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【J2・J3百年構想リーグPOラウンド 第2戦】ツエーゲン金沢 対 ザスパ群馬【レビュー】

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※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

前節はホームでのFC岐阜戦。

リーグ戦の日程は終了し、プレーオフラウンドの第1戦となりましたが…正直この順位を決めることに何か意味があるのだろうか…というのはお互いに思うところだったのでしょうか?

来シーズンに向けての貴重な公式戦としてテストの場とするなり、色々と思惑はあったと思いますが、ふたを開けてみるとお互いに塩試合。

それでも自力の差を見せつけられるように敗戦となりました。

悪い時の沖田サッカーそのままに、見ていて全く面白くないのが最大の問題点でしょうか。

今節は同じようにプレーオフラウンド第1戦で敗れた、ツエーゲン金沢との対戦により最終順位を決めることになります。

既に契約満了選手が発表され始めたりしている各チーム、この試合はどういう位置づけとするでしょうか?

 

今回はそんなツエーゲン金沢をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※本来はホームチームを左側としますが、メインスタンド側から見た通りで配置

ザスパ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 88 キム ジェヒ
DF 3 大畑隆也
5 キム グニル
14 菊地健太
MF 4 玉城大志
27 藤村怜
33 櫻井文陽
37 瀬畠義成
FW 19 モハマド ファルザン佐名
38 小西宏登
99 中島大嘉

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 13 近藤壱成
DF 25 中野力瑠
43 野瀬翔也
MF 20 下川太陽
36 安達秀都
42 原田高虎
FW 17 百田真登
18 田中翔太
29 松本皐誠

 

群馬は前節から6枚を変更。

近藤壱成、野瀬翔也、米原秀亮、西村恭史、中野力瑠、百田真登に代えて、キム ジェヒ、キム グニル、玉城大志、藤村怜、櫻井文陽、中島大嘉をスタメン起用。

米原と西村はベンチ外となった。

 

ベンチを見ると秋元琉星、ソン ミンソッがベンチ外となり、下川太陽、安達秀都、原田高虎がベンチ入りとなっている。

注目はやはりやっと登場となった新戦力であるキム グニルだろう。

米原と西村がベンチにもいないのも気になるが(この時期だと移籍絡みかと思ってしまう…)

そしてキーパーが再びキム ジェヒになっているが…正直前節(それより前も含め)を見る限りでは近藤壱成を外す理由が見当たらない。

何を考えてのチョイスかは正直わからないが…もしかしたらキム グニルにはまだ言葉の壁があるのかとも思ったり。

 

他にも今シーズン初スタメンとなった櫻井文陽、初のベンチ入りとなった原田高虎等、楽しみな選手が多い試合となった。

また個人的には不遇の扱い(と言って良いのかはわからないが)となっている玉城大志がスタメンというのも喜ばしいところ。

メンバーを見ると、本職ではない右サイドバックでの起用となるかもしれないが…前節は攻守にかなり安定感をもたらしてくれた。

ツエーゲン金沢

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 31 上田樹
DF 3 畑尾大翔
20 長倉颯
29 宮崎海冬
55 松本大輔
MF 8 大山啓輔
15 西谷優希
23 四宮悠成
FW 9 ブワニカ 啓太
11 杉浦恭平
13 白輪地敬大

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 50 後藤大輝
DF 6 村田航一
19 寺坂尚悟
25 小島雅也
71 櫻井風我
MF 14 石原崇兆
26 村田迅
41 嶋田慎太郎
FW 10 パトリック

 

金沢は前節から2枚を変更。

村田航一、山本義道に代えて松本大輔、杉浦恭平をスタメン起用。

村田はベンチから、山本はベンチ外ということに。

ベンチを見ると鈴木遼が外れ、小島雅也と嶋田慎太郎がメンバー入りとなっている。

注目はまぁ…ブワニカ啓太となるだろうが、個人的には杉浦恭平が注目選手。

そして中盤の底に入る西谷優希を含め、この辺りに自由にやらせないようにしたいところ。

ベンチではやはりパトリックの存在感だろう。

既に38歳となったが、まだまだ怖さのある選手である。

 

そして元群馬の畑尾大翔と小島雅也も注目。

特に小島は既に契約満了が発表されており、今期の出場もそれほど多いものではなかった(試合数は10試合くらいあるが)

次が決まっているのかはわからないが、未定であれば出場機会を得てアピールしたいところか。

試合経過

前半

前半は群馬のキックオフでスタート。

攻撃では大きな変化はなさそうだが、守備は今日は3バックだろうか?

