紺色と共に

ザスパクサツ群馬を応援するブログ

Home » マッチレビュー 2021 » 【2021 J2第39節】FC町田ゼルビア 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

【2021 J2第39節】FC町田ゼルビア 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

calendar

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

 

JリーグはDAZNの独占配信!

ホームもアウェーも、ザスパクサツ群馬の試合はDAZNでしか観られません。

年間プランなら4,200円もお得!

 

DAZN(ダゾーン)

DAZNで今すぐJリーグを観る!

※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

前節は残留争いの直接のライバルである相模原を相手に1-1のドロー。

ハッキリ言って「負けなくて良かった」という内容だっただけに、これから上位が続く最後のスパートが心配なところ。

今節は昇格は無くなったものの、上位に位置する町田が相手であり…アウェーということもありなんとか勝点1を持って帰りたいという状況。

降格圏の他チームの多くが勝点を取りこぼしている状況が続いているので、ザスパとしてもここで1でも詰めれば残留に向けてかなり前進と言えそうな状況ですね。

そんな第39節、FC町田ゼルビア戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※試合はメインスタンドから見て左側に群馬、右に町田でスタート

FC町田ゼルビア

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 42 福井光輝
DF 2 奥山政幸
5 深津康太
17 高橋祥平
19 土居柊太
MF 6 佐野海舟
8 高江麗央
10 平戸太貴
14 吉尾海夏
18 長谷川アーリアジャスール
FW 11 ドゥドゥ

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 1 増田卓也
DF 4 水本裕貴
MF 13 岡田優希
41 安井拓也
FW 9 鄭大世
28 太田修介
30 中島裕希

 

町田は深津康太が出場停止から復帰。

注目は佐野海舟と高江麗央のボランチコンビ、そして長谷川アーリアジャスールとドゥドゥの2トップといったところ。

しかしベンチを見ても…水本裕貴に鄭大世、中島裕希と…全盛期は過ぎたのだろうが、非常に豪華なメンバーが並ぶ状況。

特に途中から出てくるであろう中島にやられないようにしたいところ。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 清水慶記
DF 3 畑尾大翔
14 平尾壮
25 小島雅也
32 渡辺広大
MF 7 加藤潤也
8 岩上祐三
11 田中稔也
41 中山雄登
FW 10 青木翔大
50 大前元紀

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 松原修平
DF 36 吉永昇偉
MF 6 内田達也
19 白石智之
33 細貝萌
FW 9 北川柊斗
39 高木彰人

 

群馬は前節負傷交代となった大武峻がベンチ外に。

かなり痛そうな様子だったので…これは下手したらシーズン終了か?

残り3試合はレンタル元の磐田戦が残っているので、出れても2試合だが…彼がいるのといないのとでは大きく違うので軽傷を祈りたいところ。

その穴にはベテランの渡辺広大が入り、しっかりと埋めてくれるであろうことを期待。

 

更には前節ハーフタイムで途中交代となった光永祐也もベンチ外となり、左には小島雅也が周り、右には平尾壮が。

平尾はいつぶりのメンバー入りだろうか?

よっぽど練習で良い結果を見せていたのか…ジャスティンに故障やコンディション不良があったのか…。

 

ベンチには前節値千金の同点弾をアシストした吉永昇偉が再び入り、高木彰人が怪我から復帰。

特に高木は久藤監督になってから覚醒した感があるので、彼が残り4試合で残留の救世主になる可能性もあるかもしれない。

しかし吉永と内田達也ができるとは言え…本職のCBがいないというのが今季のツラさを表しているな…。

試合経過

開始から押し込まれる群馬

前半は町田のキックオフでスタート。

お互いに4-4-2ということでミラーゲームの展開となる。

 

3分、中盤で中山雄登が失ったところから群馬の左サイドを使われ、高江麗央にミドルシュートを許すもこれは枠の上に。

4分にはゴールキックを跳ね返されたところから、吉尾海夏にロングシュートを打たれるも…これもわずかに枠の上に。

キーパーの位置を見ての思い切ったロングシュートであり、かなり良いシュートであった。

枠にいっても清水慶記が触れた可能性が高いが…危険を感じる非常に意味のあるシュートを打たれたと言えるだろう。

 

