を吹いても良かったのではないだろうか?

判定の基準は甘かろうと厳しかろうと、試合を通して一貫していれば荒れにくいものだが…緩めの基準だったように見えたために、レッドカードが出たことで赤が厳しく感じたようにも思う。

 

しかし岩上に連れ去られる船山の態度は頂けない…。

岩上が何を言ったのかはわからないが(口元を手で押さえている辺り、何か言ったんじゃなかろうか?)、岩上を払いのけるシーンは暴力的でもある。

サッカーの悪しきシーンでもあるが…群馬が勝っていればあれで岩上がわざと倒れて痛がる…なんてパターンもあり得たかなと。

一発レッドは基本的に1試合の出場停止だが、内容によっては試合数が伸びることも。

船山の気持ちはわかるし、熱くなっているのでああいった態度になるのも理解はできるが…やはりプロとしてあるまじき行為であり、追加の処分を考えても良いのではないだろうか?

MOM

この試合のMOMは非常に悩ましい…。

中立なマッチレビューとしては退場したものの、全得点を挙げた船山であろう。

しかしこのブログはザスパクサツ群馬を応援するものであり、負け試合でもザスパから、ザスパの中で1番良かったプレーヤーを選ぶもの。

色々と考えると岩上祐三としたい。

 

やはり岩上が中盤に入ることでゲームが落ち着き、攻撃を組み立てることができる。

13分のカウンターシーンでも見せたように、素晴らしいロングボールで一気に展開を変えることができるのも彼の魅力である。

75分に自信のパスミスから決定機を与えてしまうも、マイナスなプレーはそのくらいだったと思う。

最後の最後までゲームを諦めていない姿勢も評価したい。

CKのキッカーは大前なのだろうが、終了間際では岩上が急ぎでボールを取りに行くシーンも見られた。

3連敗と低迷するチームの中で、彼のような諦めない姿勢が浮上のきっかけになるとファンとしては嬉しい。

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