※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。
前節は2位の京都を相手にドローで勝点1を得るという結果に。
決して良い内容だったとは言い切れない部分があったものの、粘り強く守り切り上位相手に勝点を奪ったことは評価できると思います。
今節の山形も上位のチームとなり、アウェーということで厳しい戦いが予想されますが…残留に向け負けないことが大事になってくるでしょう。
そんな第35節、モンテディオ山形戦をレビューします。
Contents
スタメン・フォーメーション
モンテディオ山形
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 44 | 藤嶋栄介 |
DF | 2 | 山崎浩介 |
5 | 野田裕喜 | |
6 | 山田拓巳 | |
31 | 半田陸 | |
MF | 15 | 藤田息吹 |
18 | 南秀仁 | |
35 | 樺山諒乃介 | |
41 | 中原輝 | |
FW | 9 | ヴィニシウス アラウージョ |
14 | 山田康太 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 1 | ビクトル |
DF | 23 | 熊本雄太 |
28 | 吉田朋恭 | |
MF | 17 | 加藤大樹 |
25 | 國分紳太郎 | |
FW | 20 | マルティノス |
39 | 林誠道 |
山形は前節からスタメンに入れ替えは無し。
こちらも比較的メンバーが固定されている印象がある。
怖いのはもちろん9番のヴィニシウスとなるが、その半列後ろを比較的自由に動く山田康太を捕まえられるかがキーポイントになるだろうか?
また負傷から加藤大樹が復帰してベンチ入りとなり、怖い選手が帰ってきてしまった。
ザスパクサツ群馬
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 1 | 清水慶記 |
DF | 3 | 畑尾大翔 |
5 | 藤井悠太 | |
25 | 小島雅也 | |
40 | 大武峻 | |
MF | 6 | 内田達也 |
7 | 加藤潤也 | |
8 | 岩上祐三 | |
11 | 田中稔也 | |
FW | 9 | 北川柊斗 |
50 | 大前元紀 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 清水慶記 |
DF | 24 | 光永祐也 |
32 | 渡辺広大 | |
MF | 16 | 久保田和音 |
19 | 白石智之 | |
41 | 中山雄登 | |
FW | 10 | 青木翔大 |
群馬は前節から2枚、大武峻が復帰し、ベンチスタートだった加藤潤也がスタメンに。
そしてベンチには負傷離脱していた中山雄登が戻ってきた。
それに伴い、ジャスティンと進昂平がベンチ外ということに。
進は前節途中出場で気迫溢れるプレーを見せていただけに…非常に残念ではあるが…。
しかし加入から守備の要として君臨している大武が1試合の離脱で済んだことが幸いと言えるだろう。
また前節終了間際に足を押さえて倒れていた岩上祐三の怪我も心配されたが、スタメンスタートということで一安心である。
試合経過
藤井にアクシデント!開始早々に1枚使うことに
前半は群馬のキックオフでスタート。
並びは予想通り、お互いに4-4-2のミラーゲームということに。
前半4分、群馬の左サイドに大きなボールが入り、中原輝が見事なトラップでキープ。
藤田息吹のオーバーラップを囮に使い、中央の南秀仁に折り返す。
更に中央の山田康太に送り、山田から見事な浮き球のスルーパスがヴィニシウスに通る。
ヴィニシウスが足裏でシュートを打つが、これはキーパーの清水慶記が身体に当てセーブ。
山田に入った時点で大武峻がしっかりと出てきて正面を塞ぐ良い対応を見せたのだが…その上をいく見事なループパスだった。
完全に1点ものであったが、ここしばらく絶好調の清水が今日もチームを救うスーパーセーブを見せてくれた。
6分には藤井悠太がアクシデントで倒れたままとなっており、山形の山田拓巳がボールを外に出してくれプレーが止まる。
どうやらその前のロングボールを滑り込んでクリアした際に、足を傷めたようである。
映像からはハッキリと判断できないが…左の腿裏辺りっぽい印象。
担架は要請されるも自ら歩いてピッチの外に出ているので、重症ではないと思うが…ハムストリングスを傷めたか?