9分にはロングボールを小島雅也の裏に通され、すぐにクロスを上げられるも…中央のドゥドゥ渡辺広大がしっかりとブロックして対応。

12分にもドゥドゥにボールが入るが、広大が良いスライディングでノーファールでカット。

お互いに少し傷めたシーンであるが、広大のスライディングはしっかりと先にボールを刈っておりノーファール。

広大はいつも気持ちを感じる選手ではあるが、今日は大武の代役ということでいつも以上に気合を感じるプレーが目立つ。

 

14分には群馬の左サイドからクロスを入れられるが…これは誰にも合わずにファーに流れる。

しかしファーで土居柊太が回収し、高江麗央ドゥドゥと繋がれ最後は平戸太貴にシュートを打たれるも枠の上に。

これは助かった形になるが…本当に良いコンビネーションを見せており、ここまで町田に圧倒される展開。

昇格は無くなったとはいえ、さすが上位陣といったところか。

しかしシュートブロックに入った岩上祐三があっさりと外されたのが気になる…。

岩上らしくないと言うか…疲労なのかコンディションが良くないのか…。

ミスから失点。町田の速いプレスになすすべ無し

19分にはロングボールがドゥドゥに入り収めるが、これも渡辺広大が上手く対応しマイボールのスローインに。

今日の広大はここまでマンマーク気味にドゥドゥを抑えこんでおり、非常に出来が良い。

しかし90分このペースで持つのか…というのは心配なところ。

 

20分には群馬左サイドからのコーナーキックを、深津康太に頭で合わせられるも枠の外に。

最後のところは守れている…というよりは相手の決定力不足に助けられているという印象であり、ここまでに数失点していても決しておかしくはない展開が続く。

そして22分、中山雄登から畑尾大翔へのバックパスが短くなり…畑尾は少し慌てたか、小島雅也への縦パスが完全に読まれカットされてしまう。

これをドゥドゥが運び、群馬右サイドを駆け上がる吉尾海夏を使う。

吉尾がダイレクトでマイナスに折り返し、長谷川アーリアジャスールがしっかりと合わせて先制されてしまう…。

流れるような見事なカウンターであり、吉尾がダイレクトで折り返したのが大きかった。

しかし吉尾の折り返しは…果たして本当に長谷川を狙ったものだったのか?

ドゥドゥに折り返したのがマイナスになっただけにも見えるが…そんな強がりを言ったところで失点には変わりない。

しっかりと枚数をかけてゴール前に入り込んだ町田が良かったと言うことである。

 

この試合は町田のプレスが速く、完全に主導権を握られているが…それにしても中盤でのミスが目立つ。

この失点も直接的には畑尾のパスミスではあるが、その前の中山のバックパスが短くなったのが原因と言えよう。

中山はプレッシャーをかけられるとパスの選択肢が後ろになる傾向が強く、その辺りのスカウティングにやられたとも言えるかもしれない。

調子がいい時の中山だと、プレスをかけられても独特のタッチでヌルヌルと狭いスペースを抜け出るイメージがあるのだが…。

今日はミスが目立ちあまり良い状態とは言えない感じである。

中盤と言えば岩上祐三もここまで目立つプレーを見せれておらず、14分の守備といいあまりコンディションが良くない印象がある。

右サイドからチャンスを作るも…

36分には高江麗央に良いミドルシュートを打たれるが、これもわずかに枠を逸れてくれる。

このシーンは平尾壮が中途半端に付いた形になり…最後行かなかったので中山雄登が出たが…遅れたことでシュートを打たれることに。

ここは後で触れたいが、平尾が最後まで付いていくべきであり、行かないならばその前に岩上祐三にスイッチするべきだったように思う。

 

