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【2023 J2第30節】ベガルタ仙台 対 ザスパクサツ群馬【レビュー】

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※ザスパクサツ群馬ファンによる、ザスパクサツ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第30節はアウェーでの仙台戦。

前節はホームで栃木を相手に見事に勝利し、北関東ダービーの王者も決定させました。

今節は第5節に力の差を見せつけられた形となった仙台ですが、どうにも最近の仙台は噛み合わず結果も残せていないという状態。

ここまでリーグ戦10試合勝利無し(しかも3分7敗)と苦しんでおり、対する群馬はここまで9試合負けなし(3勝6分)と好調を維持しています。

仙台には新加入の戦力も入り本来の力を取り戻すのか、それともこの流れが大きく影響するのか…。

 

今回はそんなベガルタ仙台戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

※いつもはホームを左側にしますが、群馬がエンドを入れ替えたため上記表記

ベガルタ仙台

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 33 林彰洋
DF 5 若狭大志
20 キム テヒョン
25 真瀬拓海
41 内田裕斗
MF 6 エヴェルトン
19 斎藤学
26 松崎快
37 長澤和輝
FW 9 中山仁斗
32 鎌田大夢

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 1 小畑裕馬
MF 22 小出悠太
11 郷家友太
FW 14 相良竜之介
35 フォギーニョ
7 中島元彦
28 菅原龍之助

 

仙台は前節から6枚を変更。

夏の移籍期間で加入した長澤和輝(名古屋)に斎藤学(ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFC)、更には松崎快(浦和)を早速起用。

特に長澤と斎藤の両翼は破壊力があるだろう…。

最前線には群馬サポとしては水戸のイメージが強いだろう中山仁斗が入るが、今シーズンはまだ1ゴールと苦しんでいる様子。

また清水時代の同僚である林彰洋と櫛引政敏のゴールキーパー対決も注目ポイントと言えるだろう。

ザスパクサツ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 2 城和隼颯
5 川上エドオジョン智慧
24 酒井崇一
36 中塩大貴
MF 10 佐藤亮
15 風間宏希
38 天笠泰輝
FW 47 杉本竜士
7 川本梨誉
23 平松宗

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
MF 3 畑尾大翔
6 内田達也
FW 9 北川柊斗
14 白石智之
17 山中惇希
39 高木彰人

 

群馬は前節から同じ11人を起用。

更にはベンチを含めての18人も同じメンバーとなった。

前節怪我から復帰した畑尾大翔がスタメンに復帰するか注目となったが、しっかりと代役を務め上げ更には起用されてから無敗という調子の良さを買って城和隼颯が継続起用となる。

畑尾は前節同様に勝っていればクローザーとして、負けていればパワープレー要因として起用されるだろう。

試合経過

【0~15分】序盤は仙台ペースか。ミスが目立つ群馬

コイントスは群馬が勝利し、どうやら城和隼颯がエンドを入れ替えた様子。

DAZNによると最近は多くのチームがこのようにして、前半は仙台の応援団を背にする選択を取るとのこと。

サッカーはメンタルのスポーツでもあるため、ちょっとした違いが大きな違いになるだろう。

 

2分、天笠泰輝のファールにより仙台にFKが与えられる。

素晴らしいキックがゴール前ややファーに送られ、中山仁斗が頭で合わせるも枠の外に。

 

DAZNの予想フォーメーション及び試合後のSportsnaviでは、仙台はエヴェルトンのワンボランチということになっている。

しかしここまでは長澤和輝エヴェルトンとのダブルボランチ気味であり、中山仁斗のワントップではあるものの守備の際には鎌田大夢が前に出て2枚でプレスをかけるシーンも。

ただ鎌田は常に前にいるわけではなく、基本は後ろにいてプレスの際には前に出てくる形を取っているため、このブログでは4-2-3-1で表記することとした。

また攻撃時には左サイドバックの内田裕斗が高い位置を取り、後ろは3枚プラス長澤和輝が下りてボールを受けるような形を取る。

 