比較的復帰直後に再び怪我ということもあってか、藤井は脛当てを地面に叩き付け悔しさをあらわに。
この行為自体は褒められることではないが…正直彼の気持ちは痛いほどよくわかる。
当然この時間での負傷退場ということで、ベンチは準備しているわけもなく。
藤井の位置に岩上祐三が入り、ボランチに加藤潤也が、そして左サイドに北川柊斗が入り、4-4-1という形でしばらく10人で凌ぐことに。
そして9分、既にピッチを去っている藤井に代えて光永祐也を投入。
これで小島雅也が右サイドに移り、光永が左サイドに入ることとなる。
藤井は復帰してから良い動きを見せており、ハッキリ言って離脱は痛いが…ある意味では小島が右に戻れ、左に光永とサポーターとしては希望し続けた形になったとも言える。
お互いに決定機を迎えるもモノにできず
15分、岩上祐三のファールにより良い位置でのフリーキックを与えてしまう。
抜け出されたらピンチであり、岩上としてはイエローカード覚悟で止めにいった形になり…仕方ないファールだろう。
幸い彼はまだシーズン2枚目のカードであり、ここで止めた選択肢は悪くないだろう。
35節で2枚目か…松下裕樹を知っているサポーター達からすると…物凄く少なく思えてしまう。
(マツの気持ちの入ったプレーはとても好きだったが)
このフリーキックはファーに送られ、野田裕喜が小島雅也に競り勝つ形でボールは枠内に。
しかし危機一髪、岩上が滑り込み左足でかき出すことに成功。
こぼれ球は加藤潤也が冷静にコーナーに逃れる。
岩上としてはポストに激突しながらも、自ら与えたフリーキックを防いで見せた。
前節、今節と左ゴールポストにぶつかっている岩上だが…彼の気迫溢れるプレーにチームは助けられている。
19分には群馬がチャンスを迎え、カウンターの形で左サイドを加藤が突破。
中では北川柊斗が良い動きでフリーを作ったが…タイミングが合わなかったかKJはパスを出せず。
後ろから上がってきた大前元紀を使うも、大前のシュートは枠の上に。
シュートで終われたことは良かったが、北川がゴール前フリーだっただけに…あそこに出せていれば…と思わせるシーンでもあった。
続く22分には、自陣から岩上がロングボールをピンポイントで北川の裏抜けに合わせて送る。
映像には映っていないが、北川が見事にDFの裏を突いた得意のプレー。
このボールを見事なトラップで収めるも、シュートが慎重になり過ぎたか…コースを狙ったグラウンダーのシュートは威力が無くキーパーにセーブされてしまう。
トラップまでは完璧だったんだが…北川としても古巣から取りたかったところだろう。
26分には大武峻のファールがあり、再び良い位置からフリーキックのピンチを迎えることに。
中原輝の左足は悪くないシュートだったが、清水慶記が完全に読み切った形でセーブ。
こぼれ球を藤田息吹に拾われ、大前元紀がシュートコースを切るも交わされて左足でシュート。
しかしこれも清水が正面で身体を張ってセーブ。
今日これで2点は清水が救ってくれた形に…本当に頼れる守護神に成長してくれた。
続くコーナーキック!苦しい時間帯
31分にはコーナーキックの流れから、群馬の右サイドを使われクロスを送られる。
藤田息吹が頭で合わせるも、これは枠を外れて助かる。
続く34分にもコーナーキックを与え、これで今日何本目のコーナーキックになるだろうか?
