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【2025 J3第11節】ザスパ群馬 対 FC岐阜【レビュー】

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※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第11節はホームでのFC岐阜戦です。

日程の関係で先週はJ3は行われず、2週間空いてのゲームとなります。

前節は首位のFC大阪を相手に2度リードしつつも、アディショナルタイムに劇的な逆転を許すと言う…なんとも精神的にツラいゲームとなりました。

首位を相手に良いサッカーをしたと取るか…それとも進歩の見えない失点の仕方に危機感を覚えるか…。

今節は下位の直接対決ということで、絶対に負けられない試合となります。

他会場の結果にもよりますが、このゲームに負けると最下位もあり得る…そんな試合。

 

今回はそんなFC岐阜戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

ザスパ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 キム ジェヒ
DF 3 大畑隆也
8 山内陸
22 高橋勇利也
43 野瀬翔也
MF 7 西村恭史
20 下川太陽
27 藤村怜
FW 17 山中惇希
23 小野関虎之介
38 小西宏登

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 13 近藤壱成
DF 14 菊地健太
25 中野力瑠
MF 6 米原秀亮
35 玉城大志
FW 2 田頭亮太
9 青木翔大
11 加々美登生
32 河田篤秀

 

群馬は前節から3枚を変更。

近藤壱成、安達秀都、青木翔大が外れ、キム ジェヒ、高橋勇利也、小野関虎之介がスタメン起用。

安達はそのままベンチ外となり、船橋勇真、田中翔太もベンチ外に。

代わって中野力瑠、米原秀亮、河田篤秀がベンチ入りとなった。

正式な発表は無いものの…恐らく怪我で離脱していたと思われる米原が復帰。

更には河田も恐らく怪我から復帰ということになるのではないだろうか?

 

注目はもちろん、スタメンに抜擢された小野関虎之介。

まだまだ粗削りさを感じる部分は多いものの、起用された試合では持ち味をしっかりと出せていた印象が強い。

まさに今シーズンは勝負の年になりそうであり、このスタメン起用に答えたいところである。

裏を取る動きが上手いため…チームとして控えているロングボールが足枷にならないと良いのだが…。

FC岐阜

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 31 セランテス
DF 3 野澤陸
4 甲斐健太郎
22 文仁柱
55 外山凌
MF 10 北龍磨
16 西谷亮
23 萩野滉大
FW 7 中村仁郎
9 ドゥドゥ
24 粟飯原尚平

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 1 茂木秀
DF 26 大串昇平
37 寺坂尚悟
MF 14 生地慶充
28 箱先達也
39 泉澤仁
FW 11 佐々木快
27 横山智也
32 オウイエ ウイリアム

 

岐阜は前節から1枚を変更。

荒木大吾に代えて西谷亮をスタメン起用となった。

ベンチは2枚変更となり、後藤大輝と石田崚真が外れ茂木秀と横山智也がベンチ入りとなっている。

 

FC岐阜と言えば…個人的にはGKの茂木秀が好きなのだが、昨シーズンの大怪我からまだ復帰できていないようである(練習には参加し始めたようだが)

彼はセレッソ大阪のU-23でプレーしていた時に、ザスパ群馬とも試合をしているが…その時に記憶に深く焼き付いた選手である。

そして今シーズンから元浦和や湘南でプレーした山田直輝が加入しており、非常に楽しみな存在だったが…こちらもベンチ外ということに。

彼もレッズでデビューした際に…とんでもない選手になると思ったものだったが…。

 

さてスタメンの選手に話を移すと、注目はやはりドゥドゥと言わざるを得ない。

既に35歳となったが、やはりまだ怖さを感じさせることができる選手であろう。

そしてもう一人、熊本のイメージが強いが…(2024年に)岐阜に帰ってきた粟飯原尚平も気になる存在。

更には2試合続けてのベンチスタートとなっているが、左サイドの職人である泉澤仁も要注意人物だろう。

試合経過

【0~15分】良い形を作れた序盤

前半は岐阜のキックオフでスタート。

3分、山内陸からのスルーパスに抜け出した山中惇希が低いクロスを送る。

ここに小野関虎之介が飛び込んではいたものの…触れずにクリアされてスローインとなる。

 