14分、風間宏希のパスが短くなったところを中山仁斗にインターセプトされる。

これが長澤和輝に繋がると、更に右サイド松崎快へと繋ぎ、後方からオーバーラップしてきた真瀬拓海がスペースに抜け出す。

真瀬からのクロスがゴール前に送られ、ファーサイドでは斎藤学がドフリーで待っていたが…その手前で必死に戻った川上エドオジョン智慧が頭に当ててコーナーに逃げる。

エドのナイスランニングでひとまずピンチを逃れたが、ちょっとボランチ及び最終ラインで小さなミスが目立つ印象が気になるところか。

【15~30分】キッカー川本

16分、若狭大志からロングボールが左サイドに送られると斎藤学がフリーでボールを受ける。

対応した川上エドオジョン智慧に対し縦に勝負という動きを見せつつ、早めのタイミングでインサイドに1つ持ち出してクロスを選択。

これを中央で中山仁斗が胸トラップからボレーを打とうとするが、酒井崇一が飛び込み、ルーズボールにも再び酒井が対応。

酒井が先にボールに触り、中山の足が酒井を蹴る形となってしまったことで仙台のファールとなる。

トラップがかなり高くなってしまったことで対応する時間が出来たが、コンパクトにまとめられていたら危険なシーンだった。

 

24分、多少距離はあるものの…良い位置で群馬がフリーキックを獲得。

いつもであれば風間宏希佐藤亮が並ぶが、ここでは川本梨誉が蹴る気満々でボールをセット。

風間佐藤もボールから離れた位置を取り、今シーズン初か?川本がフリーキックを直接狙っていく。

川本らしいパンチのあるシュートかつ、キーパーの手前でワンバウンドするという良いボールではあったが…コースがやや右となり枠を外してしまう。

枠は捉えたいところではあったが、今までと違うセットプレーの形を見せたという意味では面白かったのではないだろうか?

セットプレーの精度が高く、選択肢が豊富なことが今シーズンの群馬の強みの1つと言える。

【30~45分】前半は耐える展開となった群馬

34分、長澤和輝から右サイドの松崎快にボールが送られる。

裏を回った長澤を囮に、内側に上がってきた真瀬拓海を使うと真瀬が再びダイレクトで右サイドに戻す。

ここには先ほど裏を回った長澤が残っており、中塩大貴を相手にカットインからクロスを供給。

中山仁斗が胸に当てるも、城和隼颯もしっかりと身体を寄せコントロールさせず。

しかしこのこぼれ球を真瀬がシュートまで持ち込むも枠の外に。

 

43分、右サイドで松崎快が素晴らしいボディフェイントから縦に突破しクロスを供給。

櫛引政敏が飛び出すが触れずか…その奥で川上エドオジョン智慧が触ってコーナーに逃れる。

松崎は左利きということもあり、カットインからのクロスを警戒したのだろうが…見事にそのボディフェイントに中塩大貴が引っかかる形となった。

このコーナーキック、鎌田大夢からファーに送られたボールは中塩が跳ね返すがこぼれ球を松崎快がミドルシュート。

非常にパンチの効いた低い弾道のシュートだったが、櫛引政敏の正面となったことで助かる形に。

しかし正面ながらも櫛引がキャッチしきれずにやや横にこぼすというところから…かなりの威力あるシュートだったことがわかる。

 

47分、左サイドでボールを受けた杉本竜士がドリブルで勝負を仕掛けるが、真瀬拓海が素晴らしいチャージからボールを奪取。

正当なショルダーチャージでありノーファールでボールを取り切った素晴らしいタックルだったが、すぐに群馬は平松宗がフォローに入る。

ドリブルで持ち出した真瀬の前、ボールの間に平松が身体を入れると…真瀬平松を手で押してしまいファールの判定に。

ここで真瀬にイエローカードが提示される。

カードが出るほどのプレーでは無かったと思うだけに、判定に対して異議を唱えたか?

