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【2024 J2第38節】いわきFC 対 ザスパ群馬【レビュー】

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※ザスパ群馬ファンによる、ザスパ群馬贔屓のマッチレビューです。

 

第38節はアウェーでのいわきFC戦。

前節はアウェーで大分を相手に、2失点から1点を奪うも…という展開でした。

1失点目は誤審とも言えるものではありましたが…立て続けに失点を重ねる癖など、今シーズンを象徴するような内容となってしまいました。

今節は最終戦ということで、今シーズンの集大成とも言える試合を見せて欲しいものですが…。

セットプレーの失点癖や、攻撃の形が作れないところなど…少しでも改善の兆しを見たいものです。

 

今回はそんないわきFC戦をレビューします。

スタメン・フォーメーション

いわきFC

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 1 田中謙吾
DF 6 坂岸寛大
22 生駒仁
34 大森理生
MF 8 柴田壮介
14 山口大輝
15 加瀬直輝
24 山下優人
40 下田栄祐
FW 10 有馬幸太郎
17 谷村海那

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 21 立川小太郎
DF 32 五十嵐聖己
MF 19 大西悠介
20 加藤悠馬
23 大迫塁
FW 11 ブワニカ啓太
38 熊田直紀

 

いわきは前節から3枚を変更。

まずは今シーズンで引退となるGKの田中謙吾がスタメンで起用。

他には石田侑資、西川潤が外れて坂岸寛大と下田栄祐がスタメン起用となった。

石田と西川はそのままベンチ外となっており、個人的には西川が見たかったところ。

注目は右のWBに入る加瀬直輝か?

DAZNのフォーメーション図では2トップの横に描かれるくらいに高い位置を取るWBがいわきの特徴の一つ。

特に加瀬は突破力とクロスがあるので、ここはキーポイントになるだろう。

 

ベンチを見ると気になるのはFC東京から育成型で加入した熊田直紀か?

加入からスタメンは2試合のみではあるが、全ての試合で出場しており試合終盤のキーマンと言える。

途中出場で何かをやりそうな選手なので、ここはしっかりと対応したいところ。

あとは大迫塁が気になるが、ここしばらくは出場機会を失っていたようである。

ザスパ群馬

スターティングメンバー

ポジション 背番号 選手名
GK 21 櫛引政敏
DF 5 川上エドオジョン智慧
34 小柳達司
36 中塩大貴
37 瀬畠義成
MF 6 天笠泰輝
7 和田昌士
9 北川柊斗
44 仙波大志
FW 14 川本梨誉
40 佐川洸介

ベンチ

ポジション 背番号 選手名
GK 42 石井僚
DF 3 大畑隆也
MF 15 風間宏希
17 山中惇希
FW 19 齊藤聖七
28 樺山諒乃介
32 河田篤秀

 

群馬も前節から3枚を変更。

出場停止から戻ってきた中塩大貴がスタメン復帰し、大畑隆也がベンチに。

樺山諒乃介に代えて北川柊斗がスタメン起用され、累積で出場停止になった平松宗のところには佐川洸介が入ることに。

正直、個人的には佐川が起用されるとは思っていなかった…。

いや、佐川の起用が理想だとは思いつつ、きっと武藤さんは河田篤秀を起用するんだろうなと思っていた…が正しいか。

気になるのは途中出場時のようにしっかりと起点になれるかどうか?

どうしてもスタメンからだと守備負担も多くなり、守備があまり上手くない佐川はそれで消耗してしまう心配がある。

 

ベンチは平松宗が出場停止で1枠空いたことで齊藤聖七が再びベンチ入り。

是非とも今節は少し長い時間起用してほしいところ。

中塩大貴が復帰し大畑隆也がベンチに戻ったことで、酒井崇一が再びベンチ外ということになった。

試合経過

【0~15分】アーリークロスからの失点

6分、いわきが右からのコーナーを得ると、山下優人が低いボールをペナルティスポットやや後方に送る。

ここに有馬幸太郎が入るもスルー。

更に後方に坂岸寛大が入るが…ここもスルーし、その奥で谷村海那がシュートを放つも小柳達司がブロック。

2つスルーが続くという非常に面白いセットプレーだった。

この2つのスルーに対してシュートブロックに入った瀬畠義成と、坂岸が接触しているが…これは正直悩ましいところか?

