※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。
第19節はアウェーでの金沢戦。
前節はホームで藤枝を相手にスコアレスドロー。
ここ4試合失点が続いていただけに0で終われたことは大きな収穫ですが、逆に4試合連続でゴールも止まることに。
やはり藤枝との相性はあまり良くない印象も。
相性と言えば今節の金沢は、確かアウェーで1度も勝ったことが無かったような?
今回はそんなツエーゲン金沢戦をレビューします。
Contents
スタメン・フォーメーション
ツエーゲン金沢
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 1 | 白井裕人 |
DF | 2 | 長峰祐斗 |
4 | 井上竜太 | |
25 | 小島雅也 | |
39 | 庄司朋乃也 | |
MF | 7 | 加藤潤也 |
8 | 藤村慶太 | |
14 | 石原崇兆 | |
17 | 梶浦勇輝 | |
FW | 9 | 林誠道 |
11 | 杉浦恭平 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 36 | 三浦基瑛 |
DF | 16 | 毛利駿也 |
35 | 孫大河 | |
MF | 10 | 嶋田慎太郎 |
18 | 小野原和哉 | |
FW | 15 | 奥田晃也 |
19 | 豊田陽平 |
金沢は前節から2枚を変更。
基本的に4-4-2だが、中央はフラットの時とダイヤモンドの時があり…これにより加藤潤也のポジションが変わるのが特徴と言えるだろうか?
その加藤は今シーズン既に6ゴールと、金沢に移籍して結果を残していると言える。
右サイドバックにはこれまた昨シーズンまで群馬に在籍していた小島雅也が入り、勝手知ったる相手同士となる山中惇希とのマッチアップが楽しみなところ。
ベンチを見ると…やはり気になるのは豊田陽平だろうか。
ザスパクサツ群馬
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 櫛引政敏 |
DF | 3 | 畑尾大翔 |
19 | 岡本一真 | |
24 | 酒井崇一 | |
36 | 中塩大貴 | |
MF | 9 | 北川柊斗 |
15 | 風間宏希 | |
17 | 山中惇希 | |
38 | 天笠泰輝 | |
FW | 10 | 佐藤亮 |
13 | 武颯 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 42 | 石井僚 |
DF | 2 | 城和隼颯 |
MF | 6 | 内田達也 |
FW | 7 | 川本梨誉 |
14 | 白石智之 | |
23 | 平松宗 | |
27 | 奥村晃司 |
群馬は前節から1枚を変更。
怪我により途中交代となった高木彰人に代わって北川柊斗がスタートからの起用となり、恐らくはそのままFWの位置に入ると思われる。
そしてベンチには奥村晃司が復帰する形となり、他のメンバーを見るに奥村には北川の役割(右サイドハーフ及びFW)が与えられると思われる。
出番が来るかはわからないが、久々のベンチ入りということでここはしっかりとアピールしておきたいところだろう。
その他に関しては変更がなく、長倉幹樹と川上エドオジョン智慧に関してはどうやらまだ別メニューとなっているようである。
試合経過
【0~15分】立ち上がりの危うさ再び
前半は金沢のキックオフでスタート。
開始早々の1分、中塩大貴からのロングボールは山中惇希には合わず庄司朋乃也に頭でクリアされるも、これを北川柊斗が上手く身体を入れて回収。
そのまま持ち運んで右足を振るチャンスはあったのだが…井上竜太が上手くコースに入ったのか、打たずにもう一つ持ち運んでからシュートを選択。
そのため戻ってきた梶浦勇輝に身体を当てられてしまいシュートは枠の外に。
最初のところで打っても良かったと思うが…書いたようにシュートコース上にDFに入られてしまったのかも?
とにもかくにも外れはしたが早々にシュートのチャンスを作り出す。
しかし直後の2分、セカンドボールを回収した加藤潤也が石原崇兆とワンツースリーで中盤を突破。
石原から狙い済ましたスルーパスが裏に出されると、抜け出した林誠道がダイレクトでゴール前に折り返す。
ここにKJが入り込み右足アウトサイドでシュートを放つも、コースに飛び込んだ櫛引政敏がファインセーブで抑える。
中盤抜け出した石原に対して天笠泰輝と風間宏希が2枚で行ってしまい、裏を抜けてゴール前まで詰めたKJを見れていなかった…。
対応としては風間がゴール前までKJを追うべきだっただろうか?