この記事を書くために公式記録を調べたらカードの理由は遅延行為とのこと。

確かに笛が鳴ってからもボールは前に転がり続け、真瀬もドリブルの勢いのままに前に走ってはいたが…笛が鳴ったあとにボールには触れていない。(その前のプレーの勢いのまま)

笛の後にボールを蹴っていれば遅延行為という判定も致し方ないところだが…これは正直真瀬には厳しい判定と言って良いだろう。

恐らく主審からは笛が鳴った後にボールを再び縦に持ち出した…と見えたのだろうが…。

 

こうして前半は完全に仙台の時間となったが、最近の群馬の戦い方としては「前半は耐えて後半勝負」ということも事実。

相手のサッカーを前半でしっかりと観察し、ハーフタイムで打開策を指示して後半で点を取るというスタイルだけに…これはまぁ予定通りの内容と言って良いだろうか。

【45~60分】退場から間髪入れずの先制弾

後半は仙台のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムでの交代は無くリスタートとなった。

後半からはどうやら川上エドオジョン智慧がワイドの位置に開き、内側のレーンに佐藤亮が入るといういつもと逆のパターンに。

個人的にはこちらのスタイルの方が機能するのではないかと思っているだけに、これは楽しみな変更点。

(しかし試合の流れの中で、割とすぐにいつもの状態に戻ってしまった)

 

49分、中塩大貴から杉本竜士に縦パスが入ると、ここに真瀬拓海が後ろから激しくチャージ。

このファールにイエローカードが提示され、2枚目ということで退場処分となってしまう。

正直言って前半終了間際のところで書いたように、1枚目のカードは厳しいと思う。

しかしながら1枚カードを受けている状態で、この後ろからのチャージは軽率だったと言えるだろう。

無理に潰しにいくようなシーンではなく、足を出せば刈り取れるタイミングでもなく、残念ながら軽率なファールだった。

この試合やや仙台にとって厳しめの判定が続いたことでフラストレーションが溜まり、それがこのファールへと繋がった印象もあるが…。

 

52分、仙台ベンチが動き松崎快に代えて小出悠太を投入。

真瀬拓海が退場したことで松崎が1列下がってサイドバックでプレーしていたが、やはりここに本職を入れるために交代となった。

しかしこの交代…群馬のコーナーキックの直前だが良いのだろうか?

交代によるマークのズレなどを嫌い、遅らせることが多いが…仙台はこのタイミングで交代をするようである。

 

53分、そしてこのコーナーキックで試合再開となるが、キッカーは風間宏希

風間のキックはニアに送られ酒井崇一が頭で合わすも、これはミートしなかったか…ボールは群馬の選手が誰もいないところへ。

1番外の小出悠太のところまでボールが流れ、小出が胸でトラップするが長くなったところを城和隼颯が回収。

ゴールに背を向けキープする形となるが、杉本竜士が開いてボールを引き出そうと動いたところで城和へのプレッシャーも甘くなり縦に突破。

左足でグラウンダーのクロスを送ると、キム テヒョンがかろうじて足でブロックするも…このこぼれ球を中塩大貴が叩き込んで先制に成功する。

このシーン、ちょっと気になることがあるので後ほど改めて紹介したい。

結果論ではあるが、コーナーの前に交代で入った小出のミス(と言うほど大きなものではないかもしれないが)が失点に繋がる形となった。

【60~75分】風間のビューティフルゴール

59分、城和隼颯から右サイド大外の佐藤亮にボールが入ると、佐藤がドリブルを開始。

カットインから楔の縦パスを川本梨誉に送ると、川本が潰されながらもなんとか佐藤にリターン。

佐藤が今度は左サイドに大きく展開し、これを杉本竜士がダイレクトで中央にクロスを供給。

川本がダイレクトでボレーで合わせるもクロスバーを直撃。

こぼれ球に佐藤が詰めるも…ボールの下を叩いてしまいクロスバーの上に…。

利き足ではない右足だったとはいえ、これは枠には送りたいところ。

この瞬間に冷静な判断は難しいのはわかるが…DFの対応も遅れてフリーだったため、難度の高いボレーではなくもっと落ちるのを待って下から足を合わせる簡単なシュートを選択しても良かっただろう。