とりあえず判定はノーファールだったようで、坂岸は両手を広げて不満をあらわにしていたが…。

 

11分、今度は逆サイド、左からのコーナーキックをいわきが獲得。

こちらもキッカーは山下優人となり、送られたボールはストーンに入った佐川洸介を超えてしまう。

その奥で小柳達司が触ったか触らないか?そのまま後方に抜けると、生駒仁が頭で合わせるも大きく枠を外れていく。

山下のボールが素晴らしかったと言えばそれまでだが…佐川小柳と2人の頭の上を抜けてフリーで合わせられるのは頂けない…。

 

12分、大森理生からのパスを和田昌士がインターセプトしたものの、これが長くなってしまいボールはゴールキックの田中謙吾のところまで。

田中から一気に前方に送り込むと、競り勝ったのは群馬だったが…このセカンドでごちゃごちゃしたところで失いいわきボールに。

山下優人から縦位置で谷村海那が受けると、DFを背負いながら右サイドの加瀬直輝に展開。

加瀬が早いタイミングでゴール前に送り込むと、ここに山口大輝が飛び込んで先制を許してしまう。

山口のシュートがミートしなかったこともあり、櫛引政敏はタイミングを狂わされる形で動けず…。

川上エドオジョン智慧が必死にかき出そうとしたものの…間に合わずとなった。

あまりにもあっけなく失点した印象だが…やはりシーズンを通してこの位置のクロッサーに対してのプレッシャーが甘すぎる。

【15~30分】一方的ないわきペース

17分、中塩大貴から左の川本梨誉に広げるが…ここでロスト。

加瀬直輝が一気に群馬DFラインの裏にボールを送り込むと、谷村海那が胸トラップからループシュートを狙うが枠の左に外れてくれる。

この谷村のループは狙ったのか?それとも体勢が苦しいなか無理やり打ったシュートがループになったのか?

一瞬のカウンターということもあり、櫛引政敏の立ち位置もやや高く…ループが綺麗に枠に行ったら入ったかもしれない…。

シュートが打たれた瞬間に櫛引は見切っており追ってないので…もし枠に行くシュートなら必死に戻り触ったかもしれないが…。

正直「こういうので良いんだよ」というプレー。

いわきはDFは奪ったら常に前を見ており、FWはマイボールになった瞬間に裏を狙って走っている。

チームとして意思疎通がしっかりできており、これが狙えなかったら改めて後ろに下げて攻撃を作るという形。

群馬はなぜか(選手たちは狙っているのかもしれないが)前の選択肢がなく、最初から下げて攻撃を作るのが最初の選択肢となっている。

 

24分、大森理生から一気にロングボールが右サイドに展開されると、受けたのは加瀬直輝

ここも受けたところからアーリークロスを放り込むが、これは中央で合わずにファーに抜けてしまう。

しかし逆サイドで山口大輝がダイレクトで低く折り返す。

これは小柳達司がブロックするも、これが不運にも天笠泰輝に当たり谷村海那に当たり…谷村の足元に収まってしまう。

小柳天笠で挟み込むも、谷村が失わず粘りを見せて反転からシュートを放つ。

これを櫛引政敏が左手の指先で触れてコースを変え、クロスバー直撃し跳ね返る。

こぼれ球もいわきが回収したが、最終的には当てて出す選択でコーナーキックとなった。

小柳のカットが天笠に当たったのは不運だったが…挟み込んで奪えずに打たれてしまうのは…。

しかし櫛引良く触った、触れてなかったら間違いなく枠内だっただろう。

 

ここまでゲームは30分程経過したところだが、全くもって群馬はやりたいことができていない印象。

と言うか…相変わらずやりたいことが見えすらしないと言うべきか?

攻撃はいわきのハイプレスに苦しみ、出し所が見つからずに苦し紛れのロングボール。

今日は佐川洸介が最前線なので、ラフなボールでも時折佐川の能力で収めることはできるものの…その後のフォローや追い越す動きが無いため複数で挟まれて奪われてしまう。

いわきの寄せが速いのもあるのだが…群馬は相変わらず守備に重心が重く攻撃に切り替えた際に前に出れていない印象がある。

守備では前節は相手に持たせて…という見方ができたが、この試合は完全に持たれている状態。

取りどころが共有できておらず、受けに回って構えた守備のみとなっており…ノープレッシャーで自由にプレーさせてしまうシーンが目立つ。

【30~45分】攻守でやりたいことが見えない群馬

36分、パスを受けた有馬幸太郎が一気に縦に仕掛けるが…やや最初のタッチが長くなり中塩大貴と交錯。

ぶつかる前に右アウトで山下優人に出しており、中塩のファールを取られていてもおかしくなかったか?

