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【2023 J2第20節】ザスパクサツ群馬 対 大分トリニータ【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第20節はホームでの大分戦。

前節はアウェーで金沢を相手にドロー。

リーグ戦では第16節の水戸戦を最後に勝利が遠のいており、2分1敗といったところ。

水曜に開催された天皇杯はターンオーバーで臨んだものの…惜しくも敗戦となっています。

今節は2位につける大分が相手と…なかなか厳しい戦いが予想はされるものの、そろそろ勝利が欲しいところでもあるでしょう。

 

今回はそんな大分トリニータ戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 3 畑尾大翔
19 岡本一真
24 酒井崇一
36 中塩大貴
MF 15 風間宏希
17 山中惇希
38 天笠泰輝
FW 10 佐藤亮
13 武颯
28 長倉幹樹

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
DF 2 城和隼颯
MF 6 内田達也
FW 9 北川柊斗
18 岩元ルナ
23 平松宗
39 高木彰人

 

群馬は前節から1枚を変更。

待望と言える長倉幹樹が戦列に復帰し、これにより北川柊斗がベンチスタートということに。

そのベンチには天皇杯でチャンスを掴んだことになるであろう岩元ルナが、開幕戦以来のベンチ入りとなった。

また負傷退場により怪我の状況が心配されていた高木彰人が天皇杯でスタメン起用となり、リーグ戦でもベンチ入り。

どうやら軽傷であったようである。

岩元が入ったことにより白石智之がベンチ外となる形となった。

大分トリニータ

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 24 西川幸之介
DF 19 上夷克典
25 安藤智哉
27 松尾勇佑
31 ペレイラ
MF 5 中川寛斗
6 弓場将輝
10 野村直輝
17 高畑奎汰
26 保田堅心
FW 18 藤本一輝

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 22 新井栄聡
DF 3 デルラン
MF 14 池田廉
35 佐藤丈晟
46 松岡颯人
FW 9 サムエル
15 屋敷優成

 

対する大分は前節から2枚を変更。

負傷者が多く出ている厳しい状況であり、ルーキー松尾勇佑が初スタメン。

スタメンで気になるのはトップ下に入るであろう中川寛斗か?

彼に自由に動かれてリズムを作られてしまうと…と言ったところ。

 

ベンチにはまだ無得点ながらもブラジルからの助っ人、183cmのサムエルというのが気になる存在か。

ベンチを見ても負傷離脱者で苦しんでいることがよくわかり、ユース出身の佐藤丈晟、松岡颯人、屋敷優成がベンチ入り。

FC琉球から加入したものの…今シーズンあまり出番のない池田廉などが並ぶ。

苦しい状況ということはあるだろうが…それでもユース出身者がこれだけメンバー入りというのは羨ましい限りでもある。

試合経過

【0~15分】序盤は攻勢の群馬

前半は大分のキックオフでスタート。

この試合は風はほぼ無いものの、かなり強い雨が降っている展開となった。

 

2分、畑尾大翔が浮き球を右サイドに送ると、受けた佐藤亮が更に外の岡本一真へと広げる。

岡本がダイレクトで内側を上がってきた天笠泰輝に送るが、このパスはちょっと速度が足りずに天笠はスローダウンを余儀なくされる。

しかし上手いことターンして保持すると、DFライン裏に抜け出した武颯にスルーパスを通す。

抜け出したはダイレクトで右足を振り抜くも、これはキーパーが難なくセーブ。

もう少し良いコースに打ちたかったところではあるが、シュートまでの流れと雨で滑りやすいピッチを活かしたグラウンダーのシュートは良いアイディアだっただろう。

 

8分、大分の左サイドからのコーナーキック。

非常に良いボールが入り、更にはペレイラが良い形で飛び込むが…これはわずかに合わず。

合わずに助かったが、あとわずかの違いで完全にやられていたシーンと言える。

 