コーナーが続く展開ではあるが、最後の部分はしっかり守れてはいるものの…かなり苦しい展開が続いている。
38分には北川柊斗が奪ったところからカウンター。
大前元紀に預け、再び右サイドで受けるも…その後に時間がかかり自らシュートを打つもブロックされてしまう。
中に入り込んだ大前にはマークが付いていたが、その外の加藤潤也、更には自身のすぐ左に入り込む田中稔也と選択肢はあったのだが…。
ファーのKJに良いパスを通すのは難しかったかもしれないが、すぐ左に置くようなパスを稔也に出していれば、走りこみながらの良いシュートが打てただろう。
北川は多少強引にでも自分でシュートに持ち込むところが良い面ではあるが、このシーンは判断ミスとなってしまった。
そして40分頃からは完全に防戦一方となり、奪ってもパスコースが作れずに寄せられて大きく蹴りだして失うシーンが目立つ形に。
高い位置で奪ってもカウンターまで持っていけなくなってしまった…。
苦しい展開だが前半はしっかりと耐えて、ハーフタイムで修正という形になるだろう。
冴える光永のオーバーラップ
後半は山形のキックオフでスタート。
両チームともに交代は無しとなった。
51分には群馬の左サイドからのスローインを奪われ、山田康太にシュートまで持ち込まれるもこれは大きく枠を外すことに。
シュート自体は大きく外れたが、こういった自分たちのミスからピンチを招くというのはあまりよろしく無いシーン。
続く57分には中央から群馬左サイドと展開され、深い位置からグラウンダー気味のクロスを供給されてしまう。
誰かが触れば1点という素晴らしいクロスだったが、幸いにも誰も触れずに救われる形となった。
詰めている枚数はいただけに、もちろん群馬DF陣の頑張りはあるが…勝利の女神にもまだまだ見捨てられていないと言えそうである。
58分には左サイドを駆け上がった光永祐也がクロスのチャンスも、これはブロックされてコーナーキックに。
交代後、初めて光永のクロスに付いて触れた気がするが…この試合ここまで途中出場ながら持ち味のオーバーラップからのクロスを度々見せている。
光永の良いところがしっかり出ており、課題である守備もここまでは次第点の出来となっている。
そしてここで獲得したコーナーキックは、目先を変えてグラウンダーでペナルティエリアの外で待つ岩上にボールが送られる。
ダイレクトでのミドルシュートは残念ながら枠を外れてしまうが、効果的なプレーになったとは思われる。
61分には畑尾大翔が右の太腿裏付近を押さえているシーンが…。
藤井のこともあり心配にはなったが、どうやらジェスチャーを見る限り相手の膝か何かが入ったのだろう。
経験がある方はわかると思うが…とても痛いものの、すぐに治りその後のプレーには影響がないので一安心といったところ。
攻める山形、カウンターの群馬
62分には群馬が2度目の交代に動き、北川柊斗に代えて青木翔大を投入。
北川は裏抜けからの決定機を見せたものの、それ以外ではあまり効果的なプレーを今日は見せられなかったと言えるだろうか。
そして藤井悠太のアクシデントで1回交代枠を使っているので、この交代で残りは1回となる。
この場でもう1枚、田中稔也に代えて白石智之を入れても良かったのではないだろうか?
白石にはなかなかチャンスが与えられない事を考えると、今日のベンチなら久保田和音もいるが?