玉城大志が右サイドバックではなく、1列前にいるように見える。

中島大嘉を頂点とした3-4-3というべきか、櫻井文陽との2トップで3-5-2というのが正しいか…とにかく4バックではなさそうである。

 

0分 最初のチャンスは活かせず

キックオフで玉城大志が後方に下げると、大畑隆也が大きく蹴り込んでいく。

これは中島大嘉が競り勝てなかったが、四宮悠成がクリアしたボールは藤村怜がダイレクトで玉城に繋ぐ。

玉城から小西宏登瀬畠義成と下げると瀬畠が大きくゴール前に蹴り込んでいく。

これが中島の頭を超え、その奥でモハマド ファルザン佐名がトラップ。

自分でも行けたと思われるが、これを中島が回収しシュートを放つもブロックされてしまう。

中島がワンテンポ早いタイミングで左足が振れていたらビッグチャンスだったのだが…。

 

こぼれ球は櫻井文陽が回収したが、松本大輔の股を通して菊地健太に送ろうとしたボールが引っ掛かってしまう。

杉浦恭平が回収しカウンターの形となりかけるが、すぐに藤村怜が対応に。

ブアニカ啓太西谷優希と繋いだところを玉城がファールで潰してピンチの芽を摘み取る。

ファールが良いこと…とは言わないが、こうした戦術的ファールで相手の攻撃を止められる選手があまりにも群馬には少ない。

前節の終了間際のフジレンのイエローカードとなったファールなどは、素晴らしかったがシーズンを通してそれをやれる選手がいないのである。

全盛期の細貝萌のような、足下もそれなりにありつつも、守備では厳しく行けてファールも辞さないタイプがチームには必要である。

個人的には玉城がそれができると思うのだが…。

 

20分 大きく左右に揺さぶられてピンチを迎える

金沢がボールを握り、攻撃の糸口を探す。

まずは右サイドで細かくパスを繋いでいたが、中央の長倉颯を経由して左サイドの四宮悠成へ。

四宮が内側に持ち出し、ゴール前にクロスを送り込むと杉浦恭平が競り勝つが…ミートはせずにボールは上に高く上がる。(結果的には杉浦に当たった後に菊地健太の頭に当たったか?)

このクロスに対してキム ジェヒが出かけてしまい、慌てて戻りながらゴールライン上でなんとかかき出すことに成功。

しかしこのルーズボールに群馬金沢合わせて4人が飛び込む形となり接触。

結果的にはブアニカ啓太キム ジェヒに対するファールを取ったのか?詳細はわからないが金沢のファールという形になる。

ルーズなボールに4人が飛び込むというやや危険なシーンであったが、やや金沢の選手の方が遅れて入ってきておりファールは妥当なところ。

当然今はキーパーチャージはなくなっているが、オフェンス側ファールは妥当な判断だろう。

ややジェヒの判断ミスとは言えるが、そのあとはしっかりと怖がらずによく飛び込んで先にボールに触った。

 

47分 コーナーからピンチを迎える

金沢が左サイドからのコーナーキックを得ると、キッカーは大山啓輔

ちなみにこのコーナーとなった、その前のプレーである白輪地敬大瀬畠義成のライン際のやり取りは見ごたえがあった。

白輪地の突破も良かったし、瀬畠のスライディングブロックも素晴らしかった。

 

話をコーナーに戻すと、大山はゴール前ではなくペナルティエリア外の宮崎海冬を選択。

宮崎がワントラップから右足でゴール前にシュート性のボールを送り込むと、白輪地敬大が触ったか?触っていないか?