(プレーオンの合図も無かったからノーファールの判定だと思われる)

受けた山下が左足でゴール前にクロスを送ると、有馬幸太郎が胸トラップからシュートを放つも小柳達司がブロック。

跳ね返りを北川柊斗山口大輝で競り合い、最初は北川優位であったが…山口が奪い返すと内側の柴田壮介にパスを繋ぐ。

柴田から再びゴール前にクロスを送ると、谷村海那が頭で少しコースを変えたか?

しかしこれは櫛引政敏が右足でファインセーブを見せる。

跳ね返りを坂岸寛大が回収するも、北川が身体を寄せて両者が転倒する形でゴールラインを割っていく。

うーん、なんで最初の有馬フリーなの?

谷村有馬が縦関係の位置を取っていたから、最終ラインと2列目の間ってのはあるんだけど…もう少し瀬畠有馬に寄せて立って良いのでは?

谷村には小柳が、その外の坂岸には川上エドオジョン智慧がマンマーク気味に付いていたわけで、瀬畠もラインは大事だけど…少し前に立ち位置を取って有馬をフリーにしないことを優先した方が良かったかと。

その後のセカンドも、谷村の消え方が上手かったのは事実だが…瀬畠は間違いなく谷村がいたことに気付いていないだろう。

この辺りは瀬畠が本職CBの選手ではないということもあり仕方ない部分かと思い、どちらかと言えば瀬畠をCBで使わざるを得ないチーム状況を作った強化部の問題と言えるか?

 

こうして前半はいわきに攻守で圧倒され、全くもって何がやりたいのかもわからないようなサッカーに終始。

スカウティングが外れたか、それとも監督の指示が実現できていないのか…その辺りはわからないが、ハーフタイムでなんとか修正しないといけない状況。

櫛引政敏(だけではないが)のおかげで1点で済んでいると言え、逆に言えばまだ1点なので後半に向けて立て直せれば…といったところか。

【45~60分】3枚代え

後半は群馬のキックオフでスタート。

両チームともにハーフタイムでの交代は無くリスタートとなった。

交代なしか…どこまで指示だけで立て直すことができたか?

 

53分、この試合初めてか?群馬がチャンスらしいチャンスを作り出す。

櫛引政敏から左サイドでボールを回すと、和田昌士から川本梨誉川本から天笠泰輝に落とす。

天笠がDF2枚を引き込んでから縦位置の佐川洸介に当てると、佐川がキープから右を上がる仙波大志へ。

仙波がフリーで受けるとボールを前に運ぶと、自身の前に流れた北川柊斗へのスルーパス、左側の川本梨誉への足元と選択肢があったものの…タイミングが合わなかったか北川に出そうとして出せなかった印象。

そこでやや時間を失ったが、更に右サイドを上がった川上エドオジョン智慧に展開すると、エドがダイレクトでゴール前に折り返す。

これが惜しくも川本には合わず、抜けた先で加瀬直輝が回収しクリアされてしまう。

エドのクロスに川本が飛び込んで触れていれば…といったシーンであった。

 

59分、いわきベンチが先に動く。

加瀬直輝に代えて五十嵐聖己坂岸寛大に代えて大迫塁と両WBを同時に交代。

五十嵐はそのまま、大迫は中央に入り山下優人が左WBに移ることになるだろうか?

それとも大迫はそのまま左に入るだろうか?

 

60分、群馬ベンチも動き、珍しく一気に3枚代えを行う。

和田昌士に代えて風間宏希川本梨誉に代えて山中惇希北川柊斗に代えて樺山諒乃介を投入。

風間がボランチに入り、仙波大志が1列前に出る形になるだろう。

 

この交代からどうやら群馬は守備時も3バックとしたか?

山中惇希が最終ラインに降りて5枚を構成しているように見える。

いわきの2FWに対してCB3枚で対応する形に変更…ということか?