37分、ここでやっと群馬のここまでで1番の見せ場がやってくる。

平尾田中稔也とのワンツーで右サイドを突破。

そして中央に低い良いクロスを供給。

中央ニア寄りに入った青木翔大は合わせきれなかったか、敢えてのスルーなのか…スルーを選択。

そしてファーで大前元紀がフリーで合わせるも…これがミートせずに枠の外に。

完全に決定機だったが…大前としては青木のスルーを予想できなかったのかもしれない。

しかし平尾は時折ではあるが、抜群のクロスを供給するイメージが強い。

明後日の方向に飛ぶクロスも多く、高低の差が大きいとも言えるが…合う時には本当にドンピシャのクロスを供給してくれる。

 

39分にはドゥドゥの突破からヒールで吉尾海夏に通されるも、ここは群馬もしっかりとブロックして対応。

これはしっかりと守れたシーンではあるが、今日の町田の攻撃陣は組織的に非常によく連動しており…パスサッカー、ポゼッションサッカーというのはこういうものだと言われている気分。

奥野前監督が目指したのは…こういったスタイルだったのだろうが…。

 

41分には中山雄登がミスから失ったところをファールで止めイエローカードを受ける。

今日の中山は本当にミスが目立つ。

中山だけのせいではないのだが、中山平尾のところは狙われているという印象がある。

 

47分には後ろから繋いでいったところをカットされ、群馬左サイドを使われシュートまで持ち込まれるもキーパー正面に。

本当にここまで1失点で済んでいるのが不思議なくらいだが…残り時間も短いのでしっかり耐えてハーフタイムで修正したいところである。

少しずつ反撃の形を作り始める群馬

後半は群馬のキックオフでスタート。

両チームともに交代はないようだが…ここまでミスの目立った中山雄登平尾壮のところは代えなくて良いのだろうか?

ハーフタイムでの指示でしっかりと修正できているのであれば良いのだが…。

 

47分には群馬左サイドを使われ、クロスが中に入り、後ろに落としたところでシュートを打たれるもリフレクションがありキーパーの下に。

後半も耐える時間が長くなるとは思うが、なんとか反撃に転じて1点を返したい。

 

50分には群馬も攻撃に。

2回に渡って左サイドから小島雅也がクロスまで持ち込むも、ここのクロスの精度が今一つ…。

チーム事情を考えると小島のクロスの精度が…とは言いたくないのだが、小島は右サイドに置かないとクロスの精度は期待できない。

かと言ってベンチ外の光永祐也もクロスは良いものの…という監督の評価なのであろうが…。

 

53分には良い位置でフリーキックを獲得し、大前元紀のキックは非常に良かったが…ファーで田中稔也が折り返し切れず。

続く54分にはコーナーキックのチャンスを得て、これもファーに良いキックを送ったがシュートは打ち切れず。

これ以上の失点は避けなければならないが、残留争いのためには同点に追いつきたい群馬としてはこのように攻撃に転じてチャンスを増やしていきたい。

このセットプレー2本を見ても、今日の大前のキックは非常に良いので攻めきれなくてもコーナーを奪う…などでチャンスを作っていきたいところ。

 