ボールはほぼそのまま後方に抜けると、キム ジェヒがなんとかブロック。

こぼれ球を白輪地に詰められるも、キム グニルがクリアして再びコーナーに。

 

これは危なかった…。

画面上で見るとジェヒのファンブルのようにも見え、取るか弾くかハッキリしろと言いたいところだが…宮崎のシュートは手前で落ちるような非常に良いボール。

更に直前で白輪地が頭を出しており、これはジェヒを攻めるのは酷だろう。

 

続くコーナーも凌ぎ切って前半を終えるが、正直言ってどちらのチームも見どころの少ない前半であった。

前節の岐阜戦と同じように、互いに盛り上がりにかける内容だったと言って良いだろう。

 

後半

後半は金沢のキックオフで再開。

ハーフタイムでは両チームともに交代は無くリスタートとなった。

 

47分 待望の先制弾

宮崎海冬のトラップ際をモハマド ファルザン佐名が狙いすましてボール奪取に成功。

しかし宮崎も簡単には前を向かせず、最終的にはファルは当ててタッチラインに出してスローインにしようとしたか?

これが当たらずそのまま前に抜けると、松本大輔が前方に浮き球を送る。

これは菊地健太が胸で藤村怜に繋ぐと、櫻井文陽玉城大志とワンタッチで中央を経由し右に広げていく。

玉城が少しドリブルで持ち運びながら、右ワイドの小西宏登に広げると、小西四宮悠成を相手に勝負を選択。

縦に抜け出し右足で柔らかいクロスを送ると、ゴール前で中島大嘉松本に抑えられつつも…身体の強さを見せつけ頭で押し込んで先制。

ニアには櫻井文陽、ファーにはファル、後ろからは玉城がゴール前に入り込んでおり、非常に厚みのある良い攻撃であった。

そして小西は持ち前の突破力はもちろん、利き足ではない右足のクロス精度もかなり良くなってきている。

全体としては、やはりダイレクトが2つ続くと一気に局面が変わる。

ちなみにリプレイを見ると松本のオウンゴールとなるかなとも思ったが、どうやら記録としては中島のゴールになったようである。

 

52分 ノーファール?セットプレーからの失点

金沢が右サイドからのコーナーを得ると、キッカーは大山啓輔

前半と同様にペナルティエリア外の宮崎海冬を選択すると、宮崎は今度はダイレクトでゴール前に放り込んでいく。

これはキム ジェヒがキャッチしにいったが、キャッチ前にブアニカ啓太との接触でファンブル。

こぼれ球を白輪地敬大に詰め込まれて同点に。

 

うーん…これはファールじゃないだろうか?

確かにブアニカ啓太が非常に良い形で飛び込んできており、キム ジェヒの手と同じ高さの良いヘディングではあった。

キーパーチャージというファールは等の昔に無くなっており、キーパーに対するファールも基準はフィールドプレーヤーと同じである。

その言葉だけをそのまま取ると、ファールともノーファールとも取れる微妙なラインではあろう。

しかしキーパーは手を使ってプレーできるため、身を守るために手が使えない。

つまり空中では完全に無防備な状態にさらされるわけであり、個人的にはここはフィールドプレーヤーと全く同じではないと思っている(無論、昔のキーパーチャージのように過度に守られる必要はないが)

とは言え、ジェヒもキャッチに行ったのは判断ミスと言えるかもしれない。

セーフティに弾きに行っていれば…という思いもある。

 

56分 ビルドアップの出口が見つからず逆転を許す

55分、先に動いたのは金沢ベンチ。

杉浦恭平に代えて村田航一を投入する。

 

56分、ボールを保持し動かしてはいた群馬だったが、なかなか金沢のプレスをかいくぐれない。

再び後方に下げるとキム ジェヒが大きく前方に蹴りだしていく。

これを中島大嘉畑尾大翔が競り合う形となったが、畑尾が先に触り大山啓輔に繋ぐ。

大山が左の四宮悠成に広げると、瀬畠義成を相手に縦に突破しゴール前にクロスを送る。

これをブアニカ啓太が頭で流し込んで逆転。

 

これは正直四宮のクロスの質とブアニカの動きの質を誉めるべきだろう。

確かに大畑隆也ブアニカを見失ってフリーにさせているが、人体の構造上…クロスとマークを同時に見ることはできない状況であった。

クロスの直前にニアに入るフェイクを入れ、大畑の裏に回り込んだブアニカの動きの質。

そしてそこにピンポイントで送り込んだ四宮のクロスの質を誉めるべきシーンであった。

 

問題なのはその前のビルドアップでの手詰まりと、失い方。

ゴールに近いところでミスをして失点…という今までのパターンよりは遥かにマシではあるが、ジェヒが苦し紛れに蹴らされて、そこから金沢ボールとなるという形であった。

 

69分 コーナーからの失点

63分、群馬ベンチが一気に3枚を代える。

キム グニルに代えて野瀬翔也藤村怜に代えて下川太陽玉城大志に代えて原田高虎を投入。

グニルは怪我もあり今節で初スタメンとなった形だったが、再び負傷ということで心配だが…。

野瀬はそのままCBの右側に、下川がボランチだが瀬畠と左右を入れ替えたか?