11分にはロングボールに岡本一真が抜け出し、クロスまで持ち込むも…これは中で合わせることが出来ず。

ファーまで抜けたボールを回収し、再びゴール前にクロスを送り込むも…これも合わせることが出来ず。

【15~30分】徐々に大分ペースに

16分、藤本一輝高畑奎汰がワンツーで左サイド深くまで侵入。

藤本の左足のクロスに中川寛斗が飛び込み頭で合わせるも、このシュートは櫛引政敏の正面となり助かる形に。

この試合予想と違い中川がワントップの位置に入っているが、プレーとしてはいつも通りのトップ下そのもの。

ゼロトップのような形となり、神出鬼没で今一つ捕まえ切れていないのが気になるところ。

 

20分、大分が右からのコーナーキックを得ると、アウトスイングのボールは群馬が競り勝つも…セカンドボールをペレイラが回収して後方へ一度下げる。

これを受けた中川寛斗が再びゴール前に送り込むと、藤本一輝が頭で合わせるも櫛引政敏がファインセーブで再びコーナーキックに。

中川のクロスに対して酒井崇一が飛ぶも…目測を多少誤ったのか触れずに抜けてしまったのが痛かった。

 

30分、大分が再び右からのコーナーキックを獲得すると…今度はキッカーを高畑奎汰に変更しインスイングのボールに。

これを安藤智哉が後ろから飛び込み頭で合わせるが、櫛引政敏が左足一本でスーパーセーブ。

こぼれ球を両チームでもつれあいながらも…大分が2度3度とシュートまで繋げるも、群馬も必死のブロックでゴールは割らせず。

これも以前に見た形の、中塩大貴のところに後方から飛び込まれる形であり…群馬のコーナーの守備はしっかりと研究されウイークポイントが露呈しているように見える。

【30~45分】攻守の切り替えが早い大分

34分、中央で野村直輝天笠泰輝をショルダーで弾き飛ばし隙間を作るとミドルシュートを狙う。

これは天笠が身体をぶつけられつつもしっかりとコースに入りブロック。

こぼれ球は野村自ら回収し、高畑奎汰に下げると高畑もミドルを狙う。

これは大きく枠を外したかと思ったが、どうやら畑尾大翔が頭で当てていたようでコーナーキックの判定に。

 

序盤こそ群馬が自分たちの時間を作ったものの、徐々に流れは大分ペースに。

その後は大分がボールを保持する形に変わり、群馬は耐える時間が長くなっていく。

特に群馬がボールを奪ってからの大分の守備への切り替えが非常に早く、カウンターを発動しきれないまま奪い返されるシーンが目立つ。

前半は耐えて後半勝負…という部分もあり、群馬としても無理に人数をかけて攻撃に…というわけではないのかもしれないが、とにもかくにも大分の切り替えの早さが目立つ前半となった。

【45~60分】山中が度々仕掛けるもクロスが合わず

後半は群馬のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムでの交代は無くリスタートとなる。

 

48分、山中惇希が自陣から一気にドリブルで駆け上がる。

DF2枚に挟まれる形となりボールをロストするも、自ら積極的にプレスをかけ後ろも連動し佐藤亮が奪い返す。

こぼれたボールを長倉幹樹が回収すると、流れから中央に移っていた山中に。

山中からプレスの勢いのまま左サイドに流れていた佐藤にボールを送ると、DFライン裏かつキーパーの出れない絶妙な位置にクロスを供給。

ここに武颯が飛び込むも…わずかに届かずボールは抜けてゴールラインを割ってしまう。

あとわずか…というところであり、非常に惜しいシーンだった。

やはり佐藤の左足は良い精度であり、も常にDFの裏を狙っているというのがわかるシーンと言える。

 

またこの時間はこのシーン以外にも山中惇希が積極的に仕掛ける展開に。

いつも通り突破力を武器に左サイドを攻略はしているのだが…その後のクロスが中央で待つ武颯と意図が合わないシーンが目立つのが気になるところ。

山中のクロスの精度が…と言うより意図が合っていないという言い方が正しく、山中のクロスを見た後にが「そこじゃない!」というジェスチャーで怒りをあらわにするシーンが目立つ。