KJはここまで6ゴールを挙げて絶好調ではあるものの、この決定機を決めきれない辺りが昨シーズンを思い出させるシーンとなった。
9分には右サイド高い位置で佐藤亮からのパスをを岡本一真が受ける。
グラウンダーのクロスをニアに送るとこれを天笠泰輝がスルー。
しかしそのすぐ後ろにいた武颯はスルーを予想していなかったか…足元に収まらず後方に抜けてしまう。
カウンターのピンチとなるが、ここは山中惇希が後ろから戦術的ファールで止める形で阻止しイエローカードを受ける。
天笠のスルーは非常にアイディアがあり、武がわかっていればチャンスとなっていたが…。
DAZNの画面では全体が見れないので…その前後のプレーと見える範囲での話にはなるが、山中のファールは行かれたら危ないところをカード覚悟で止めるファインプレーと言えるだろう。
武は山中の犠牲に感謝しなければならない。
【15~30分】見事なセットプレーと見事なカウンター
18分、左からのコーナーキックを獲得すると風間宏希がややファーへと良いボールを送る。
中央で中塩大貴がフリーで飛び込むもやや高く…ボールは抜けてしまうが、その後方に畑尾大翔が飛び込んで先制ゴールを奪う。
中塩のところに合っていても恐らくゴールが生まれたと思われ、完全にマークを振り切ってフリーを作り出した素晴らしいセットプレーだった。
特にここ数試合畑尾は本当にセットプレーで競り勝つシーンが多く、このセットプレーは大きな武器となっている。
ちなみにキーパーの白井裕人と梶浦勇輝が何かアピールしているが、恐らく佐藤亮がオフサイドポジションでキーパーの視野を遮っておりプレーに関与したのではないか?ということだと思われる。
しかしニアのポストに立っていた石原崇兆がオフサイドラインとなるため、佐藤はオンサイドポジションで間違いないだろう。
21分、右サイドの深い位置で藤村慶太が小島雅也とのワンツーで抜け出しクロスを供給。
ややマイナスとなったためか、杉浦恭平は右足のヒールで軸足後ろを通すような当て方でゴールを狙うも当たりが浅く枠の外に。
このクロスの前には左サイドを深く抉られており、シュートは畑尾大翔がブロックして…という形になっておりなんとか守り切った形となった。
23分、北川柊斗がスローインを引き出して中塩大貴に落とす。
中塩から風間宏希に当て、風間から再び左サイドに残っていた北川にパスを当てると、これをダイレクトでヒールでフリック。
ここに山中惇希が抜け出してクロスを送ると、武颯が良いトラップから天笠泰輝に落とす。
完璧な形となったが…天笠のシュートよりもわずかに早く林誠道がボールに足を滑り込ませる。
これにより天笠のシュートはボールではなく林の足を蹴る形となってしまったか…?
主審は真後ろの近い位置で見ていたため恐らくしっかりと見えていたであろう。
ノーファールの判定で林がボール奪取に成功すると、左側を駆け上がる梶浦勇輝にパスを通してカウンター発動。
梶浦からスルーパスが送られると、抜け出した杉浦恭平がワントラップからファーのサイドネットに流し込んで同点にされてしまう。
まさにロングカウンターの見本市と言える素晴らしいプレーだった。
梶浦の長めのグラウンダーのスルーパスも良かったが、その後の杉浦のトラップが見事。
速度を落とさずに内側に置けたために広いシュートコースを確保できたと言える。
人数をかけて攻撃していたところをひっくり返された形となり、これは仕方ないというか…金沢のカウンターを褒めるべきだろう。
【30~45分】膠着したゲームに
スコアが振り出しに戻ったこともあり、ここからゲームは比較的膠着した状態になっていく。
34分にはロングボールに杉浦恭平が抜け出して落とす。
これを加藤潤也が回収し、左足でシュートを放つも枠の外に。
38分にはパスカットされたところからカウンターを受け、左サイドを抉られてクロスを上げられてしまう。
これを加藤潤也が頭で合わせるも、シュートコースに入った酒井崇一に当たり威力は落ち櫛引政敏がしっかりと回収。
しかしこのシーンでもKJの動きに誰も付いていけておらず、見事なまでにフリーにしてしまっている。
クロッサーが杉浦恭平だったように比較的FWがサイドに流れて、その空いたスペースにトップ下のKJが入ってくる…というシーンが多いか?
元々KJはトップ下やシャドーストライカーの選手だとは思っていたが、本当に今日はやりやすそうにプレーしている。
39分には山中惇希が左サイドからクロスを送るが、これは中で合わずに白井裕人が触る。
こぼれ球を佐藤亮がボレーで狙うも長峰祐斗に当ててしまい、こぼれ球を再び自分で回収。
右サイドを回った岡本一真を囮に中の武颯を使うと、武の落としに酒井崇一がミドルシュートを放つも枠の外に。
ここは枠には送りたかったところだが…形としては悪くなく、何より酒井がここまで上がってこれているというのが良いだろう。
【45~60分】膠着気味のゲームを交代で動かせるか?