原田櫻井のいた左側に入り、櫻井玉城のいた右にポジションを移すようである。

 

69分、金沢が左からのコーナーを得ると、ここもキッカーは大山啓輔

中央ややニアに送ると、松本大輔が頭で合わせて3点目。

ゾーンDFの弱点とも言える、DF間(野瀬翔也中島大嘉の間)を綺麗に突かれる形となった。

中島の対応は疑問が残るが、恐らく松本に気付いていなかったのだと思われる。

クリアしようと待ち構えていたところに前に入られ、アッと思った時には既に遅い…というパターンだっただろう。

 

そして金沢はこのコーナーキック前から準備していた交代カードを切る。

大山啓輔に代えて村田迅四宮悠成に代えて石原崇兆を投入する。

 

84分 原田が持ち味を見せるも

73分と82分に群馬ベンチが動く。

まずは73分に櫻井文陽に代えて百田真登を投入。

82分に中島大嘉に代えて田中翔太を投入する。

櫻井はいまだに理由は不明だが…前節やっと出番がきたという状態であり、恐らくは負傷だったと思われる。

まだコンディションが戻り切っていないのか、それとも試合勘が戻らないのか…昨シーズンのようなインパクトは見せられなかった。

そして中島が下がったこともあり、やっと田中は本職のFW起用となるだろうか?

 

84分、金沢のコーナーキックだったが、これを跳ね返すと原田高虎が良い寄せを見せてボール奪取。

左サイドに流れた下川太陽に長めのボールを入れてカウンター発動。

しかしややボールが流れた感もあり、下川はそのまま縦に行けず…結果的にキープになるがファールを貰ってマイボールを維持。

この宮崎海冬のプレーはイエローカードで良いと思うが、なぜかノーカードとなった。

リスタートは近くで繋ぐ選択とすると、瀬畠義成から縦パスを受けた原田高虎がワンタッチで前を向く。

持ち前の足下を見せて下川太陽に繋ぐと、下川はペナルティエリア外から積極的にシュートを狙っていくが…これは枠を捉えられず。

積極性は買うが、右には百田真登、左には田中翔太がフリーで入ってきておりここはどちらかを使うべきだっただろう。(下川のボールの持ち方、DFの位置を考えると左の田中の方がパスを出しやすかったか?)

 

88分 再び原田が持ち味を見せる

87分、金沢ベンチも使い切り。

ブワニカ啓太に代えてパトリック宮崎海冬に代えて小島雅也を投入する。

 

88分、上田樹のスローインは素晴らしかったが、ここは野瀬翔也が読んでおり頭で瀬畠義成に繋ぐ。

通っていれば一気にピンチとなっており、これは村田航一の動き出し、上田のスローと素晴らしかったが、野瀬の対応も素晴らしかった。

瀬畠原田高虎に繋ぐと、見事なトラップで松本大輔を翻弄。

その後は松本のファールを受けながらも失わず、プレーオンのままモハマド ファルザン佐名に広げる。

ファルからリターンを受けると、ゴール前にクロスを送り込み、田中翔太が頭で合わせるが…これはキーパーがセーブ。

いやいや高卒ルーキーの原田だが、かなり面白いプレーヤーである。

彼も加入後に怪我があって出遅れてしまったが、これは来シーズン楽しみになりそうだ。

 

田中もこの直前のプレーでも中央の密集地帯で下川太陽との連携から抜けだし、ブロックされてしまったものの良いシュートを放っていた。

田中はやはりゴール前が適正だと思うのだが?