【60~75分】クロス1本に沈む

64分、久しぶりに群馬が長時間ボールを保持し攻撃を組み立てる。

最終的には右サイドで受けた佐藤亮が、左足に持ち変えてクロスを送り武颯が頭で合わせるが…これは枠の外に。

結果的には可能性があまり高く無い形になったものの、攻撃を最後まで完結させたという意味では評価できるシーンとなる。

佐藤の左足は素晴らしいの一言なのは事実だが…どうしても選択肢が「左足に持ち変えてクロス」もしくは「カットインから左足」になってしまうのが痛い。

徐々にスカウティングを受けて対策されつつある印象となり、これは山中惇希に対しても同様のことが言える。

 

この直後に群馬が交代に動き、武颯に代えて平松宗佐藤亮に代えて北川柊斗を投入。

どうやら両者そのままのポジションに入るようであり…北川は相変わらずサイドハーフとして考えている様子。

今シーズン長倉幹樹のFW起用が上手くいっているのは事実であるが、彼を右に移して北川を前に入れるという手もあると思うのだが…。

 

67分、左サイドに開いてボールを引き出した中塩大貴がダイレクトでDF裏を狙ったパスを供給。

ここに長倉幹樹が抜け出すが一気に縦には仕掛けられず、一旦ボールを保持して時間を作る。

味方の上がりを待つと、中央の風間宏希に優しいパスを送り風間がミドルを放つが…これは枠の外に。

風間ならばここは枠にしっかりと送りたいシーンだったが…中塩のパスは素晴らしかったと言える。

中塩はここしばらくパスミスが目立つ印象があるが、こういった難しいパスを狙っているから…ということも事実。

本来フィード能力は高く、相手の嫌なところにボールを供給できる選手だけに、こういったシーンを増やしていきたい。

 

68分、大分も交代に動き、松尾勇佑に代えてサムエル保田堅心に代えて池田廉を投入。

すると72分、サムエルが入ったことでトップ下に移った中川寛斗が中央でボールを引き出すとすぐに右前の野村直輝に展開。

野村はこれを更に外の上夷克典に広げると、上夷がゴール前にクロスを送り込む。

中央でサムエルが飛び込み、ここには酒井崇一がしっかりと対応するも…ボールはここを抜け、その後ろから藤本一輝が飛び込んで先制を許してしまう。

このシーンは後ほど取り上げたい。

 

75分、群馬が2度目の交代に動き山中惇希に代えて岩元ルナ天笠泰輝に代えて内田達也を投入する。

【75~90分】奇策?予定通り?北川のサイドバック

77分、大分が右サイドからのコーナーキックを獲得。

高畑奎汰からのボールを安藤智哉が合わせるも、藤本一輝に当たってしまう。

ルーズボールは群馬がクリアし再びコーナーに逃れるが、これは…藤本に当たらなかったら入っていたかもしれない。

しかし今日はコーナーキックの数も尋常じゃないが…、それが比較的競り勝てていないのが気になる。

コーナーの守備は以前からイマイチ良くないと書いているが、しっかりと対策を立て直す必要があるだろう。

 

78分、逆サイドからとなったコーナーキックは弾き返すが、セカンドボールは大分が回収。

一度後方から作り直すと、最終ラインから右サイドの野村直輝へと良いパスが入る。

野村が切り返しから左足でゴール前に送るが、これはなんとか跳ね返すことに成功。

しかしこぼれ球を上夷克典に回収されると、再び右サイドの野村へ。

ワンツーの形で上夷が深い位置まで侵入し、グラウンダーの折り返しを弓場将輝が合わせるが…これは櫛引政敏が身体で壁を作りブロック。

こぼれ球を風間宏希がクリアし再びコーナーに。

 

大分から見て右サイドからのコーナーキックとなるが、右右左と更にコーナーキックが続く。

最後、左サイドからのコーナーキックをペレイラが頭で合わせるも枠の上に外れ、やっとここで群馬はピンチから一時脱却となった。

 

82分、群馬が最後の交代を使い、岡本一真に代えて高木彰人を投入。

どうやら北川柊斗が右サイドバックの位置になり、高木は右サイドハーフに入る様子。

奇策か苦肉の策か…はたまた何か深い意図があるのか?