後半は群馬のキックオフでスタート。
両チームともにハーフタイムでの交代は無くリスタートとなる。
前半の終盤と同じく比較的膠着した時間帯が続くが、53分金沢がボールを保持し続け攻撃の糸口を探る。
左サイドで長峰祐斗が受けると内側の石原崇兆へ。
石原が中に運び、ペナルティーアーク内の林誠道にパスを通す。
ここには畑尾大翔が対峙し、林は駆け引きの末に右足を振るも畑尾がブロックしてコーナーキックに。
このコーナーは藤村慶太が中央に放り込むと、頭1つ2つ抜け出す形で長峰祐斗に合わせられてしまうも枠の上に。
最も後方から勢いを持って入ってきている長峰と、ゾーンで守りその場で真上に飛んでいる中塩大貴の差…というところか。
ゾーンが悪くマンツーマンで付くべきだ…とは全く思わないが、これはゾーンDFの弱点の1つではあろう。
55分、群馬が先に動き佐藤亮に代えて白石智之、天笠泰輝に代えて内田達也を投入する。
これにより白石がFWの位置に入り、北川柊斗が右サイドハーフへと位置を変えることに。
ここまで北川はゴール前にはあまり絡めてはいないものの、降りてきたり開いたりとボールを引き出す役割は果たしていたと言える。
過去の試合を見ても右サイドハーフで素晴らしさを見せられているとは言えず、相変わらずこのポジション変更は疑問が残る。
以前大槻監督が語っていたと思うが…北川は前線であれば非常にユーティリティーにどこでもプレーしてくれると。
それはわかるしそれは北川の素晴らしい能力の1つではあるが、白石というサイドハーフができる選手を同時に入れているわけで…白石をそのまま右に置けば良いのではないかと…。
そして北川もFWの方が持ち味が活きているのではないかと…。
【60~75分】動いてはいるもののタイミングが合わない武
この時間帯…には限らないが、武颯が常に裏を狙って動いてはいるものの、なかなかそこに良いタイミングでボールが入ってこない印象がある。
既にオフサイドが2つ目となっており、前節でも武のオフサイドは目立っていたと言える。
もちろん受け手の武だけの問題では無く、出し手とのタイミングの問題ではあるが…。
またオフサイド以前に、武は動き出しているものの…出し手が蹴れないというシーンも目立つ。
68分、武颯が良いインターセプトから左サイドへ展開する。
受けた白石智之がドリブルで持ち上がり、更に左サイドの山中惇希へと広げる。
山中はクロスではなくニア、近い位置にいた中塩大貴を選択しパスを送るが…このパスは長峰祐斗に読まれており身体をぶつけられて中塩のシュートは空振りとなってしまう。
抜けたボールは梶浦勇輝がクリアするが、これが風間宏希に当たる形で再び中塩のところに。
小島雅也ともつれながらもシュートに持ち込むが、これはブロックされてコーナーキックとなる。
奪ってからのカウンターという形だったが、前線の選手だけでなく中塩がここまで上がってこれたというのが評価したいポイント。
3バックは両サイドのCBがどれだけ攻撃参加できるか…というのが大きなポイントになり、今シーズン徐々に酒井崇一の攻撃参加は見られるようになっていた。
ここで中塩もチャンスがあれば前に出れるようになってきたとなれば、更に攻撃に厚みをもたらせるだろう。
このコーナーキックの前に群馬が動き、武颯に代えて平松宗を投入する。
70分には金沢も動き、杉浦恭平に代えて嶋田慎太郎、石原崇兆に代えて奥田晃也を投入。
【75~90分】共にゴールを割れず
77分には金沢も2度目の交代に動き、林誠道に代えて豊田陽平を投入。
78分には白井裕人のキックを豊田が競り勝ち奥田晃也に繋ぐ。
再び豊田に預けるとワンツーで右サイド裏に抜け出した奥田がグラウンダーのクロスをニアサイドに送り込む。
ここに加藤潤也が飛び込むも、これは酒井崇一がしっかりと対応しておりシュートは枠の外に。
攻撃の形としては見事であったが、DF陣も集中して対応したと言える。
84分、群馬が最後の交代を使い北川柊斗に代えて奥村晃司、山中惇希に代えて川本梨誉を投入。
これにより奥村が前に入り白石智之が右サイドに、川本はそのまま左に入ることとなる。
うーん…大槻監督としては白石の右サイドはアリと考えているようである。
であれば、佐藤亮を下げて白石を入れた時にもそのまま右サイドで良かったのでは?
白石と山中の左サイドコンビは破壊力があり、それが狙いの1つで配置を変えた…のだろうか?