 

91分 スローインから一気にゴール前に迫られ…

89分には前がかりになっていたこともあり、パトリックからのワンタッチで白輪地敬大に抜け出されてしまう。

野瀬翔也が取りにいったが、再び白輪地の足に当たってかわされる形となってしまい…フリーでシュートを許すが大畑隆也がブロックしてコーナーに。

 

91分、右サイド、金沢陣地からのスローインだったが、小島雅也の長めのスローをパトリックが頭で横に落とす。

これは村田航一には合わなかったが、カットしにいった野瀬翔也村田に当ててしまいボールは白輪地敬大の足下に。

そのままキーパーと1対1を冷静に沈めて、これで4失点。

やや体勢が悪かったのは事実だが、野瀬のつまらないミスからダメ押しとなってしまった。

 

アディショナルタイムは6分だったが、その後も群馬はチャンスを作れず…むしろ逆にピンチを迎えるシーンがあったくらい。

そうしてタイムアップとなり、今シーズン最後の試合はなんとも言えない形で終わることとなった。

 

ピックアップポイント

本当にこのままで良いのか?

プレーオフは悲惨な2試合となったわけだが…本当にこのまま来シーズンを迎えて良いのだろうか?

今年はかなり変速的な形であり、来シーズンがすぐ始まることを考えると…監督交代なども現実的ではないのかもしれないが…。

今シーズンは90分で決着がつかない場合はPKという特殊なルールだったが、改めていつも通りにこれを引き分けとして考えてみたい。

プレーオフ含めて20試合あったわけだが、6勝10敗4分となる。

得点数が27で失点数が41となり、結局今シーズンも守備がどうにもできなかったことが浮き彫りとなる。

1年半続けてこの守備の修正ができないことをフロントはどう考えているのか?

特にセットプレーからの失点はどうにかしないといけないわけだが…。

そして、じゃあ攻撃はできているのか?と聞かれると…超攻撃的サッカーを掲げていながら得点の取れない試合も多い。

そもそも連携が上手くいかずに、自分たちのミスからゲームを難しくしている試合が多いのである。

 

そして今シーズンはJ2・J3特別大会ということで、J2とJ3のチームが同じリーグで戦うという特殊な大会。

群馬も含めて10チームいたわけだが、そのうちJ2が7チーム、J3が3チーム(うち1つが群馬)。

プレーオフはどちらもJ3所属クラブなので、こちらも入れるとJ2相手が14試合、J3相手が6試合だったことになる。

先ほどの勝敗を当てはめると、J2相手に6勝5敗4分、J3相手に1勝5敗という結果になる。

 

単純に比較すれば強いJ2を相手に悪くない成績を残したとも言えるが、本質としては同カテであるJ3を相手に1勝5敗というのが大問題。

しかもそのうちの1勝は1人少なくなった相模原戦である。

クラブが掲げる、沖田監督の目指す、「J1でも…日本代表に行っても通用するようなサッカー」という理想は構わないが…あまりに現実が見れていないと言うしかないだろう。

来シーズン(26-27シーズン)は当然J3を相手にするわけで、J3で通用するサッカーをまずやらないといけない。

今のサッカーは正直言って、日本代表クラスの選手を11人配置して成立するかどうか。

 

何も沖田監督を解任しろという話ではない。

言い方は悪いが…群馬の監督を引き受けてくれるような、今フリーの監督で沖田監督以上の人材が簡単に見つかるとも思えない。

準備期間の短さを考慮しても、監督を変えれば上手く行くというものでもないだろう。

そういう意味では消極的な理由とはなるが、沖田監督の続投の方が良いのではないかとも思う。

問題はフロントや監督・コーチが現実をしっかりと捉えて、来シーズンの準備ができるかどうかではないだろうか?

 

MOM

この試合のMOMは原田高虎としたい。

途中出場ながらインパクトあるプレーを見せてくれた。

長い時間プレーすると、対応する相手も慣れてくることもありまた違うかもしれないが…是非とも長い時間チャンスを与えてほしいもの。

まだ18歳ということもあり、来シーズン以降も楽しみな選手である。

 

続いて初スタメンとなったキム グニルもまずまずな内容と言える。

怪我が心配だがオフシーズンの間にしっかりと調整をして戻ってきてくれるだろう。

 

攻撃面では小西宏登モハマド ファルザン佐名と両翼も持ち味は見せていた。

藤村怜瀬畠義成玉城大志と中盤を落ち着かせて決して悪くはなかったが、金沢のハイプレスの攻略が見つけられずに失点となったと言えるか。