理想を言えば川本のところで決めきりたかったが…リプレイを見ると林彰洋がわずかに触っているようにも見える。

 

61分、仙台が再び動き中山仁斗に代えて菅原龍之助斎藤学に代えて中島元彦長澤和輝に代えて郷家友太を投入。

70分、飲水タイムのタイミングで群馬も動き、川本梨誉に代えて北川柊斗杉本竜士に代えて山中惇希を投入する。

どうやら川本の位置に平松宗が入り、平松のところに北川が入る形になる様子。

2トップであるから右と左の違いだけと見えるが、現在の群馬の可変システムは1トップ2シャドーとも言えるので、どちらに入るのか(どちらの役割となるのか)は非常に大事である。

これで1トップの役割を平松が、降りてきてボールを引き出すシャドーの役割を北川が担うことになる。

 

73分、平松宗が裏に抜け出したところに山中惇希からロングボールが供給されるが…ここにキム テヒョンが後ろからプッシュする形となりファールを獲得。

ゴール正面やや左という非常に良い位置でのフリーキックとなり、キッカーは風間宏希佐藤亮が並ぶ形に。

風間が狙うとポストを直撃しながら枠に吸い込まれるという素晴らしいボールとなり、追加点を得ることに成功する。

風間が直接叩き込んだのは磐田戦に続き2本目。

本当に今シーズンはセットプレーのキッカーが素晴らしいだけに、セットプレーがチャンスに繋がっている。

【75~90分】アンカー畑尾

76分、仙台のパスをインターセプトしたところから左サイドの山中惇希を走らせる。

山中からグラウンダーのクロスが送られると、これを平松宗が収めることには成功するが…後ろ向きで受けた形となったこともありトラップ際を狙われて奪われてしまう。

もう少しプラス方向へのクロスか、平松が遅れて入るか…どちらが正解かはわからないが、前向きでダイレクトでシュートに持ち込める形なら3点目が狙えたかもしれない惜しいシーン。

 

78分、仙台が最後の交代を使い、内田裕斗に代えて相良竜之介を投入。

直後の79分には群馬も交代を使い、佐藤亮に代えて白石智之川上エドオジョン智慧に代えて内田達也を投入する。

これで最近の試合を締める形である5-3-2とも3-5-2とも言える、風間宏希をアンカーにした3ボランチに変更。

北川柊斗が右のWBとなり…本職での起用がわずか8分程度となったのは残念な限り。

とは言えこの展開、時間帯での最前線は白石の方が向いているのも事実だろう。(理由は前節書いた通り)

 

86分、群馬が最後の交代を使い風間宏希に代えて畑尾大翔を投入する。

後ろを増やすのかと思ったが、どうやら畑尾はそのままアンカーの位置に入る。

危なげなく機能しているだけに、最終ラインはいじらずにその前に1つ壁を入れる形を取ったか。

なるほど、勝っている時にこの形を取るとなると…アンカーに細貝萌を入れてクローズというのも面白そうである。

 

アディショナルタイムは6分という長さではあったが、しっかりと時間を使い危なげなく逃げ切ることに成功。

これで10試合負けなしとなった。

ピックアップポイント

66分 天笠へのカードの理由

今回は66分に天笠泰輝に出されたイエローカードを振り返りたい。

結構掲示板などで「なぜ仙台のファールなのに天笠にカード?」という声があったように思う。

 