しかし早々に北川が右サイドをちぎられる形で突破を許し、コーナーキックを取られてしまう。

もちろん北川はこのポジションの選手ではないので仕方ない部分もあるし、守備には目をつぶって攻撃面での躍動を期待しているのは事実。

いかに守備の負担を減らして前に行ける機会を増やすか…となるだろう。

 

86分、ロングボールに岩元ルナが抜け出してキープ。

上がってきた内田達也を使いコーナーキックを獲得する。

このコーナーは跳ね返されるも、こぼれ球を内田がミドルで狙っていくが…これもブロックされて再びコーナーキックとなる。

らしからぬ…と言っては失礼だが、内田のシュートは低く抑えて良いシュートだっただけに惜しいシーン。

 

88分には良い位置でフリーキックを獲得。

風間宏希がファーに送ると、北川柊斗が飛び込むも…これはキーパー正面に。

角度も厳しかったためこれは折り返しても良かったか。

 

90分、大分が最後の交代を使い、中川寛斗に代えて屋敷優成藤本一輝に代えてデルランを投入。

これで後ろを5枚に変更し残り時間を逃げ切るという明確な指示と言える。

アディショナルタイムは5分となったが、交代もあったことで最終的に6分台まで入ったものの…大分の守備をこじ開けることができずにタイムアップとなった。

ピックアップポイント

72分の失点シーン

今回は72分の失点シーンを振り返りたい。

この直前までは徐々に群馬もリズムを取り戻してきていたと言うか、大分が少しスローダウンして圧力が落ちていたと言うべきか…とにもかくにも群馬ペースになりかけていた。

それだけにこの失点が悔やまれるところである。

 

根本的には中央をスピーディに使われて一気に左サイドへ展開され、クロッサーの上夷に対して中塩大貴が行けずに距離ができてしまった…というところになるか?

山中惇希が奪われて、ファールで止めたところからのリスタートとなったわけだが…中川寛斗を始めとする大分の選手に対して群馬の選手は少し緩く入った感がみられる。

集中してなかった…とは言わないが、リスタートがゴールからかなり遠い距離だったこともあり、これだけ一気にゴール前に迫られることを予期していた選手はいなかっただろう。

 

また藤本に対しての岡本一真の対応も良いとは言えず、このパターンはサッカーあるあるではあるものの…もう少ししっかりと意識して守備対応する必要がある。

右サイドに広げられた時点では岡本の方が藤本よりも群馬ゴールに近い位置であり、スタート位置は近かったにもかかわらず走り負けたと言える。

もちろんサッカーあるあると書いたように、これは1つのやられるパターンであり…あれだけ上下動を繰り返している岡本に対して「しっかり戻れ」と言うのは酷ではある。

がしかし…非常に悔やまれる失点であり、岡本の負担を減らすためにもこのポジションの補強が望まれるところ。

岡本のサブというのは、川上エドオジョン智慧の復帰が現実的なラインとなりそうだが、天皇杯で使われた田部井悠や強化指定で加入した田頭亮太の成長にも期待したい。

MOM

この試合のMOMは櫛引政敏としたい。

この試合はハッキリ言って個の能力、組織としての完成度、采配を含めた作戦面と…全ての面で大分が上回った試合だったと言える。

中川寛斗のゼロトップという、恐らくは完全に予想外の展開となったために後手に回った部分はあるだろうが…。

 

そんな試合であり負け試合ではあったが、失点を1に抑えたのは櫛引政敏を始めとした守備陣の奮闘と言って良いだろう。

特に櫛引はスーパーセーブをいくつか見せ、確実に2点は救っている。

 

復帰戦となった長倉幹樹は本来の輝きを見せられたとは言えないが、とりあえず90分プレーしたことだけは朗報だろう。

怪我はしっかりと完治したと考えてよく、恐らく次節以降も稼働が期待出来るので早々に試合勘を戻して以前の無双感を取り戻してほしい。

 

そして…これは少しMOMとは違うかもしれないが、あれだけの大雨でありつつも水溜まりを一切作らなかった正田醤油スタジアムの芝管理を褒めたいところ。

元々このスタジアムは水捌けが良く評価が高いピッチではあるが、その評判通りの素晴らしさを見せた試合になったと思う。

表舞台にはなかなか出てこない方々であるが、芝を管理しているグラウンドキーパーの方々の素晴らしさを再認識した試合であった。

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