55分には高江麗央から一気に群馬右サイドに大きなサイドチェンジが入る。

これを土居柊太が収め、平戸太貴長谷川アーリアジャスールと繋ぎ、最後はドゥドゥに繋がれるがシュートは清水慶記がファインセーブでコーナーに。

これ恐らく最後はドゥドゥのシュートではなく、平尾壮が後ろから先にボールを突いていると思われる。

それが故に清水が一瞬逆を付かれたような動きをしたあとに、なんとか手を伸ばして触っている形になったのだろう。

よく平尾が戻って最後触ってくれた。

平尾はこの運動量と守備の頑張りが武器なだけに、足元の技術を高めて守備の連携面を学べば良いSBになると思うのだが…。

25歳ともう若手とは言えない年齢になるだけに、ここでもうひと踏ん張り見せて来シーズンも頑張ってもらいたいところ。

しかし…町田のこの攻撃は本当に美しい流れるようなパスワークだった。

待望の同点弾!魂の男

61分、右サイドからのコーナーキックを畑尾大翔が頭で合わせて待望の同点弾をゲット。

今日は大前のキックが非常に良かったので、チャンスがあるならばセットプレーだとは思っていたが…見事に畑尾が合わせてくれた。

位置取りも上手かったが、左手で上手いこと高橋祥平をブロックしたのが素晴らしい。

ヘディングは恐らくキーパー正面だったが、高江麗央に当たったことでコースを変えたところも運があった。

畑尾としては自身のミスから失点しており、是が非でも自分で取りたかったところだろう。

畑尾も加入当初は色々と言われていたが…フィットするのに少し時間がかかったという印象。

空中戦の強さとフィード力を武器に、今では欠かせない存在と言えるだろう。

個人的には畑尾を見ていると、かつての青木良太の「魂の男」というキャッチフレーズが思い浮かぶ。

奇しくも背番号3というのも関係があるのかもしれない。

(プレースタイルが似ているという印象は無いが…)

 

同点弾のあと、62分には清水慶記からのロングボールを青木翔大が落とし、回収した田中稔也がループ気味にミドルシュートを放つ。

これは良いシュートだったものの…福井光輝にキャッチされてしまう。

あのシュートを下がりながらでキャッチングか…良いキーパーだな。

得点にはならなかったものの、積極的かつ非常に良いシュートであり、稔也にはこういった積極性をもっと見せてほしい。

J3時代にはもっとガツガツ自分で行っていた印象があるだけに、もっと自分がゲームを決めるんだという気持ちで戦ってほしいところ。

 

64分には右サイドを平尾壮が突破し、クロス…ではなく恐らくシュートを狙っていったと思われる。

このシーンでは中にもしっかりと枚数入り込んだだけに、クロスの選択肢でも良かったとは思うが…積極的にシュートを打っていったというのは評価したい。

同点に追いついただけに、勢いが少し群馬に流れてきただろうか。

 

66分には中山雄登のファールでフリーキックを与えてしまうが…先にボールを突いているようにも見え…判定には不満が残るところ。

そもそもその前のシーンで畑尾大翔へのファールを取ってほしいところであり、畑尾もレフェリーに詰め寄る。

今日はここまであまり良いジャッジとは言えず、お互いに…どちらのチームもジャッジに不満を持ちつつのプレーをしているように見える。

 

67分、町田が先に動き、長谷川アーリアジャスールに代えて太田修介を、ドゥドゥに代えて中島祐希を投入。

2トップの両方を代えてくるという…群馬もこういった思い切った采配が見たいものだが…。

直後の68分に群馬も動き、平尾壮に代えて吉永昇偉中山雄登に代えて内田達也を投入。

この2人はどちらもイエローカードをもらっているということもあっての交代だろうが、この試合に関して言えば出来も今一つだったと言えるだろう。

吉永はそのまま右サイドに入り、小島が左のままとなるもよう。

この時間まで引っ張ったので内田ではなく細貝を入れるかなとも思ったが…。

その内田はどんな指示を受けての出場になるのかも気になるところ。

シーズン終盤で残留争い中、そして残り20分で同点という、攻めるか守るかの判断が難しい展開になっているだけにベンチの指示が大事になるだろう。

相変わらずの交代策。確かに難しい試合だったが…

75分には大前元紀からのループパスを青木翔大が収め、右サイドを吉永昇偉が突破。

中を確認したものの、自らシュートという選択をするが打ち切れず。

少し躊躇いが見られたが、中も入ってこれていなかったし元FWだけにもっと早い段階で自分で行く選択をしてほしいところ。

 

79分には高江太貴から裏に抜け出した中島裕希にロングパスが入る。

これを中島はグラウンダーで折り返し、中央に太田修介が詰めていたものの、その前で吉永がクリア。

DFライン全体で完全に裏を取られており、吉永自身も太田に前を取られていたものの…よく頑張って戻ってクリアしてくれた。

しかしこの試合はここまで町田のボランチコンビが良い。

2人の関係性もよく、前に後ろにと自由に動かれて群馬としては捉えきれていないシーンが目立つ。

岩上祐三のコンディションが良くなさそうと書いたが…岩上の運動量が少ないのが原因の1つに感じているが…。

岩上は本来こんなに動かない選手ではないので、怪我があるのかコンディションが悪いのか…。

前節だったかも足を気にするシーンがあり、もしかしたら故障を押して出場している可能性もあるだろうか?