今日のような展開だと、どちらかに点が入らない限り…残りわずかな時間までもうベンチは動けないことになってしまうだろう。
(交代枠は3人も残しているというのに)
67分、バイタルエリアでボールを回され、藤田息吹に良いミドルシュートを打たれる。
これは清水慶記が止めるものの、少し落としたボールが長くなるが…詰めるヴィニシウスよりも早く回収に成功する。
ちょっとファンブル気味であり、キャッチできないにしろもう少し処理を…と思ったのだが、リプレイを見ると畑尾に当たり少しコースが変わっているようにも見える。
となるとその後の対応も含めて、ナイスセーブと褒めるところだろう。
そしてヴィニシウスと清水の接触でプレーが途切れているところで、山形は最初の交代カードを切ってきた。
樺山諒乃介に代えてマルティノスとなるが、この展開で1枚だけか。
攻め続けてはいるものの、決して上手くいっているとは言えないと思うが…。
山形もスタメンがだいぶ固定されている感があるようで、ベンチメンバーとの評価の差が大きいということになるだろうか。
73分には自陣深い位置で加藤潤也がボール奪取に成功。
光永祐也に繋ぐも、ここで光永が痛恨のパスミス。
中央でヴィニシウスがポストとなり、落としたところで中原輝がミドルシュートを放つ。
これはわずかボール1個半ほど外れる形で命拾いとなったが…本当に危ないシーンだった。
連携ミスであり、出場機会が少なかった弊害ではあるが、このミスで光永の評価がガクッと落ちていないと良いが…。
ここまで展開は変わらず、山形が押し込み続けるも最後は群馬もやらせていないという状態が続く。
山形としても崩しきったと言えるシーンは少なく、決定力不足というよりは上手く守られているといったところか。
群馬も守備一辺倒ではなく、時折鋭いカウンターを見せてはいるものの、こちらも最後までは持ち込めない展開が続く。
悪夢再来
79分に予想よりも早いタイミングで、群馬は最後の交代カードを切った。
田中稔也に代えて久保田和音を投入。
そして同じタイミングで山形も中原輝に代えて加藤大樹を投入。
これで交代枠を使い切ったことになるが…このタイミングで久保田?
これは単に田中稔也の運動量が落ち気味なところを補充という感じで、このまま続けろということになるだろうか?
同時に白石智之を入れてくれば点を取りに行くというメッセージが見えるし、渡辺広大の起用ならば引き分け狙いというメッセージが見えるが…この久保田の投入にはベンチのメッセージ性が見えない。
果たして久保田はどういった指示を受けて入ってくるのだろうか?
82分には群馬左サイドで、畑尾と光永が見合ったか、ボールを失いシュートを打たれるピンチも…このシュートはキーパー正面に。
85分には交代で入った久保田和音が運び、中央に入り込んだところで潰されるがノーファールの判定に。
久保田のプレーを見ていると、やはりやり方は変えずにしっかり守ってカウンターが打てる時には打っていこうといったように見える。
しかし残り時間が短くなるにつれ、チーム内での意思統一が崩れていくと危険であろう。
と思っていた89分、相手ゴールキーパーのところまでプレスをかけた前線と、連動しなかった後ろとで距離が空いてしまう。
キーパーから中央下りてきた南秀仁に入り、そこから左サイドバックの山田拓巳に展開。
山田から一気に、空いたスペースのセンターサークルで待つヴィニシウスにロングボールが通ってしまう。
そこから群馬左サイドに展開し、一気に運ばれクロスを送られると…これを加藤大樹に合わせられ失点。
最近定番となりつつある…終了間際の失点を喫してしまう。
そしてアディショナルタイムの4分が経過し、勝点1がこぼれ落ちる結果となった。
ピックアップポイント
89分の失点シーン及び選手起用に関して
今日のピックアップポイントは、やはり交代カードの切り方になるだろう。
藤井のアクシデントという予想外があったとは言え、その後の対応が今一つと言うか…柔軟性に欠ける印象がある。
試合展開のところでも触れたが、まずは62分の2回目の交代で青木1枚で良かったのか?
どうも奥野監督の頃から、5人交代可能というルールを上手く使えていないように感じてしまう。
今までの3人とは違い5人代えられるが、交代回数はハーフタイムを除き3回である。
このチームはサイドハーフが攻守に運動量が必要なため、このタイミングで田中稔也に代えて久保田和音で良かったと個人的には思っている。
そしてこれも試合経過で書いたが、最後の交代にメッセージを感じただろうか?
ピッチの選手はベンチの指示がわかっており、理解できていないのは自分だけだったのだろうか?