どうやらこの試合はいつも通り、攻撃時には2-5-3と言うべきか2-3-5と言うべきか…という形。

両サイドバックの山内陸高橋勇利也が、アンカーの藤村怜の脇に入る形を取っている。

しかし左サイドはケースバイケースで、勇利也が前に上がって下川太陽が下りてくることも多い。

対して守備時には4-4-2に近い形と言える。

西村恭史が1つ前に上がり、小野関虎之介と2枚でファーストディフェンスに当たっているシーンが多い。

 

7分、右サイドでコーナーキックを得ると、キッカーは下川太陽

中央ややファーに送られたボールに大畑隆也が飛び込むが…わずかに触った程度でほぼコースは変わらず。

その奥でクリアされると、セカンドボールを藤村怜が右足で強烈なシュートを放つも…これは枠の上に外れてしまう。

 

10分、岐阜のプレスを良い形で剥がす。

高橋勇利也藤村怜西村恭史とボールを繋ぐと、西村が右足のシュートフェイントから左に持ち替え、左足を振るも…これはミートしなかったか?

力ないボールはキーパーに収まってしまう。

シュートは残念だったが、これは沖田監督のやりたいサッカーが表現できたシーンと言えるだろう。

岐阜のプレスと言えば、この辺りの時間帯から4-4-2と言える形に変更。

トップ下の西谷亮ドゥドゥと同じく、最前線までプレスにくることが多くなった。

しかしそれほど強烈なプレスはかけておらず、群馬としてはさほど慌てずに最終ラインはボールを持てている状態と言える。

【15~30分】システム変更?

18分、山内陸が足下の上手さを見せて上手くマークを剥がす。

大きく左サイドに広げると、受けた山中惇希がゴール前に低いクロスを送り込む。

ここに小野関虎之介が飛び込むが…あと一歩届かずに、ボールはそのままラインを割ってしまう。

使わなかったものの、左サイドでボールを受けた山中の外を下川太陽もオーバーラップしており、更には小野関の奥には(間に合わなかったものの)小西宏登も入り込んでいた。

これは非常に厚みもあり、良い形の攻撃だったのではないだろうか?

 

15分頃から山内陸が守備時に中央にポジションを取っているシーンが多くなっており、最初はマンマーク気味に誰かを見ているのかと思ったが…。

どうやらシステムを3-5-2(5-3-2)に変更した様子。

並びは下図を参照。

 

攻撃時の形もやや変わり、この時間帯は藤村怜の横に下りるのが高橋勇利也ではなく下川太陽のことが圧倒的に多い。

面白いことは面白いのだが…ボールを奪われた際に勇利也の戻る距離が長く、戻れない状態となることがあり得るのが心配なポイント。

両WBも実質WGと言って良いポジションを取っているため、奪われた際に上手く時間を作らないと戻ることはできない。

また体力的にもかなり消耗する役割と言える。

攻撃時の形は下図参照。

【30~45分】ボールは持ち続けるも…シュートは打てず

20分を過ぎた辺りから、群馬がボールを保持し続ける展開は変わらないものの…シュートまで行けるシーンが減った印象となる。

徐々に岐阜としても慣れてきたのか、ボールは持たせていてもゴール前まではやらせないという状態が続いていく。

ボールは持てており、持たされているという感じでもないので…なんとか上手く剥がしてゴール前に迫りたいところ。

実際、岐阜としてはここまで全くと言っていいほど攻撃の形を作れていない。

 