いわきのWBと両シャドーを、群馬はWBとボランチでどう見るか…これをハッキリさせる必要がありそうだ。

【60~75分】なかなか流れを変えられず

64分、この時間になってやっと群馬が長くボールを持てるシーンが生まれる。

ここまで守備の時間が長く、奪ったあともカウンターが出せずに奪い返されるシーンが多かっただけに…やっと少しポゼッションできた1プレーであった。

最終的には左サイドから中央に折り返し、仙波大志がやや遠めからシュートを放つが…これは枠を捉えられず。

 

70分、群馬ベンチが2度目の交代を使う。

佐川洸介に代えて河田篤秀を投入する。

佐川はやはりスタメン起用で良さが出せず…となってしまった。

予想通りに守備に追われる時間が長くなり、持ち味が出せなかったと言えるだろう。

思うようにボールが出てこなくてフラストレーションを溜めているシーンもチラホラと見られたように思う。

 

73分、芝田壮介から浮き球で右サイドに送られると、五十嵐聖己からダイレクトで内側の有馬幸太郎へ。

有馬からリターンで五十嵐に向けてスルーパスが出るが、これは中塩大貴がカットしたようだが…これが谷村海那にナイスパスという形で繋がってしまう。

そのまま谷村がシュートに持ち込むが、これは櫛引政敏が弾いてコーナーに逃げる。

マイナスの良い位置に山下優人、中央に山口大輝、ファーには大迫塁と揃っており、どこかを使っても面白かった。

櫛引はファインセーブで間違いないが、本人としてはそのまま谷村が打ってくれる今回のパターンが1番守りやすかったのではないだろうか?

 

74分、このコーナーキックのリスタート前にいわきベンチが交代を使う。

芝田壮介に代えて大西悠介を投入する。

【75~90分】最後まで何も無かった群馬

77分、いわきが右サイドからのコーナーキックを得るとキッカーは山下優人

ニアに送られたボールを山口大輝が頭で合わせて追加点を許してしまう。

相変わらずコーナーキックで簡単に失点する…。

どうして簡単に前に入られてフリーで合わせられてしまうのか…。

ゾーンで守っているのだから、人と人の間のスペースに攻撃陣が入ってくるのは当然なわけで…。

守りにくいように後方から目の前に飛び出てくるのも当然わかっているハズだろうに…なぜシーズン通して修正できないのか?

ちなみにここには山口だけでなく有馬幸太郎も入ってきており、やや重なる形になっているが…まぁチームとしてしっかり狙ってきた証拠と言えるだろう。

 

78分、仙波大志が潰されつつも粘って河田篤秀に繋ぐ。

河田が上手くキープから、右サイドをフリーで駆け上がった川上エドオジョン智慧にスルーパスを送るも…これが長くなってしまいキーパーまで…。

エドにしっかりと通っていればチャンスとなっただけにもったいないミスと言えよう。

 

84分、同じタイミングで両チームが最後の交代を行う。

いわきは生駒仁に代えて加藤悠馬谷村海那に代えて熊田直紀を投入。

群馬は仙波大志に代えて齊藤聖七を投入する。

 

88分、右サイドで川上エドオジョン智慧がボールを受けると、右に流れた河田篤秀に縦パスを通す。

河田から齊藤聖七に向けてスルーパスが送られるも、これがズレて大森理生か?がインターセプト。

しっかりと跳ね返した形となり、縦にやや長いボールとなったが…これを山口大輝がダイレクトで更に縦に。

受けた熊田直紀もダイレクトで山口にリターンすると、更に山口がダイレクトで熊田にリターン。

これで熊田がフリーで抜け出すと、自分でも十分狙えそうな角度ではあったがゴール前に折り返す選択。

ここに中塩大貴有馬幸太郎が滑り込む形となったが…中塩は触れず有馬に当たってボールはゴールに吸い込まれてしまう。

点を取りに行った結果ひっくり返されたカウンター…と言うより、つまらないパスミスからのダメ押し弾と言えよう。

選手達は一生懸命やっているのだろうが…どうにも今シーズンはこういったやる気が見えない、勝とうという意思が見えないプレーが目立つ印象となってしまった。

それにしても山口熊田のダイレクト3本は見事の一言である。

 