 

85分にその岩上祐三に代えて細貝萌を投入。

細貝の加入があったのだから、この試合に関して言えば岩上はもう少し早く下げても良かっただろう。

チームの心臓とも言える選手なだけに、なかなか下げるという判断は難しいだろうが…決断するのが遅かったと言いたい。

さて、この細貝もどんな指示を受けての投入となるだろうか?

あと5分、果たして監督の考えるゲームプランは?

 

87分には町田も交代カードを切り、吉尾海夏に代えて安井拓也を投入。

この時間で1枚だけか、上手くいっていないわけではないという判断なのだろうか?

91分に再び交代カードを切り、平戸太貴に代えて鄭大世を投入。

2回に分けた理由がわからないが、鄭大世にやられるのだけは避けたいところ。

 

92分には群馬も最後のカードを切り、大前元紀を下げて北川柊斗を投入。

もう少し早く動いても良い気がするが…FWの投入ではあるが、これでベンチからは明確に1を取りに行くという態度が見えたことになる。

 

そしてアディショナルタイムの5分が経過しタイムアップ。

群馬としては内容を考えても、大きな勝点1を手にすることになった。

が、相変わらずの交代の遅さと…ガス欠の田中稔也を最後まで引っ張った辺りと…采配は気になるところ。

これは後ほど触れたい。

ピックアップポイント

36分の高江のミドルへの対応に関して

まず高江から土居に良いパスが入ったが、ここは平尾のチェックでボールをロストさせることに成功。

しかしこれを再び高江が回収した時の各ポジションがこちら。

 

ここから高江が中にドリブルするわけだが、平尾が行くか行かないか一瞬悩んでから少し高江に行ったように見える。

平尾としては自身のマークは土居だったわけで、ポジション的にも土居を捨ててそのまま高江に付いて中央に行くべきか悩んだのだろう。

高江が中に切り込んだこともあり、マークをボランチにスイッチして自身はフォローのために後ろに下がった…のだと思われる。

 

しかしボランチと言うと中山佐野のマークがあったわけで、ここで出てしまうと高江には佐野を使う選択肢が生まれてしまう。

もう一人の岩上は下りてきていた長谷川を見ていたこともあり、DFラインに吸収されていたわけではないが少し下がっており高江までは距離があった。

中を見てもドゥドゥには畑尾が付いており、広大がフリーで余っている状態だったので高江にはそのまま平尾が付いていくべきだっただろう。

自身の受け持つ右サイドに戻った場合には、長谷川広大が受け持ち、土居には岩上が行けば良い。

 

シュートの前には、明確には聞き取れないが清水から「前当たって!」という声が出ており、シュート後にも「ボール行け、ほにゃらら」と叫んでいる。

キーパーとしてはあそこからあれだけフリーで打たれるのは嫌であり、距離はあるもののコースはあり充分に決められる位置と言えるだろう。

抜かれないことを第一にして構わないが、簡単には打たれない程度には距離を詰めてほしいところ。

結論としてはあのシーンであれば、ボランチの距離が遠かったので平尾がそのまま付いていくべきだったと言えるだろう。

交代策の難しさ

この試合も交代策は多少の疑問が残る展開となった。

しかし、根本的にシーズン終盤の残留争いということで…難しい試合だったのも事実。

1-0の段階ではこれ以上の失点は避けたいが、どちらかと言うと追いつくべきであり攻撃にプライオリティは移る。

しかし1-1に追いつき、時間が経つにつれて守ってこのまま勝点1を確実に取りにいくのか、攻めて3を取りに行くのかという判断が難しくなる。

そしてどちらを選んでも正解は無く、結果論でしかない。

そう、正解は無いだけに結果が出れば選手のおかげ、出なければ監督のせいと…監督とは非常に辛い職業と言える。

 

