※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。
第31節はホームでの金沢戦。
前節はアウェーで仙台を相手に2-0の快勝!
これで2連勝かつ、10試合負けなし(4勝6分)と非常に好調をキープしています。
対する金沢はまさかの残留争いに巻き込まれている状態。
試合を見る限りでは…なぜこの位置にいるのかという状態で、決して悪いわけではなさそうに見えるのですが…。
今シーズンかなり苦しんでいるとはいえ、前回対戦は1-1のドロー。
更には金沢に移籍した加藤潤也の決定力不足に助けられたとも言え、今節は難しいゲームになりそうな予感です。
今回はそんなツエーゲン金沢戦をレビューします。
Contents
スタメン・フォーメーション
ザスパクサツ群馬
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 櫛引政敏 |
DF | 2 | 城和隼颯 |
24 | 酒井崇一 | |
MF | 5 | 川上エドオジョン智慧 |
15 | 風間宏希 | |
36 | 中塩大貴 | |
38 | 天笠泰輝 | |
FW | 7 | 川本梨誉 |
10 | 佐藤亮 | |
23 | 平松宗 | |
47 | 杉本竜士 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 42 | 石井僚 |
MF | 3 | 畑尾大翔 |
6 | 内田達也 | |
FW | 9 | 北川柊斗 |
13 | 武颯 | |
14 | 白石智之 | |
17 | 山中惇希 |
群馬は前節から同じ11人を起用。
ベンチを見ると待望の武颯が復帰。
これにより高木彰人がベンチ外となった。
畑尾大翔も相変わらずベンチスタートとなっており、武と含めて勝っている時はメンバーを変えないという大槻監督らしいメンバー選考となったと言えるだろうか。
とにもかくにも武の復帰は大きな戦力アップであり、杉本竜士との相性がどうなのか…等々気になることが盛りだくさんと言える。
ツエーゲン金沢
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 1 | 白井裕人 |
DF | 2 | 長峰祐斗 |
25 | 小島雅也 | |
38 | 山本義道 | |
39 | 庄司朋乃也 | |
MF | 7 | 加藤潤也 |
8 | 藤村慶太 | |
17 | 梶浦勇輝 | |
20 | 加藤大樹 | |
FW | 15 | 奥田晃也 |
19 | 豊田陽平 |
ベンチ
ポジション | 背番号 | 選手名 |
GK | 21 | 中野小次郎 |
MF | 35 | 孫大河 |
10 | 嶋田慎太郎 | |
FW | 14 | 石原崇兆 |
18 | 小野原和哉 | |
9 | 林誠道 | |
26 | 木村勇大 |
金沢は前節から1枚を変更。
小野原和哉のところに梶浦勇輝が入ることに。
夏の移籍で加入した山本義道、加藤大樹は変わらずスタートから…つい先日に加入したばかりの木村勇大も早速ベンチに入ることになった。
金沢と言えば、やはり昨シーズンまで在籍していた加藤潤也と小島雅也。
群馬としては主力2枚を引き抜かれた形となっており、ここに対する思いはサポそれぞれに色々とあると思う。
他に注目と言えば前節ゴールを挙げている豊田陽平だろうか。
試合経過
【0~15分】序盤は相変わらずの省エネサッカー
前半は金沢のキックオフでスタート。
5分、金沢が右サイドでコーナーキックを獲得すると藤村慶太の蹴ったボールは中央に。
しかし攻守どちらも触れられずにファーまで流れると、長峰祐斗に入るがトラップが上手くいかずに時間がかかりシュートは打てず。
1度後方に下げてからクロスを上げ直すがこれはしっかりと跳ね返して対応。
ここしばらく本当に群馬は簡単に失点しなくなっており、これが現在の順位の大きな要因となっている。
金沢のプレスはそれほど強度の高いものではないものの…今節もどうにも序盤は上手くボールが前に行かない印象。
とは言えこれはここ最近続いている、前半はじっくりと相手の観察を行うという大槻サッカーのスタイルとも言えるか。
10分を過ぎたころから少しずつスムーズに回るようになってきた印象もあり、やはりこの辺りは予定通りなのだろう。
群馬がこのように省エネサッカーを続けており、金沢も最近の群馬のスカウティングによる対策なのか…お互いに序盤はあまり動きがないまま進んでいくことに。
【15~30分】ミスからピンチを招くも
17分、川本梨誉が良い斜めのランニングで風間宏希からボールを引き出す。
ペナルティエリアやや外でボールを受けるが、ここで倒されてファールの判定に。