攻め続けてはいたものの、山形の攻撃が上手くいっているとは言い難い状態だっただけに、最後まで勝点3を諦めずにカウンターを狙い続ける姿勢はアリだろう。
しかしそれであれば大前元紀を下げて白石智之を入れるなど、前線を活性化させられる走れる選手を入れるべきだったかと。
62分に代えていないのだから、このタイミングで久保田と同時に白石の2枚代えでも良かったような…。
もしくは同時に渡辺広大を入れて、明確に勝点1をベンチから指示するか。
どちらにせよ、この展開であの時間の交代となるとベンチからのメッセージ性のあるカードを切る必要があったように思う。
結果論ではあるが、結局その意思のズレにより89分の失点は発生したと思われる。
ゴールキーパーへのバックパスから、ボランチの南にボールが入るわけだが、これを追ったのがボランチの内田である。
つまり、ボランチの1枚がここまで高い位置へプレスにきているわけである。
前線の大前、青木、久保田、そして内田と4枚が高い位置までプレスにきており、加藤も比較的高い位置まできている。
対してその後ろは連動してラインを上げているとは言えず、ぽっかりと空いたところをヴィニシウスに使われる形になった。
サッカーではよくある形ではあるが、点を取りたい前線と守り切って終わりたい後ろとで意思の疎通を欠いた状態である。
(その後の展開で山形はほぼ同じ位置から3枚がゴール前に流れ込んだのに対し、岩上がかろうじて戻ったものの加藤は戻れずと…単に体力面の話かもしれないが)
リスクを取って0or3を狙うのか手堅く1を取りにいくのか、これには正解は無くどちらを選ぶかは考え方次第と言えるだろう。
それが故に選手間でも考えが割れ、連携が崩れてしまうということは多々あるもの。
勝点3を狙いにいってカウンターで沈んだならば…それは仕方ないだろう。
しかし今回この交代策ではそうは見えなかった。
事実DF陣は連動して前までラインを上げられていないと言える。
就任当初には、思い切りの良い采配を見せていた久藤監督だけに…ここ最近の采配は残念でならない。
勝ちにいってカウンターを食らって負けることもあるだろう、守りにいって守り切れないこともあるだろう。
プロなので仕方ないでは済まないが…仕方ないだろう、それがサッカーというものなのだから。
しかし明確にならずにやられてしまうと…やりきれない気持ちになる。
MOM
この試合のMOMは…清水慶記としたい。
この試合もビッグセーブをいくつか見せ、完全な決定機だけを取り上げても2点は間違いなく救っている。
松原と交互に使っていた時期もあったが、ここ最近は安定しているかつビッグセーブも見せており、負け試合が続いているものの代える理由はないだろう。
(この言い方で勘違いしてほしくないが個人的には松原の評価は高いし、レベル差はさほど無いと思っている)
以前も書いた気がするが、清水の悪い面はクロスボールへの不要な飛び出しとキックの精度の悪さ。
しかし一度チームを離れ、戻ってきてからはクロスボールへの不要な飛び出しが激減した。
触れないボールは出ずに、触れるボールは躊躇せずに出る。
以前(大宮に戻る前)は比較的どんなボールでも飛び出してしまい、結果触れないというシーンがあったが…今シーズンは出て触れないというシーンは見ていない気がする。
そして逆に、今のは出るべきだろうというシーンも見ておらず、非常に良い判断ができているように思う。
キックの質も随分と高くなっており、足元も上手いわけではないが不安は無いと言える。
とても上から目線で偉そうな発言になるが…本当に一段と成長し頼れる守護神になってくれた。
キーパーはもちろん、畑尾と大武のCBコンビも固く安定しており、前節では久々の出場となった広大もしっかりと良いプレーを見せてくれた。
攻撃陣が頑張っていない…という意味ではないが、守備陣の頑張りが光るだけに…なんとか残留を決めたい。
この奮闘で降格なんてなったら本当に報われないと思う。
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