特にこの試合は終盤に町田のペースダウンが見え、上手くいけば逆転できるのではないかと欲を出したくなる展開だった。

前半のように押し込まれ続けるのであれば、比較的簡単に「引き分けで良し」という判断もできたかもしれない。

もちろん、引き分けるために守備のカードを切るのか、攻撃の選手を守るために入れるのか…というように方法は色々とあり…これまた結果論でしかない。

 

結果論結果論というように、結局のところ正解は無いわけで…正解がないが故にここは性格や経験で大きく決断が変わる部分と言えるだろう。

そのためピッチ上の選手間でも差異が出やすく、3を取りに前がかりになった選手と、1を守るべく後ろがかりになった選手とでスペースが生まれ…そこから失点してしまうというのはサッカーでありがちなシーン。

それを防ぐためにも、ベンチからは明確にどうするべきかという指示を出す必要がある。

それが正しいか正しくないかは置いておいて、ピッチ上の11人が同じ意識を共有するべく指示を出さなければいけない。

 

もちろん監督の声は選手に届くとは言い難く、近い方のライン際の選手でも声は聞こえても指示内容を完璧に理解するのは難しい。

そのために、交代選手に明確に指示を与えて投入することになる。

だから本文内でも書いたように、内田の投入時と細貝の投入時にどんな指示があったのかが気になるのである。

例えば「広大を入れて3バックに」なんてシーンが今シーズンは何回か見られたが、あのようにわかりやすい交代策であれば指示を聞くまでもなく選手は理解できるだろう。

今回はそうではないだけに、交代で入った選手が中に入った時に周囲の選手に伝えるわけだが…どんな指示があったのだろうか?

その後のチームの動きとして、あまりその意図が感じられず…「90分を通して上手く守りつつもチャンスがあれば点を取ろう」程度にしか見えないのが…。

 

守るにしても攻めるにしても、交代が遅い印象と、ガス欠気味な稔也を最後まで引っ張ったのも気になるところ。

青木は収まるので外せなかったというのは理解できるが高木も帰ってきたことだし、稔也を下げて青木をサイドにして高木を前線に入れる…なんて手も取れただろう。

守るなら高木に前から追わせられるし、攻めるにしてもFWの高木というのは理にかなっているかと。

もちろん明確に攻める意図なら白石という手もあるが。

 

そして92分には北川が投入されたわけだが、町田が最終ラインでボールを回している時には久藤監督の「柊斗!柊斗!」の声がたくさん聞かれた。

恐らくもっとボールを追ってほしかったのだろうが…なぜ直前に交代で入った選手に監督の意図が伝わっていないのか…。

ベンチとしてはしっかりと指示を出しており、選手が体現できていないだけなのかもしれないが…こういったシーンを見ると采配が…と思ってしまうのである。

MOM

この試合のMOMは…畑尾大翔としたい。

失点に直結するミスとは言えるが、個人的にあの失点の責任の全てが畑尾にあるとは思わない。

本文内でも書いたが、引き金となっているのはその前の中山のパスである。

中山が100%悪いという意味ではない)

 

失点シーン以外では特に気になる点はなく、同点ゴールを挙げたというところは評価できる。

この試合は抜群に良かったと言える選手もおらず、畑尾がMOMというのが順当ではないだろうか?

他であれば、前節ほどは収まらなかったものの前線で起点になり続けた青木か、チームで唯一怖さを見せられたKJかといったところ。

あとは特に前半にドゥドゥを抑えきった広大か。

 

ということで値千金の同点ゴールを挙げた畑尾としたい。

JリーグはDAZNの独占配信!

ホームもアウェーも、ザスパクサツ群馬の試合はDAZNでしか観られません。

年間プランなら4,200円もお得!

 

DAZN(ダゾーン)

DAZNで今すぐJリーグを観る!