また奥村は今期はFWにコンバートとも言われており、トレーニングマッチではハットトリックの活躍などを見せているが…個人的にはこのポジションの適性も疑問視している。
川本の左サイドハーフも疑問であり、川本を前にして白石を左、奥村を右にすれば良いのではないかと思ってしまうが…。(奥村のサイドハーフも適性があるかと言われると…とは思うが)
88分にはパスミスを白石智之が回収すると、一気に右サイドを突破。
更に中にコースを変えると、外を回った平松宗を囮に更にカットインから後方上がってきた風間宏希に落とす。
風間はこれを逆サイドの川本梨誉に送ると、川本はワントラップからゴール前へのパスを選択するが…これは合わずにクリアされてしまう。
川本としては前に抜け出す形でボールが欲しかったと思われるが…風間のパスは足元に入ったというのが1つあるだろうか。
とは言え…川本にはプレースタイル、時間帯や点差を考えると強引にシュートに持ち込んでほしかったところ。
4分前に投入されたばかりということを考えても、「俺が取って試合を決める」という気持ちを見せてほしかった。
89分には金沢も最後の交代を使い、小島雅也に代えて毛利駿也を投入。
90分には金沢の右サイドからのクロスが合わずにファーまで流れて白石智之が回収。
岡本一真との連携でプレスにきた長峰祐斗を剥がすも、白石が足を滑らせる形でボールをロストし梶浦勇輝に奪われてしまう。
梶浦のクロスは櫛引政敏が完全に読み切る形でセーブするが、白石のミスに対して櫛引は大激怒。
足を滑らせる…というのはある種仕方ないミスでもあるが、時間帯や展開を考えると絶対にやってはいけない場面でのミスとなってしまった。
白石は胸をなでおろしたであろうシーンであり、櫛引に感謝したシーンだっただろう。
そしてこのままアディショナルタイムの3分も、どちらもゴールが割れずに引き分けとなった。
ピックアップポイント
杉浦恭平の素晴らしい置き所
今回は金沢のゴールシーンを取り上げてみたいと思う。
見事なロングカウンターであったが、ポイントは試合展開でのところで書いたように2つ。
距離があったにもかかわらず、梶浦勇輝の見事なスルーパスが1つ。
そして杉浦恭平のトラップがもう1つである。
今回はそんな杉浦の見事なトラップを拾いたいが、まずは後方からのスルーパスに対して左に流れながらパスを引き出す。
そしてボールに追い抜かれたところで、コースをゴール方向に変えつつ右足でトラップ。
この判断が見事であり、走るコースを変えたことと右足で前に持ち出したことでこれだけのシュートコースが用意できた。
こう書くと対して凄さがわからないが、これを右足で前に持ち出すということは…酒井に対して近い側にボールを置く…ということになる。
このトラップが長くなれば櫛引が飛び出してきてシュートを打たせてもらえず、短くなれば速度が落ちて酒井に対応されてしまうわけである。
これを嫌って、酒井から遠い左側にボールを置くとこうなる。
単体で見てもわかりずらいので、2枚を並べるとこうなる。
もちろん図はだいたいで書いているし正確ではないのだが…先ほどのトラップ1つでシュートコースが大きく変わることはわかるだろう。
あのトラップ1つで角度をここまで広げた(狭めず)、素晴らしいプレーだった。
そして繰り返しになるが、単に右足で前に置けば良い…というものでは無く、長ければキーパーが前に出てきてコースは潰されてしまう。
短ければスピードが落ちて酒井が滑り込んでクリア…もしくはシュートブロックとなっていたかもしれない。
左側に置いても決めきった可能性ももちろんあるが、より確率を高める素晴らしいトラップだった。
MOM
この試合のMOMは櫛引政敏としたい。
言い方は悪いし…既に群馬の選手ではないのでこういう書き方は良くないとは思うが…試合としては加藤潤也の決定力不足に救われたと言って良いだろう。
今シーズン6得点とかなりの結果を残しているが、今日の試合では昨シーズンの決めきれないKJの姿が見て取れた。
しかしながら、開始早々のシーンはKJの決定力不足と言うより櫛引のファインセーブと言える。
ここで点を奪われていたか、守り切ったかというのは大きな違いとなっただろう。
次いでは先制弾の畑尾大翔か。
このゴールだけでなくセットプレーでは抜群の強さを見せており、対応されてはいるものの…その上をいく強さを見せている。
他は次第点と言え、選手個人の問題だけでなく今節はスタメンのチョイスから交代策といったところが上手くハマらなかった感もあるだろうか。
交代カードで流れを変えきれず、更には疑問の残る選手配置だったと言える。
試合で上手くいっているようには見えないが、これだけこだわる起用(特に北川の右、川本の左)となると…恐らく深い理由はあると思うのだが…。
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