43分、連続で岐阜のゴール前まで迫るシーンを作り出すも…ここでもシュートは打てず。

どうにも最後のクロスの精度が足りず、ゴール前で合わないというシーンが多い。

小西宏登山中惇希と突破力のあるプレーヤーが左右にいるため、ここが起点にはなるのだが…。

中への入り方…と言うよりはクロス精度という印象だが、もしかしたら最前線が小野関虎之介というのもあるのかもしれない。

(身長のある青木翔大なら合わせられる…という感じではないが)

 

45分、右サイドに開いている小西宏登に広げると、西村恭史藤村怜とボールを繋ぐ。

フジレンが縦にスルーパスを刺すと、ここに入り込んだのが高橋勇利也

しかしここはDFもしっかりと対応しており、シュートは打たせてもらえず。

勇利也がここに入り込んでいる…というのは、岐阜としても対応が難しいだろう。

そして、その辺りもこの可変システムの狙いではあるのだろうが…。

 

こうして前半はボールを保持し続け、序盤にはチャンスも作れたものの…ゴールをこじ開けることはできず。

前半のうちに1点欲しかったところだが…。

【45~60分】ワンチャンスを決められる

後半は群馬のキックオフでスタート。

ハーフタイムで両チームが動く。

岐阜が萩野滉大に代えて箱崎達也を投入すると、群馬は小野関虎之介に代えて青木翔大を投入。

は決して悪かったとは思えず…むしろ随所にらしさを見せていたと思うが…。

最初から前半のみの予定だったのか、それともチームとしてシュートまでいけないことで青木に代えてみたのか?

は散々裏を狙う姿勢を見せていたのだが…ロングボールを蹴らないというチーム方針のせいか、ボールが出てこなかった印象もある。

 

52分、甲斐健太郎からの浮き球がペナルティエリア内に送られると、ここに入り込んでいたのは西谷亮

だったが、触れなかったか…ボールはその奥のドゥドゥに収まる。

ドゥドゥから西谷に横パスを付けると、西谷は冷静にフリーで入り込む大外の粟飯原尚平に。

これを粟飯原が合わせて、岐阜が先制に成功する。

もしかしたら…これが岐阜のファーストシュートだったかもしれない。

うーん…山内陸のポジショニングかなぁ?

大畑隆也があれだけ釣り出される形になっているわけで、野瀬翔也ドゥドゥと共に中央に。

となると山内がもう少し下りてファーを埋める必要があったように思う。

ここを小西宏登が埋めたために、その外がフリーになった…のじゃないだろうか?

 

55分、粟飯原尚平の落としから、西谷亮が遠目からミドルを放つが…これは枠の外に。

 

後半は明らかに岐阜がプレスのかけ方を変えてきた印象。

特に粟飯原尚平もやや前目に入り、前線は群馬の2バック+GKの3枚と同じく3枚に。

これで同数で対応する形となっており、更には前半よりもプレス強度が高くなっている。

今シーズンずっと思う事だが…対戦相手はしっかりとハーフタイムや交代策で修正してくるのに…群馬は上手くいかなくなった時の修正ができないように感じる…。

【60~75分】合わないクロス

63分、西村恭史から小西宏登に広げると、小西が左足に持ち替えてクロスをゴール前に送り込む。

これを山中惇希が頭で合わせるが…ボール1つ分、枠の左に外れてしまう。

これは非常に惜しいシーンであり、両サイドのクロスに両WGが入り込むのが今シーズンの群馬の形と言える。

このリスタート前に岐阜ベンチが動き、ドゥドゥに代えて佐々木快を投入する。

 

65分、文仁柱からロングボールが左サイドに送られると、これは小西宏登が戻りながら頭で対応。

しかし戻りながらのクリアとなったため、ボールはほぼ真上に上がる形となってしまう。

再び頭でクリアするもこれも短く、西谷亮がワントラップからシュートフェイント。

右足でシュートを放つと、これはキム ジェヒがナイスセーブで弾き出す。

 