こうしてある意味で…悪い意味で今シーズンの集大成とも言えるような試合内容で2024シーズンが幕を閉じることとなった。

ピックアップポイント

シーズンを終えて

今描いたように、まさに悪い意味でシーズンの集大成…シーズンのハイライトを見せられたような試合で今シーズンを終えたと言える。

この記事を書いている段階で、人事が多少発表されているので少しまとめておこう。

 

まずは社長兼GMに細貝萌が就任。

これにより現社長の赤堀さんが会長に、現会長の山田監督が相談役に就任することになる。

この辺りは色々と思う事があるだろうが…まずは細貝がザスパに残ってくれたことに安堵。

いきなり大きな役割となるのが心配だが…。

個人的には赤堀さんの成否を判断するにはまだ早いと思っており、この人事は特に不満は無い。

経営のプロである赤堀さんが経営面をしっかりとフォローし、サッカー選手であった細貝がGM業をメインに遂行できるような形になれば理想だろうか?

 

強化部では松本本強化部長が退任決定。

後任は内部昇格で佐藤正美さんと発表されており、アカデミーダイレクターの上釜広行さんがADと兼任で強化担当も務めることに。

まずは松本さんだが…これは仕方ない、妥当な判断と言うか…退任以外に選択肢がないだろう。

限られた強化費という足枷はあり、誰がやっても変わらなかった…という声もあるだろうが、この成績の責任は強化部が取らねばならない。

現場としては奥野監督、大槻監督と2人が責任を取る形で退任したわけであり、それでも好転しなかった以上強化部も責任を取らなければならないだろう。

そういう意味では松本さんと一緒に強化部を務めてきた佐藤さんでは変わらないのでは…?というのは無きにしも非ず。

ここはもうトップになったことで手腕を発揮してくれることに期待するしかないだろう。

 

上釜さんは…単純に兼任で大丈夫か?というところ。

人手不足なのか…予算が無いのか…誰も外部から来てくれないのか…。

その辺りは全く分からないが、アカデミーダイレクターと強化担当が兼任できるのなら…といったところ。

 

残る役職ポストとしては…今回発表が無かった営業部長の藤田さんか?

ザスパークのタニタ食堂やチアリーダー等々、色々な話があるが…真相はわからないのでその辺りは触れない。

営業部ということで個人的には成績面では特に責任問題は無いと思う。

今シーズン、果たしてスポンサーは増えたのか?収益は増えたのだろうか?

この辺りが評価ポイントになるのだろう。

 

現状あとは、現相談役のサンワの遠藤さんはどうなるのか?

山田耕介さんが相談役となるわけだから…というところ。

 

果たして来シーズンは良い方向に向いてくれるだろうか?

正直自分は内部事情を知らないので、何が悪くてこうなっているのかわからない…。

とにかくなんだか内部がゴタゴタとしている、ザスパという狭い山…狭い界隈での覇権争いが行われていて一致団結できていない…という印象がある。

細貝が社長兼GMになったことは喜ばしいが、ファン・サポーターの不満を逸らすための手と見ている人もいるだろう。

(監督としての能力が不足していたのは事実だが)奥野さんのように、ザスパのレジェンドを罵詈雑言で追い出すことにならないと良い…なんて思ってしまう。

MOM

この試合のMOMは櫛引政敏としたい。

ファインセーブ数本を見せ、さすが櫛引といったところ。

逆にこの試合はそれ以外に褒めるポイントが無い…という酷いレベルだった。

もうベテランの域に入っていると言って良いだろうが、まだ31歳(早生まれだからもうすぐ32歳)

個人的には是非とも来シーズンも残ってもらい、守護神として活躍してほしい選手である。

来季の編成がどうなるかはわからないが、J3ということで若手主体となるのではないだろうか?

そこに経験豊富な櫛引という存在は大きなストロングになるのではないかと思う。

 

控えメンバーも動向が全く読めないが、24歳の石井僚を始めとして26歳の真木晃平、23歳の近藤壱成と非常にバランスが良い今シーズンだったと思う。

今シーズンは石井が少し出番があったが(リーグ5試合)、是非とも来シーズンも櫛引を正守護神としつつも石井が虎視眈々とその牙城を崩すのを狙う…という良い意味でのライバル争いを繰り広げて欲しいところ。

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