非常に良い位置でフリーキックを獲得。
このFKはかなり時間をかけて再開したものの…佐藤亮のキックは壁に当たってしまう。
跳ね返りを再び佐藤が狙うも、これもブロックされてしまう。
このシーンは残念な結果とはなったが、この角度ならば佐藤であり、逆ならば風間宏希と今シーズンの群馬は良いキッカーが揃っている。
風間が直接フリーキックを叩き込んだばかりということで、佐藤も少し力が入り過ぎて壁に当ててしまったのだろうか。
23分、左サイドで杉本竜士がボールを受けると、浮き球を使って平松宗に。
平松がポストとなり天笠泰輝にボールを落とすと、天笠は杉本とパス交換をして再びボールを足元に置く。
天笠がカットインから珍しく?右足でゴール前にクロスを送り込むが、中央に入り込んだ川本梨誉にはやや高いボールとなってしまう。
27分、群馬がいつも通り後方でビルドアップし、その流れからボールは櫛引政敏に。
左サイドに展開するがこれがミスキックとなり、やや長くなったために中塩大貴が足を延ばすもコントロールできずにタッチラインを割ってしまう。
このスローインをクイックで梶浦勇輝が入れ、DAZNでは映っていないため…誰がクロスを上げたかわからないが加藤潤也だろうか?がゴール前に放り込む。
城和隼颯がカットしに足を出すが届かず、抜けたボールが酒井崇一に当たるが…これを酒井が回収し再び後方から繋いでいく。
このプレーに対して豊田陽平がハンドをアピールするが、ファールの笛は鳴らずに試合は流れることに。
リプレイを見る限りでは…これはハンドでPKを取られていても不思議ではなく、群馬としては命拾いしたと言えるだろう。
28分、川上エドオジョン智慧が内側に入れたパスが回収される。
インターセプトした奥田晃也がそのままペナルティエリア内に侵入し、左足でゴール前に折り返すが…ここに入り込んだ加藤潤也には合わず。
ファーまで流れたボールをKJが回収し、後方に下げてからゴール前に入れるも…最終的には佐藤亮がクリアして難を逃れることに。
後方から丁寧に繋ぐのがスタイルではあるが、ちょっともったいない…不要なミスが続いているのが気になるところだろう。
【30~45分】雷のため試合中断→中止
30分、雷のため試合が一時中断される。
しばらく中断となっていたものの、残念ながら中止の判断となったようで…結果としては「試合中中止」という扱いとなったようである。
現時点では日程未定ではあるが、後日に再試合となる予定。
ピックアップポイント
再試合に関して
残念ながら雷のため試合中止となった今節だが、今回はその件に関して書きたいと思う。
結果的に現地での雷はその後は大したことなく、雨も降らなかったために「中止にする必要があったのか?」という声があるようである。
個人的にも試合は可能だったと思うが…それは結果論であり、雷は本当に万が一のことが起こる可能性があるため安全第一で判断するべきかと思っている。
また日曜のナイターということもあり、金沢から来ている日帰り予定のサポーターの帰宅の足を考えても…あまり長時間中断できなかったというところもあるのだろう。
さて、試合中に中止となったゲームであるが、この後の代替試合はどうなるのだろうか?
ザっと調べてみると、Jリーグ規約第63条が恐らくこれに当てはまり「90分の再試合」「中断時点からの再開」「中断時点で試合成立」の3つからJリーグチェアマンが決定を下すようである。
DAZNでもマイクが拾っていたが、主審は中断した時の時間を秒まで繰り返しており「雷により中断」という経緯を考えても「中断時点からの再開」の可能性が高いだろう。
では中断時点からの再開となった場合、出場選手はどうなるのだろうか?
どうやらこれは原則として試合中次点と同じメンバーとなるようである。
とは言え移籍や怪我、病気などにより試合に出場できない選手が出る可能性もあるわけで…。
その際には「ベンチの選手を代わりに補充することが可能」となっているようである。
またこの選手の変更に関しては、試合中の選手交代枠には含まれないこととなっている。
(つまり今節はどちらも交代を使っていないため、やむを得ない理由でメンバーが変更されても5人3回の交代枠が残る)
ちなみに今節ベンチに座っていた選手がやむを得ない理由で代替試合に登録できない際は、新たな選手を補充することが可能となっているようである。
まとめるとあくまでも中断からの日程を改めての再開のため、基本的には中断時のメンバーで試合をすること。
やむを得ない理由の場合はスタメンの選手はベンチの選手が代わりに、ベンチの選手は新たにベンチ入りが可能。
ということになるようである。
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