72分、群馬ベンチが動く。

藤村怜に代えて米原秀亮下川太陽に代えて河田篤秀を投入する。

やや遅れた形ではあるが、同じタイミングで岐阜ベンチも動く。

中村仁郎に代えて泉澤仁を投入し、泉澤は左サイドへ。

そのため左にいた粟飯原尚平が右サイドにポジションを移す形となる。

群馬はそのままの位置に両選手とも入ったが、恐らく米原山内陸とでダブルボランチ気味になると予想される。

河田下川ほど低い位置まで下りず、やや高めにポジションを取るのではないだろうか。

【75~90分】チームを救ったか?同点弾

76分、高橋勇利也佐々木快とのところでやや揉める形となってしまう。

正直これは主審の落ち度と言え…最初の佐々木のファールを取るべきだろう。

勇利也としては報復だったのか…笛が鳴らなかったことでファール覚悟で止めたのか…。

繰り返すが、まず佐々木のファールを取るべきだった。

そしてあれをノーファールとしたならば、勇利也にはカードが必要だっただろう。

正直なぜ佐々木がノーファールだったのか、勇利也にカードが出なかったのか理解できない。

 

81分、ここで岐阜ベンチが動く。

北龍磨に代えて生地慶充が投入される。

 

84分、野澤陸から右サイドの文仁柱に広げると、がやや持ち運んでから西谷亮に良い縦パスを通す。

西谷が前を向き、左サイドの泉澤仁に広げる。

泉澤がカットインから右足を振り抜くと、ここはなんとか野瀬翔也がブロックしてコーナーに。

野澤からのフィードも良かったし、が良い持ち運びから良い楔のパスを入れた。

西谷が下りて受けたところは誰かが付いていき、簡単に前を向かせたくなかったところだろう。

 

このプレーで岐阜のコーナーキックとなるが、このタイミングで群馬ベンチは交代カードを切る選択。

小西宏登に代えて加々美登生山中惇希に代えて田頭亮太を投入する。

なるほど、両方ともカウンターのために前に置く形にして、交代によるマークのズレを考慮しなくて良いということか。

 

89分、群馬の右からのコーナーキックが4本続く。

2本目で、セカンドボールを加々美登生が良いキックでファーを巻いていったが…ここはセランテスがファインセーブ。

こぼれ球を西村恭史がゴール前に折り返すも…ここはブロックされて再びコーナーとなる。

4本目も同じ形で、河田篤秀のキックは岐阜にクリアされるも、セカンドボールが加々美の足元に。

同様に右に持ち出して巻いてファーを狙うと、今度はセランテスも届かない完璧なコースとなり同点に追いつくことに成功。

敢えて同じコースを狙うというものだったが、完璧なシュートだった。

 

こうして同点に追いついたものの…やはり頭をよぎるのは前節のアディショナルタイム。

今度は逆にここから逆転なんてシーンを見せてほしいものだが、気になるのは同点に追いついた際の選手たちの行動。

敗戦濃厚だった中、起死回生の加々美のゴールと言え…大喜びとなるのはわかる。

わかるのだが…どうにもまるで勝ち越したかのような喜びようが気になるところ。

あのタイミングで逆転を狙いにいっていた選手がいただろうか?

ちなみに、見える範囲ではゴールしたボールを喜びもせずに回収してリスタートを早めようとしたのが青木翔大

(ゴールから遠かったため)自分はいかなかったものの、ボールの回収を気にしており青木の回収を確認していたのが米原秀亮西村恭史である。

 

結局アディショナルタイムにはイエロカード2枚目で文仁柱が退場する、という出来事はあったものの…お互いにスコアは動かせず。

最後の最後では下での繋ぎにこだわらず、大畑隆也がロングボールを入れていったのが進歩かもしれないが…。

こうして残留争いの、お互いに負けられない一戦は痛み分けという形となった。

ピックアップポイント

そろそろフロントの釈明がほしい

この試合がドローに終わり、沼津が敗戦したことで…結果としては1つ順位が上がることとなった。

しかし少し何かが異なれば最下位となっていた可能性もあり、もはやJFLへの降格も真面目に考えないといけない段階と言えるだろう。

まだまだ中位以下は混戦であり…というのも事実であるが、シーズン前の目標を思い出してほしい。

J3優勝とJ2昇格である。

優勝するためには、残り全ての試合に勝つくらいの勝点が必要になるだろう。

 

そして試合後にコアサポの前で沖田監督のコメントがあったが…これにもどうにも首を傾げざるを得ない。

あれは監督の言うコメントではなく、細貝社長などが言うコメントでは無いだろうか?