まずは佐藤亮が右サイドで相良竜之介にボールを奪われたところから始まる。

相良がボール奪取した直後、天笠泰輝がフォローに入るが身体をぶつける形で相良を倒してしまう。

このルーズボールが菅原龍之助に入りドリブルを開始し、そこに天笠がプレッシャーをかけ後ろを向いたところで佐藤がボール奪取…というのが流れである。

DAZNでは審判が入り切っておらず、また声も拾っていないためにわかりにくかったが天笠相良に身体をぶつけたところがファールとなっている。

これが菅原にボールが繋がったためにプレーオンで流しており、佐藤菅原へのチャージはノーファール。

最終的に川上エドオジョン智慧に対してエヴェルトンが身体をぶつけてブロックしたところでファールを取り笛が鳴る。

 

そのためエヴェルトンのファールが最終なので群馬ボールでのリスタートとなるが、プレーオンで流した天笠泰輝のファールへの懲戒罰は消されずにイエローカードが出た…となる。

公式記録によると天笠のカードの理由はラフプレー。

プレーオンで流すとカードが1ランク下がる…というものがあるが、あれは戦術的なファール…いわゆる相手のチャンスを潰しに行ったものの潰せなかったという時に適用される。

要はチャンスを潰しに行ったがチャンスが続いた…ということで懲戒罰が無いというものである。

それもラフプレーは適用外であり、手で相手を止める、ユニフォームを引っ張るなどの行為が適用内であり、内訳としては「反スポーツ的行為」となる。

天笠のプレーは身体でブロックしたものではあったが、必要以上の力で…と判断されてラフプレーとなったか、肘が当たってしまったなどでラフプレーとなったか…となりそうである。

そのためプレーオンで流されたものの、懲戒罰は消えずに次の笛で試合が止まった際にカードを出すことが可能となる。

 

天笠のファールがカード相当だったのか、佐藤のチャージはノーファールで妥当なのか、エヴェルトンのチャージはファールで妥当なのか…という想いは各々あると思うが、本題から外れるので触れないこととする。

53分 先制点のシーンにオフサイドは無いのか?

今回はもう1つ触れたいと思うのが、先制点のシーン。

風間宏希のキックをニアで酒井崇一が合わせ、このボールがファーに抜けて小出悠太がトラップ。

このトラップ際を城和隼颯が回収しクロスを上げた…という流れだが、個人的に気になるのは城和が回収した際の杉本竜士の位置。

杉本城和のタッチの段階では間違いなくオフサイドポジションであり、論点はプレーに関与したかどうか…になる。

当初杉本はボールを回収しに行ったように見えるが、城和が自分でコントロールできると見ると任せて外に開いて行く。

つまりボールに向かっており、この動きがあったからこそエヴェルトンが立ち位置を内側に変えて城和の突破に繋がったのではないだろうか?

 

上記図のようにエヴェルトンはまず真横に動いて城和隼颯に対して背中からプレッシャーをかける。

しかし杉本竜士が下りてきたことで、スイッチして杉本が内側にカットインする可能性に備えて立ち位置を変更。

結果的に城和が自ら縦への突破を選択したことで、エヴェルトンは後手に回る。

 

と考えるとプレーに関与した…と言えるような気もする。

自分のレベルでは正解がわからないので、是非ともジャッジリプレイで取り上げてほしいところだが…。

MOM

この試合のMOMは中塩大貴としたい。

まずは値千金の先制弾。

しかもJ初ゴールとのことであり、群馬としてもJ2通算700ゴール目となるメモリアルゴールである。

ヒーローインタビューで自ら、「自分のミスからピンチを招き流れが仙台に行ってしまった」と語ったように90分を通して抜群の活躍だったとは言い難いが…それを差し引いても先制点は大きかった。

 

待望の追加点を奪った風間宏希も高く評価したいが、個人的には次点は佐藤亮となるだろうか。

いつも通り右サイドで躍動し、川本梨誉のこぼれ球を決めきっていれば彼がMOMだっただろう。

 

しかし最近の試合は特別目立った選手というのは少なく、交代選手も含めて全ての選手が高い水準でやるべきことをやっているように見える。

全ての選手が高い水準でプレーが安定しており、それこそが現在の好調に繋がっていると言えるだろう。

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