言っていることは間違っていない。

自分としてもザスパが20年以上進歩がないのも、この辺りが原因だと思っている。

社長を始めとするフロント陣がコロコロと変わった時期もあり、長期的なビジョンがなかったのが原因の大きな部分だろう。

そのためJ1で通用するようなチームを作り、日本代表を輩出するようなクラブを目指す…という最終目標は構わない。

しかし…当初からその考えでJ3優勝ができると考えていたなら甘すぎると言わざるを得ないだろう。

 

以前書いた記憶があるが、クラブとして「J3優勝。1年でJ2に戻る」というのは言わざるを得ない目標だったとは思う。

そして本音の部分では、少し時間をかけてでもしっかりとチーム基板を作ってからJ2に戻る…つもりだったのではないかと。

さすがに残留争いになるのは予想外だったと思うが…。

 

この辺りでクラブとしてハッキリと今後の方針を示してほしい。

いや、示した方が良いのではないだろうか?

本心でJ3の優勝を目指しているのであれば、もはや沖田監督に見切りをつけるか…沖田監督にもっと現実的な戦術をさせるべきだろう。

しかし長期目線でチームの土台造りをしているのであれば、それをハッキリと示してほしいところ。

この辺りがハッキリしないと、ほとんどのサポーターは納得できないのではないだろうか?

 

個人的には長期目線で今のサッカーを浸透させるというのは反対しない。

(もちろん、今シーズンのJ3残留が最低限のノルマではあるが)

細貝社長が「将来に向けての土台を作っているから、数年我慢してほしい。数年で形にして、J1に昇格するから」と言えば、自分は我慢して沖田サッカーを見届ける。

今シーズンJ3下位で終わっても、必要な痛みだったとするだろう。

無事に花開けば、沖田サッカーは面白くなりそうな予感も感じなくはない。

 

やや自分の願望が込められているが…クラブとして、現状の釈明をそろそろした方が良いのではないだろうか?

そしてなんとかJ3の残留を実現しつつ、長期目線で近い将来に良い方向に向かうように舵を切ってほしい。

ある意味では細貝社長がどっしりと腰を据えて改革するためにも、早々に残留争いから抜け出したいところである。

MOM

この試合のMOMは加々美登生としたい。

正直かなり悩ましい…。

しかも悪い意味で悩ましく、MOMに推したい選手がいないという試合だった。

値千金の同点ゴールを評価して、出場は10分+アディショナルタイムだったが加々美としたい。

 

この試合で良さを見せたと感じたのは、まずは小野関虎之介

受け手だけの問題ではなく、出し手の問題もあるが…あと一歩が届いていればMOMにしただろう。

惜しむらくは…悪くなかったのに前半で交代となったこと。

そして、狙っていた裏抜けに対してボールが出なかったことか。

 

続いてキム ジェヒの名前を挙げたい。

中距離のキックが素晴らしいの一言。

まだ18歳であり、まだまだセービングやコーチングなどは伸びていくだろう。

逆に足下の技術やキックの精度はここから先大きく伸びるものではないため、今の段階でこのレベルにあるのは重要なポイント。

間違っていたら申し訳ないが…このまま3年所属すればホームグロウン選手の枠にもなるのではないだろうか?

まぁこの辺りは小西宏登辺りもそうだが、他のクラブから引き抜かれないこと…留まってもらえるような魅力あるクラブ作りを進めていきたいところである。